ひのっき

あったかくてぐっすりでごはんがおいしくてよかったねうれしいねなんて小さなしあわせ探し雑記

箱根そばの朝そばはお得な美味

2017年07月11日 | 絵日記

朝ごはんどうしようとふらふらしていると、箱根そばの看板を発見。

朝食そばなるメニューがあり、310円でミニかき揚げと卵が乗っています。

かけそばが280円なのにこれはお得すぎと注文。

うーん、美味しい! 濃い出汁の旨味がそばに絡んで絶妙な美味しさ。

つゆを吸ったかき揚げがほろりと崩れ、そばの旨味にアクセントを加えます。

途中で玉子をそばに絡めて味変、黄身のコクと白身のまろやかさが加わり桃源郷の美味です。

うーん、朝からこの贅沢感は嬉しいなあ。

あー美味しかった!満足満足。

朝そばってのもいいものですねなんて朝食タイムでした!


「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」は生き方を考えさせる良書

2017年07月10日 | 絵日記
女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと
西原理恵子
KADOKAWA

西原理恵子先生の、「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」を読みました。

面白かったです。勉強になりました。

本作品は漫画家の西原理恵子先生から反抗期の娘さんへ送るエッセー集です。

自らの人生を振り返りながら、娘さんへのメッセージがつづられます。

何があっても仕事を手放してはいけません。 自分で稼げる仕事を持つからこそ、人は自由に生きられます。

結婚してもそれは同じ。 どうか仕事を手放さないで。

西原理恵子先生自身が経験したどん底、故郷での先の見えない貧困、結婚生活での終わりの見えないDV・・・。

理不尽な泥沼から抜け出す突破口を開くのはやはりお金。 血眼になって仕事を獲り、意地でも仕事を手放さなかったからこそ今日もご飯が食べられる。

王子様を待つんじゃなくて、自ら白馬にのり剣をとるための方法を考えよう。

年収1000万円の旦那を探すより、自分が年収500万円稼いで年収500万円のパートナーを探そう。

お寿司も指輪も自分で買おう。その方が人生楽しい。

人の生き方について、じっくり考えさせてくれる良書です。


ローストビーフは貴族の矜持と日本カレーの母の悲願

2017年07月09日 | 絵日記

渋谷将泰庵でランプ芯のローストビーフをいただきました。

わさびを載せて、岩塩をちょいとつけてぱくり。

うーん、美味しい!赤身肉の旨味がぎゅっと詰まった究極の美味にワインがこくこく進みます。

ローストビーフは、イギリスの重要な伝統料理です。

イギリスでは伝統的にキリスト教の安息日である日曜日の午後に、最高のご馳走としてローストビーフを食べる習慣がありました。

肉が十分に賄えない貧しい家庭でも、ヨークシャー・プディングを大量に添えるなど工夫してそれでも安息日にローストビーフは欠かしたくないというソウルフード的な位置づけだったようです。

貴族にはサンデーローストという、日曜日に牛を丸ごと屠ってローストビーフを焼く習慣がありました。

日曜日に客を大勢招いて贅沢にローストビーフをふるまうのが貴族としての矜持で、月曜日から土曜日はその残り物でつつましく食べるのが嗜みでした。

でまあ、曜日が進むにつれ食材のお肉が古く切れ端となっていき食卓が貧相になります。

誇り高いイギリス貴族は文句を言わず、固く固くなり臭いも怪しくなった切れ端肉を黙々と食べました。

この辺の文化が、「イギリスには美味しい食べ物がない」というイメージの源泉となったようです。

さて、この問題を解決する革命的な料理が遠くインドで発見されます。

カレー。

香辛料をふんだんに使ったこの魔法の煮込み料理は、古いお肉の臭みを消し、固くなった切れ端肉をも極上の美味に仕立て上げました。

サンデーローストの残り物肉を美味しくいただくためのレシピとして、イギリス風カレーが劇的な発展を遂げます。

このイギリス風カレーは東郷平八郎らの英国留学生、また横浜の外国人街レストラン等から国内に伝えられ、今の日本風カレーの礎となりました。いわゆる日本カレーの母が英国風カレーで、その源流がローストビーフの余り肉を美味しく食べたいとの悲願です。

伝統をつなぐ強固な意志と誇り、より美味しいものが食べたいという人類の悲願、尊いですねなんてローストビーフタイムでした!


「藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義」から覗く資本主義の顔

2017年07月08日 | 絵日記
[改訂新版]藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義 (光文社新書)
藤巻健史
光文社

「藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義」を読みました。
面白かったです。勉強になりました。
本作品は、一般や学生向けに開いた金融マーケットセミナーの講義録です。
金融知識0の状態を前提に、噛んで含めるように教えてくれるので大変分かりやすいです。
金利スワップや、先物オプションの仕組みや稼ぎ方を丁寧に解説します。
これまでこういった金融取引って、欲望に飢えた金の亡者がぼろもうけするための手段と言ったイメージがありましたが、これがないと経済が回らないということが丁寧に説明されます。
例えば1ドル=100円の時に日本の自動車会社が100億円分の車をアメリカの販売店に1億ドルで売り代金を一年後に受け取る場合。
自動車会社は為替のリスクを負いたくないので、「1年後に1億ドルを100億円で売る権利」を買いたいと思います。
例えばその権利が1億円だとしても、99億円の売り上げが確定し為替リスクが切り離されるなら自動車会社は助かります。
こういった取引がいつでもできるのは、欲望に飢えた金の亡者たちがリスクをとるからです。
米ドルやユーロ、日本円等のメジャー通貨にはディーラーやファンドなどの亡者たちが沢山いるのでスピーディーに必要な金融取引が完了します。

金の亡者たちは時には政府へも牙をむきます。
1992年に発生したポンド危機では、イングランド銀行がジョージソロス率いるヘッジファンドのポンド売り攻撃に負けてポンドが急落しました。
勝ったジョージソロスは20億ドルもの巨額の利益をあげ、負けたイギリスはポンドからユーロへの切り替えを断念せざるを得なくなります。
しかし皮肉なことに安いポンドのおかげでイギリスの輸出産業がうるおい、どん底だったイギリス経済が復活しました。
発生当時は「ブラック・ウェンズデー」と言われた9月16日は、今ではイギリス経済を救った「ホワイト・ウェンズデー」とも呼ばれているそうです。

この成功を見た世界のヘッジファンドたちは、2004年に日本の円をターゲットにした円買い攻撃を仕掛けます。
これを受けて立ったのが財務大臣谷垣禎一。日本銀行は一日一兆円規模の円売り介入をコツコツと続け、ヘッジファンドたちの資金を枯渇させました。一説にはこのとき世界で2000社以上のヘッジファンドが倒産したとも言われています。
見事勝利した日本銀行ですが、皮肉なことにこの介入で市場にばらまいた大量の円が未曽有の金余りを生み、日本経済は様々な問題に悩まされることになりました。

勝負に勝って試合に負ける、その逆もまた然り…か…。

人間の欲望をエンジンに経済を回すための様々な仕組み、資本主義の危うさと力強さに思いを馳せた読書タイムでした!


「甘々と稲妻」はほんわりふわふわな良作

2017年07月07日 | 絵日記
甘々と稲妻(9) (アフタヌーンコミックス)
雨隠ギト
講談社

本日発売の「甘々と稲妻」9巻を読みました。

面白かったです。じんわりほんわりしました。

小学生になった女の子。

クラスで発生した男子と女子の対立、別の小学校に行った友達との関係など、様々な問題に体当たりでぶつかります。

本巻のメインイベントは肉じゃが制作。

やる気に燃える小学一年生は、大人の手を一切借りずに肉じゃがを完成させることができるのか!・・・というお話。

子供が一人でやり遂げようとしているときは、つい手を貸したくなる大人側の忍耐こそが肝要とのお話にそうだなあと納得。

ふんわりほわほわ温かい気持ちになれる良作です。


表参道モンスーンカフェは本格ガパオごはんの美味

2017年07月06日 | 絵日記

すきっ腹を抱えて表参道をうろうろしていると、オサレなカフェを発見。
モンスーンカフェ。
サラダランチ1000円の表示に、表参道でそれはお手頃と入店。

店内もオサレ。平日の昼間からビールをたしなむおしゃれな人々が談笑します。

ガパオごはんランチ到着。

結構ボリュームありますね。

ガパオごはん美味しい!

甘辛く炒めたエスニックな鶏肉と野菜の旨味が、パラリと炊かれたタイ米の甘味に絡み絶妙な美味しさ。
もりもりご飯が進みます。
また半熟目玉焼きの黄身をトロリ割って軽くかき混ぜると、まろやかさとコクが加わり涙目の美味に昇華します。
サラダもさっぱりと美味しく、ガパオごはんの美味を引き立てます。
そしてワインボトルサイズで供されるジャスミンティーが嬉しく、乾いたのどをごくごくと爽やかに潤します。

あー美味しかった!満足満足。
今のカフェごはんって本当にレベル高いなあ。

店員さんの雰囲気もよく椅子の座りごこちもよく、休日ならビールを飲み飲み半日でも居座ってしまいそう。

流石はカフェ激戦地表参道ですねなんてオサレランチタイムでした!


朝の表参道は長蛇の行列

2017年07月05日 | 絵日記
朝の表参道を歩いているとすごい行列を発見。

無線機を装備した黒シャツのスタッフ達が、軽く千人以上は続く行列を整理してます。
聞けばルイ・ヴィトンの行列とのこと。シュプリームとのコラボが話題になってたけど、それがお目当てなのかな。
南青山へ延々と続く長蛇の行列、ブランドの限定品って好きな方にはたまらない価値があるんでしょうねなんて表参道タイムでした!

メンチカツはボリュームお肉の満足感

2017年07月04日 | 絵日記
今日のランチはメンチカツです。

うーん、美味しい!
カラリと揚がった衣に詰まったジューシーな挽き肉にウスターソースの旨味が絡み桃源郷の美味です。
メンチカツはボリュームお肉の満足感が素晴らしいですね。
メンチカツは「ミンスミートカツレツ(minced meat cutlet)」の略で、明治時代から洋食屋さんや肉屋さんで出されていました。
minced→ミンチ→メンチの三段活用で、誰がメンチと言い始めたのかは残っていません。
おそらく「ミンチ」カツという言葉の生々しさを嫌った誰かが言い換えたのだと思います。
ハンバーグも「ミンチ焼き」という名前の料理だったらまた別の味わいだったかもですねなんてメンチタイムでした!

イカの塩辛とホカホカご飯は感謝の食卓

2017年07月03日 | 絵日記

美味しいですよね。
イカの塩辛。
ホカホカご飯に乗せて食べれば、どんなご馳走にも負けない極上の美味です。
これにお味噌汁と納豆でも加われば、世界中のどんな宮廷よりも贅沢な食卓となります。
はー、美味しい。日本に生まれて本当によかったなあ。
さて塩辛の歴史は深く、日本では平安時代、中国では周の時代の記録に残ってます。
江戸時代にはほぼ今の塩辛と変わらない製法が確認されてます。
単純に身を塩に漬けるのではなく、内臓と一緒に漬け込んで発酵させるのがキモですね。長期保存と更なる美味を両立させる素晴らしい技法です。
先人たちの工夫と知恵の積み重ねの末に今日の素晴らしい食卓がある、有り難いですねなんて塩辛タイムでした!

いなばチキンとタイカレーグリーンは色々本場っぽい美味

2017年07月02日 | 絵日記

スーパーをぶらぶらしていると、缶詰コーナーに目が釘付けに。
いなば チキンとタイカレー グリーン。


「あったかご飯にかけるだけ」

以前は確かこんな表示はなかったはず。

ぬう、おつまみの名門いなばも遂に「ごはんのおかず」路線へ舵を切ってきたか。

138円ならお手頃なりと購入。

帰宅して冷凍ご飯をチンして中身を開けてみます。

ふむふむ。ゴロゴロと大きな具材は焼鳥缶のトップブランドいなばの面目躍如ですね。

 

うん、美味しい。

青唐辛子の辛みとココナツミルクのマイルドなコクが絡み、タイカレーならではの絶妙な美味しさ。

鶏肉も流石いなばの美味で、ご飯がもりもり進みます。

砂糖の甘みがあるのは、タイのスタッフが日本用にアレンジしたのかな。

ちなみにタイではカレーは煮込み料理の1カテゴリーで、カレーライスという概念は薄いそうです。

日本でいえば肉じゃがとかシチューとかをごはんにかけて食べる感覚なのかもです。

もともとお酒のつまみとして開発した缶詰をそのままかけご飯用に転換したらしいこの商品、そのあたりもタイっぽいかもですねなんてグリーンカレータイムでした!