東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

塾選びに失敗したくない時

2015-12-04 08:23:01 | 学習塾

面談の合間を縫うように生徒さん達が私の所に来てくれます

中学生は遠慮がちですが、高校生はもう長い付き合いなのでいろいろな話をしに来ます

 

ある生徒さんが「面談の時間が長いね」と言います

確かに1時間半ほど話している事が多いです

でも、せっかく来て頂いたのですから、お聞きしたい事やお話しておきたい事は沢山あります

ご家庭での様子、塾での様子、学習の弱点や得意な事、性格について、そして進学について

塾でのエピソードやご家庭での変化に付いては思わず笑ってお話しする事も多々あります

生徒さん達はそんな長い面談で私と自分のお母さんがとても親しくしている事を嬉しく感じている

場合が多いんです

 

ある生徒さんが

「塾選びに失敗したくなかったんだ」と言います

小学生の頃から塾に通っていた生徒さん

「体験に行くとその後の勧誘とかがうるさいから、入りたくなくても入っちゃう事とかあって、嫌だったから

今回は失敗したくないってすっごく思ってた。」

確かに私も同じような経験を親としてした事がありました

「それでも、行って良かったって思えればいいんじゃない?」と聞くと

「そりゃ良ければいいよ。でもね、今まで行ってた塾で本当に良かったと思った事はないんだ。」

「なんで?」

「教えてもらってもわからないんだもん。なんかその場しのぎって感じでよくわかんなくて

ママにはあの時言えなかったんだけど、もうどうでもいっか!って思うようになっちゃったし、教えてもらっても

わからないって事は自分が馬鹿なんだな・・とか思ったよ。」

「なんでママに言わなかったの?」

「だって他に行ってもまた同じ事のくり返しだと思ったし、講師の先生とお喋りしてれば楽しいしね。」

その言葉を聞いて、今回の面談でのあるお母さんとの会話を思い出しました

 

当教室の生徒さんのご兄弟が通われている塾の話をされた事です

「宿題で解き方がわからなかったから質問しても、結局わからないまま帰ってくるんです。

それでちょっと拗ねてしまって『もういい』となるんです。」

「その事は塾長には話されましたか?」と聞くと

「ご指導されているのが塾長先生なので・・」との事

解答書に書かれている解説を読むだけで、他の解法を提示したりという事がないというのです

 

子どもは教えてもらっても理解できないと自分のせいにしてしまう所があるんですね

なので、指導の質を考える前に、”自分が理解できない事が悪い”と思ってしまって諦めてしまうのでしょう

しかし、そのままにしてはいけませんよね、その塾に通い続けるならきちんと要望を出して改善してもらう事が必要です

転塾は費用がかかりますし、学習環境をコロコロ変えるのはあまり良いとは思えません

 

そんなご兄弟がいらっしゃるのですが、こちらに通って頂いているお子さんについては

私もビックリするほどの変化があったそうです

「今までは普段も”ぶすっと不機嫌そうな顔”をしていたんですが、こちらに通い始めてからニコニコと明るくなったんです!

学校では目立つ事を極力避けて来た子でしたが、成績が上がるにつれて自信がついたのか、クラスをまとめる役割を立候補

したりして私もビックリしましたし、お友達と全く遊ばなかったのに遊ぶ約束をして帰ってくるようになりました。こんな事は初めてで

『こちらの塾を見つけて良かったね!見つけたお母さんに感謝してね!』とよく話し合っているんですよ。」

なぜ私がビックリしたかと言うと、塾ではとても明るいお子さんで人懐っこくて活発・・そんなイメージだったので学校や家庭でそんな態度だったとは

思いもしませんでした

この生徒さんは国立に通っていますので、公立で学ぶ内容と比べるとやはり難易度が高く、理解して進めなくては直に追いつけなくなってしまいまいます

なので学校で出された宿題でわからない問題は自習の時に講師に質問しています

板書しながらしっかり説明してくれる事がとても嬉しいようでそんな時もニコニコで解説を聞いています

 

当たり前の事を書きますが

わかるように教えてもらえなくては意味がありません

出来ない事が出来るようにならなくては意味がありません

ただ、テストに直に結果が出ればいいですが、テストには複合的要素が必要です

タイムアウトしたり、計算ミスをしたり、焦ってしまい問題をちゃんと読まなかったりと言った事が原因で

得点に繋がらない事もあるでしょう

大切な事はお子さんが「理解しているのか?」ということです

 

テスト結果を持って来る生徒さん達に私が聞く事は

「解き方がわからなかった問題は幾つあった?」です

その質問に殆どの生徒さんは

「ない」

と答えます

それでも満点を取れないのは、ミスや読み違い等が原因なので今後の対策に付いてアドバイスします

もちろん、解法がわからなかった問題については授業で解説となります

学校のテストや宿題ですから、解答・解説書等はありません

しかし、それでも理解できるようにご指導できるのが当教室の講師陣の凄い所ですね!!

 

理解させる力を持った講師がいる事が失敗しない塾選びのポイントです

この冬期を迎えるにあたり、塾を選んでいらっしゃいましたら

ぜひ講師陣の質をよく見て選んで下さいね


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