河合模試や駿台模試の結果が重たくなって来ている時期
良い数字を出せた生徒さん
思うように出せない生徒さんそれぞれで、やはり緊張感も高まって来ています
上の写真は今回の河合模試の結果です
順調に伸びている事がわかりますね
しかし、講師陣も本人も「順調ではあるけれど、まだバラツキがある」と納得していません
数ⅠAは満点でしたが、その他の教科をもう少しとっておきたかったですね
ただⅡBは81点でしたが、偏差値は69でしたので力はついていると判断できます
この生徒さんは高校受験の時からお預かりしているので
”「受験」に向けた姿勢”は完成度が高いと思っています
中学の時から運動部に所属し体力もあります
ここまでの学習で迷いもあったとは思いますが
精神的にそこまで追い込まれているようにも見えません
何方かと言えばまだ余裕がある方でしょう
この生徒さんが私たちの教室に来たのは中学2年生の頃でした
成績は本当に普通で偏差値も50前半でした
とても素直な性格ですし、面白かったのは
この教室を探して自分から「ここに行く」と言うので・・
とお母さんからお聞きした事です
お母さんは素直で真面目であれば良いと言う普通の方です
なので熱心に勉強するようになった姿にビックリされていました
そして当時を振り返って生徒さんは「勉強しろとは一度も言われなかった」と先日話してくれました
この生徒さんが国公立を目指すようになったのは
実は中学のときです
東工大の講師から教わった経験から自分も・・と思ったそうです
受験生にとって、受験指導をする講師が一番の頼りです
適格な指導は授業だけでなく、自習の仕方から選ぶ教材まで細部にわたって指導します
その指導を本当に信じてカリキュラムをこなして行く事で
結果が数字に表れ、自信に繋がり意欲をかき立てるのでしょう
授業の前後での会話から大学生活への夢も膨らみ
モチベーションも維持され、目標に向かってまっしぐらと言った感じです
この生徒さんの場合は学校の取組みも素晴らしいと思います
なので学校と塾の相乗効果が非常に大きいです
辛い受験期もこうして皆が過ごす事ができれば良いのですが・・
全員がこうして順調そのもの!となる訳ではありません
理由は複雑ですが学校の取組みがどうであるかは大きく響きます
また指導者がどこまでのレベルを指導できるかは非常に重要です
そして指導者がどれだけ熱意を持っているかも大切ですね
そうした環境が整っている事が大切ですが
生徒さん自身の精神力の強さや体力も関係して行きます
成績は常に右肩上がりで進んで行くとは限りません
落ち込むときも当然あるものです
その時、どうたて直すか?が肝心です
受験生にとってこの時期は既に「細部の調整」となります
本当に細かい所にまで指導を入れ、万全に体勢を整えて行く訳ですが
その行程で精神的に参ってしまったり、ネガティブになってしまうこともあります
気持ちが負けてしまうと良い結果を出す事も出来ませんよね
私は最後の本番は気持ちの勝負のような感覚さえ覚えます
冬期講習はまさしく最終調整です
その準備も進んでいます
こうした受験生の姿を目にしている次の学年のみなさんにとって
とても良い刺激にもなっています
よいお天気になりました
上を向いて歩きましょう!