ひのっき

あったかくてぐっすりでごはんがおいしくてよかったねうれしいねなんて小さなしあわせ探し雑記

サンドイッチは名前の不思議

2017年07月01日 | 絵日記

休日のランチにコンビニでサンドイッチと缶ビールを購入。

ところでハムサンドは、セブンイレブンでもファミリーマートでも「ジューシーハム」との商品名です。

燻製肉のハムがジューシーとはこれいかに。

うーん、サンドイッチ美味しい。

しっかりハムの旨味にきゅうりと玉ねぎのシャキシャキ感、そしてマヨネーズのコクが絡み絶妙な美味しさ。

ビールがグイグイ進みます。サンドイッチてビールのつまみとしても秀逸だなあと思います。

さて、パンに具材を挟む料理そのものは、パンが誕生した数千年前からあったものと考えられています。

しかしこの食べ物は英語なら「bread and meat」 とか 「bread and cheese」とかそのまんまの名前で呼ばれていました。

それが18世紀になって、突然「サンドイッチ」と呼称されるようになります。

で、この名前は18世紀の貴族「4代目サンドウィッチ伯爵ジョン・モンタギュー」にちなむものらしいのですが、なぜこの料理にサンドウィッチ伯爵の名前が付けられたのかが謎となっています。サンドウィッチ伯爵がトランプ賭博をやりながら片手で食べられる料理として指示したとの説が有名ですが、彼は賭博をやらず超多忙だったこともあり「違うんじゃね?」と言われています。

このサンドウィッチ伯爵、抜群に有能で著名な政治家でハワイ諸島もかつてはその名にちなんで「サンドウィッチ諸島」と呼ばれてたぐらいなので、単に人気にあやかってつけられたのかもです。

日本では初めてのパン屋が開かれた明治初頭から売られていました。日本で生まれたサンドイッチとしては昭和10年に発売された井泉の「カツサンド」が有名です。また現在の日本で一番メジャーないわゆる三角形のサンドイッチは、昭和36年東京茗荷谷で発売された「婦連パン」が最初と言われてます。

数千年特定の名前がなかった普遍的な料理に、18世紀に突如として何の関係もない人物の名前がつけられて21世紀にいたる、名前って不思議だなあなんてサンドイッチタイムでした!