いろいろな先生方の記事を拝見させていただいています
最近高校の先生、特に管理職の先生の記事を読ませていただいています
都立高校の抱えている問題に多く触れ、先生のご意見が書かれています
(都立高校の抱えている問題点を指摘された本も出版されています)
そうした問題点とは裏腹に近年の都立人気は目を見張るものがありますが
その実態はどうなのでしょう?
東京都の教育向上に関しては石原都知事の頃の方が良かったっと仰っています
それでも、過労で亡くなられる先生、精神疾患になられる先生が後を絶たない理由は
その忙しさにあると分析、さらに今年予算増額を見込めないままの
教育の質の向上を強いられているなど、とても良い職場環境ではないように思います
都立高校だけではなく
校外の専門機関に校内のトラブル(いじめや学力低下など)を丸投げして
してしまう公立の体制を危惧されています
塾に通わなくては学力の向上や維持が出来ない現状は
やはりおかしいと塾を経営する私でも感じます
ゆとり教育があったとは言え学力の低下は深刻な問題となっています
その中で生活を切り詰めるなどしてでも塾に通った生徒さんだけが
高学歴になり良い職に就くと言う図式はあまり好ましくはないですよね
新都知事となり教育予算が停滞したということは
都立高校の教育の低下を意味するのではないかと思います
(上位の生徒さんだけが伸び、二極化が進むのではないかという意味です)
都立入学を希望されているご家庭にとっては不安材料となる話ですが
そうした現実もある事を踏まえて進学させていただきたいと思います
生徒への思い入れがあり、懸命に働かれている先生ほど
精神疾患や最悪命まで落とされている現状になんの対策もされていない、との記事を読み
その組織の中に我が子を預けるのですから
「もう高校生だから学校に親が関わるのは・・・」
「もう高校生だから自分の事は自分で・・・」
といった考えを持たず、ぜひ積極的に関わり、お子様の将来を見守ってあげて欲しいと思います。