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ヒーメロス通信


詩のプライベートレーベル「以心社」・詩人小林稔の部屋にようこそ。

ワークショップ「ひいめろすの会」第三期第二回開催のお知らせ。

2015年06月14日 | お知らせ

ワークショップ(「ひいめろすの会」第三期)のお知らせ

第二回萩原朔太郎研究

ナビゲーター 小林 稔

Ⅰ自室歌集「ソライロノハナ」の冒頭解説

 〈ロマンチスムの破綻〉

Ⅱ「愛憐詩篇」における実存意識

Ⅲ「浄罪詩篇」における宗教性について。

Ⅳ「月に吠える」の構造

Ⅵ「郷土望景詩」から「氷島」を貫く「風霜の志気」

 〈朔太郎が受けた自然主義思潮の影響〉

平成二十七年六月二十一日(日)午後二時から四時

場所・カフェ銀座「風月堂」二階(みゆき通り)

参加費千円

ヒーメロス会員は自由に参加できますが、非会員の方は資料準備のため事前通知をお願いします。

連絡・08031508958コバヤシミノル

注記

詩誌「ヒーメロス」30号の原稿締め切りは六月三十日。


ワークショップ「ひいめろすの会」第三期開始

2015年05月22日 | お知らせ

ワークショップ「ひいめろすの会」第三期のお知らせ

~現代詩の源流を求めて~

萩原朔太郎 金子光晴 西脇順三郎 鮎川信夫の四人を中心に

各三回ずつ一年にわたって、小林稔が毎月ナビゲートします。

対象―ー原則としてヒーメロス会員。会員以外の場合は事前に連絡が必要。

参加費ーー1000円

萩原朔太郎研究第一回

五月十六日 午後二時から四時・神楽坂、上島珈琲店にて。

既に終了しました。

テーマ

1、詩人朔太郎誕生

  十六歳に初めての短歌を「上毛新聞」に投稿してから、十二年後の自筆歌集『ソライロノハナ』製作まで。

  以後、「愛僯詩篇」『浄罪詩篇』の詩作に入る。

2、『月に吠える』前半の「イマジスチックのヴィジョン」について。

  山村暮鳥『聖三陵玻璃』、ランボーの錯乱の詩法との比較。

3、ヨーロッパ詩からみた日本近代詩の航跡。

    ボードレールと朔太郎の比較。

4、現代詩的とは何か。

 

次回

萩原朔太郎研究第二回

6月第三日曜

近日中に場所、テーマをお知らせします。

 

詩誌「ヒーメロス」30号の原稿締め切り 6月末。7月上旬に発行予定。


以心社刊行のお知らせ。小林稔評論集『来るべき詩学のために(ニ)』

2015年05月04日 | お知らせ

以心社からの刊行のお知らせ

2014年、小林稔評論集『来るべき詩学のために(一)井筒俊彦研究「意識と本質」を読む。付デリダ論序説』を発行しました。その二弾として『来るべき詩学のために(ニ)「意識の形而上学を読む。』を予告していましたが、それを来年(三)として刊行し、その前に今年度は『来るべき詩学のために(ニ)ポエジーの泡立つところについて。』を刊行します。その後は「自己への配慮と詩人像」と続いていきます。

評論集『来るべき詩学のために(ニ)ポエジーの泡立つところについて。』 

目次

   はじめに 

Ⅰ 書評

一 プラトン哲学の将来―三・一一以後の世界に向けて

      藤沢令夫『ギリシア哲学と現代』(岩波新書)

二 ディオニュソスの系譜

      酒井健『バタイユ』(青土社)

三 情念のエクリチュール

      小説『ショパン 炎のバラード』

       ロベルト・コトロネーオ 河島英昭訳(集英社)

Ⅱ エセー アンテロースの恋 付・ミケランジェロの詩/自註

Ⅲ 詩集評――ポエジーの泡立つところについて。

  『朝倉宏哉 詩選集一四〇編』(コールサック社)

   詩集『白蛇』(天使舎)自註への試み。

Ⅳ ワークショップ「ひいめろすの会」報告

      ヒーメロス通信・前編/後編

      萩原朔太郎   /金子光晴   /西脇順三郎   /鮎川信夫

Ⅴ 同人誌評 

 斎藤征義「三陸鉄道北リアス線」・橋本征子「柘榴」/二宮清隆「王冠」・中尾敏康「義眼」

 大羽 節「コンテナ」/柳生じゅん子「城内一丁目」/三井喬子「血の音が」

 朝倉宏哉「シューズ」・清水正吾「怒り」/北条裕子「無告」/佐々木英明「若いおんなと老人」

 鈴木東海子「朗読の人」/山口健一「十一月の飛べない鳥たち」/米川征「板金工場」

 柏木勇一「叫ぶ母」/木野良介「肉、それも食肉について」/日笠芙美子「水の  家」

 高橋次夫「灌仏会の日に」/武田弘子「無人駅」/柏木勇一「八月」/北条裕子「半双の夏」

 野木京子「紙の扉」・瀬崎祐「洗骨」/上野菊江「聖なる丘」・大塚欽一「彼らはいつも」

 平野充「祈祷書」(鳥)・朝倉宏哉「鬼首行き」

Ⅵ 雑記

   高橋睦郎『詩歌の国の住人として』を読んで。  /誤読の活用  

 ランボーのこと  /ジャズと詩作  /詩誌『kototoi』を読んで。  

 生成する音楽、ビートルズ  /柄谷行人『トランスクリティーク』を読みながら考えたこと。  

 柄谷行人『哲学の起源』を読んで。  /現代詩のデフレスパイラル  /息子を亡くした父親の悲しみ。

 砂漠から来た男  /編集後記から  /詩の相互批評について。  /  

 若き闘士、羽生結弦よ。  /想像力と勇気  /『来るべき詩学のために』(一)についての自註

後記


詩誌「ヒーメロス」29号発行なる!

2015年04月12日 | お知らせ

詩誌「ヒーメロス」29号4月15日発行

タペストリー 7 小林稔

住所録      朝倉宏哉

イニシエーション 高橋紀子

出奔       高橋紀子

長期連載エセー『自己への配慮と詩人像』(二十一)

         小林稔

編集後記

以心社出版目録  小林稔

発行所 342-0056

    埼玉県吉川市平沼226-1

    小林稔(以心社)

頒価500円

 

 


ヒーメロスへのお誘い

2015年01月04日 | お知らせ

 

 明けましておめでとうございます。昨年中はお世話になりました。

平成10年に創刊しました個人詩誌「ヒーメロス」は、今年で17年を迎え、初心にもどり原点を見つめ直し、かつ新しく出発していこうと考えます。

 

さて、今年からヒーメロス規約を設けます。一方的に見知らぬ書き手、読み手に送ることはしない。つまり無料だからといって、公的機関を除き、相手の意志しないところに送られてきても迷惑でしょう。食欲を起こす前に目の前に食べ物を並べられても食指は動きません。なによりもこちらと相手とのこれから続くであろう交流を閉ざしてしまうことになりかねません。ブログにおいても公開しない場合があります。

 

規約―定期予約購読者を募ります。一年に原則として4回発行します。郵送料を含んで一冊500円×4=2000円が年間購読料となり、希望者には郵便口座に振り込んでいただきます。終了した時点で、ヒーメロス会員とし、会員証を発行します。年2回を作品特集号にして、購読者に発表の機会を提供します。掲載希望をこちらに伝えるか、こちらからお誘いすることもあります。掲載料はⅠページ一律2500円になり、掲載の可否は、編集者に一任されます。合評会に参加することもできます。また、「ヒーメロス」の発行元である「以心社」で個人の作品集を製作することができます。詩誌「ヒーメロス」はその都度5部配布され、それ以上は一冊400円で購入することができます。また、いつも同人雑誌を送っていただいている方には、こちらからこれまでのように一部を送らせていただきます。

 

振込先―ゆうちょ銀行 10340-28529771 コバヤシミノルです。確認次第会員証を送ります。一人でも多くの人たちと、意志の通じ合えるコミニケーションができることを望んでいます。よろしくお願いします。