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アメフト観戦記や読書日記を綴っていましたが、最近は古墳(コフ)ニストとして覚醒中!横穴式石室をもつ古墳にハマっています。

2017 関西学生アメフト 立命VS関学

2017-12-02 23:12:08 | アメリカンフットボール
 2017年度関西学生アメリカンフットボールリーグもいよいよ最終戦。立命館大学パンサーズ、関西学院大学ファイターズともに6戦全勝、勝った方が、関西学生リーグの優勝となる。
 正直、今シーズンの戦いぶりを見ていると立命の方が余力があるような感じで、立命有利かなとは思ってました。特に西村が負傷で出れない間に、RBに立川、永見が出てきた。パワー系、スピード系ということで、西村とは違ったタイプで、立命の攻撃の幅が広がったのが大きいし、西村抜きでゲームを作れるようになってきた。昨年まで西村が封じ込められればお手上げという状態ではなくなってきたのが大きい。そして、この試合から西村が復帰してくる立命としては、今シーズン初めてフルメンバーで戦うことができる。さあ、試合開始である。

 

 立命レシーブで試合開始。ファーストシリーズが勝敗を分ける。そんな気がしていた。実際、立命は最高の滑り出しを見せた。最初は、ランフェイクから廣吉へのロングパスがヒット。続くプレーではワイルドキャットフォーメーションから西村がゴール前まで持ち込み、続くプレーで立川が中央をついてTD。試合開始からわずか1分、3プレーでタッチダウンをあげた。このタッチダウンで立命の勢いがついた。
 第1Qには、関学のスリーアンドパントがミスキックとなり、立命がこのチャンスを生かしてFGで3点を追加する。関学は、第1Qから第2Qにかけて立命のゴール前まで攻め込むも、立命の好守備に阻まれ、フォースダウンギャンブルに失敗。結局、このシリーズが、この試合の明暗を分けたような気がする。2年前立命が関学に勝った時も前半に関学のゴール前のプレーを止めて勢いがついた。今回も同様だった。

 

 第2Qはともにパントを蹴りあい、両チーム無得点で終了。10-0立命リードで前半を折り返した。前半を見ていて、立命のディフェンスが、関学のオフェンスを圧倒していた。特にDBは、関学のレシーバーにきちんとついていた。注目の関学のレシーバー松井をしっかりマークできていた。これが大きかった。

 

 後半は、関学のレシーブで始まる。最初に得点したのは、立命。RB西村がFGレンジまで持ち込んで、FGで3点を追加する。後半に入ると、関学のオフェンスが手詰まりになっていた。関学のOLが立命のDL、LBをコントロールできなくなっていた。ライン戦で立命が圧倒するようになると、関学の西野も自由に動けなくなっていた。
 第3Qでは、西山からのピッチを受けた西村がゴールまで走りこんでタッチダウン、2ポイントコンバージョンも決まって、21-0となる。こうなると完全に立命優位のゲーム展開となる。この辺りになると関学もゲームをあきらめたのかちょっとプレーが淡白になっていったような気がする。立命もちょっと油断があったのか、第4Q、西野に代わって入った光藤にランプレーからタッチダウンを許す。

 

 この辺になると、立命も時間を消費してくれれば、ちょっとぐらい得点をあげてもいいやみたいなディフェンスだったよね。ただ、第4Qのゴール前からのスリーアンドパントはいただけない。もっと競ったゲームであれば命取りになったかもしれないプレーコールだったと思う。

 

 ただ、最後は、関学西野へのQBサックからファンブルを誘い、攻守交替、そのまま1プレーをしてタイムアップ、立命館大学パンサーズの2年ぶりの優勝が決まった。

 

 立命としては、会心のゲームだったんじゃないでしょうか。オフェンスもディフェンスもキッキングチームもすべて関学を上回っていたと思う。ライン戦で圧倒できた、それがすべてのような気がする。今年は、結構強気なプレーコール。ピタッと嵌まりましたね。昨年みたいに西村と心中みたいなプレーコールじゃなくてよかった。WR猪熊や近江、渡邊といった逸材を使いこなせていなかった感じがしていた。今年は、西村が怪我をしたおかげで、プレーコールに幅が出てきたと思う。それがよかった。

 

 昨年から、これでスッキリ甲子園というわけではなく、2週間後には、甲子園ボウル出場をかけて、関学と対戦することになる。次はどうだろう。関学は、立命のDLの鋭い出足を利用して、オフェンスを展開するだろう。この試合全く使っていないショベルパスを多用してくることもありそうな気がする。
 三原や畑のように、DLに追いかけられながらもWRがフリーになるまで粘れれば、関学へ勝利は傾くだろうし、逆に粘れなければ立命が勝つと思う。

 
 
 いよいよ明日になってきた。楽しみである。

 

 試合は、この日と同じく万博球技場で14:05キックオフです。

 


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