ひのっき

あったかくてぐっすりでごはんがおいしくてよかったねうれしいねなんて小さなしあわせ探し雑記

肉詰めピーマンは願いの美味

2017年07月19日 | 絵日記

さっちゃんが肉詰めピーマンを作ってくれました。

うーん、美味しい!
肉汁たっぷりでジューシーな挽き肉の旨味に玉ねぎの甘味、ピーマンの爽やかな苦味が絡み絶妙な美味しさ。
ご飯がもりもり進みます。
お惣菜にお弁当に、今や日本の食卓にないと寂しい定番料理です。

肉詰めピーマン、スタッフドピーマンの歴史は古く13世紀には文献に登場します。

挽き肉にして野菜に詰める料理はファルスと呼ばれ、欧州や中東では固い肉を美味しく食べるための定番レシピでした。

日本で肉詰めピーマンが初めて商業提供されたのは、昭和24年創業の新宿鳥繁だと言われてます。
ただ現在ご家庭で食べられている肉詰めピーマンのレシピは、西洋の伝統的なスタッフドピーマンから直接来ていると考えられています。
NHK今日の料理や主婦向け雑誌などで紹介され、見た目、味、栄養の三拍子揃った家庭料理としてあっと言う間に定着しました。

そのままでは固い肉と苦いピーマンが、工夫を施され組み合わさることで極上の美味と滋養を獲得した。より美味しくという人類の願いに想いを馳せたピーマンタイムでした!