女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと | |
西原理恵子 | |
KADOKAWA |
西原理恵子先生の、「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」を読みました。
面白かったです。勉強になりました。
本作品は漫画家の西原理恵子先生から反抗期の娘さんへ送るエッセー集です。
自らの人生を振り返りながら、娘さんへのメッセージがつづられます。
何があっても仕事を手放してはいけません。 自分で稼げる仕事を持つからこそ、人は自由に生きられます。
結婚してもそれは同じ。 どうか仕事を手放さないで。
西原理恵子先生自身が経験したどん底、故郷での先の見えない貧困、結婚生活での終わりの見えないDV・・・。
理不尽な泥沼から抜け出す突破口を開くのはやはりお金。 血眼になって仕事を獲り、意地でも仕事を手放さなかったからこそ今日もご飯が食べられる。
王子様を待つんじゃなくて、自ら白馬にのり剣をとるための方法を考えよう。
年収1000万円の旦那を探すより、自分が年収500万円稼いで年収500万円のパートナーを探そう。
お寿司も指輪も自分で買おう。その方が人生楽しい。
人の生き方について、じっくり考えさせてくれる良書です。