goo blog サービス終了のお知らせ 

あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

予言

2011-03-19 | 日記
日本では大地震のニュースがあふれ、ニュージーランドの地震のことは話題にも上がらなくなっていることだろう。
そりゃそうだ。クライストチャーチの地震の8000倍の威力というのだから、まさにケタ違いの大地震だ。
こっちでも毎日ニュースで日本の地震後のことは放映されている。
さて、クライストチャーチの地震から1ヶ月近くが経つが、最近話題になっている事がある。
近くにまた地震が来るのではないかという話だ。

ムーンマンと呼ばれる伝説的な人がいる。
過去20年ニュージーランドの天気をピタリと当てている人だ。
この年は暖かい冬で雪が少ないとか、今年は大雪になるだろうとか、今年の夏は暑い夏になるだろうなどなど。
過去それらの話がピタリピタリと当たっていて、ボクもこの人の話は信じている。
その人は去年9月のカンタベリー地震も言い当てたし、その時に半年後にも地震が来るだろうと言っていて、今回クライストチャーチの地震が来た。
そのムーンマンが言うには3月20日前後に又地震が来るそうな。
詳しくはよく知らないが、地球と月の位置関係うんぬんでそういうことらしい。
このことに対しては賛否両論。
テレビでは反対意見の人が怒りながら、「科学的でない。人々の恐怖を増やすだけだ。」とまくしたてる。
ボクがその映像を見た感想はというと「なんであなたはそんなに怒っているの?」というものだった。
例えば3月20日に何も起こらなかったとしよう。その時にこういう人は「ほら見ろ。あいつは嘘つきだ。」と言うにちがいない。
何も無かった時に「ああいう予言はあったけど、外れてよかったね」と言えるか?
ボクとしては全てをありのままに受け入れる覚悟はできている。
なので地震が来たらそれなりに、その時の自分にできることをするだろうし、来なかったら良かったねと言うだろう。
予言を信じるかどうかは自分で決めればいい。
恐怖に囚われている人にとって、この手の予言は恐ろしいものだろう。それならそれで最初から信じなきゃいいのに・・・・・・。
自分自身を見つめ、その瞬間を生きている人にとっては、予言なんて当たるかどうか分からない天気予報ぐらいのものだ。
当たるも八卦当たらぬも八卦、だけどちょっとだけ気をつけていよう。
それぐらいに軽ーく考えていればよい。

今までだって世界に予言はいくつもあった。
その都度大騒ぎして、何も起こらないと「それ見たことか。だからそういうのはインチキだ」と言う輩は大勢いた。マスコミなんかいい例だ。
批判するのは簡単だ。だがそこからは何も生まれない。
何も起こらなくて今こうやって生きていることが幸せだ、とは考えないらしい。
ちょっと考え方を変えて・・・・・・。
もしも、これがぴったり当たっちゃったらどうなるか?
次はどうなるの?
そうやって聞きたくなるのが人情でしょう。
それもより具体的に。
以前そういう本を読んだことがある。
その話の中で、その人は権力を持った人達に監禁され自白剤を打たれしゃべらされる。その結果世界は預言者が考えられないぐらいとんでもない方向へ進んでしまった。
これは一つのパラレルワールドだ。
世界を造っていくのは人間の思考である。
悪く考えれば悪い方へ行くし、良く考えれば良い方へ行く。
未来とは未だ来ないもので、今どうあるかでそれは決まっていく。
大切なのは今なんだよな。
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 原子力 | トップ | 仙台そしてニュージーランド »
最新の画像もっと見る

1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はるこ)
2011-03-23 07:19:39
「こんなに必要なかったね」と笑うことを願って、緊急用の備えをした我が家です。

「備えあれば憂いなし」なんだから、ムーンマンに感謝するべきだと私は思うんだけど、
少数派らしくて、一昨日も街のおばちゃんに「あんな奴の話題はやめて」と睨まれました。

当たっちゃたけど、ね。
20日は月が地球に大接近した状態での満月で、
潮もいわゆる大潮だったそうですから、
実はとても科学的なんじゃないか、と思っています。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

日記」カテゴリの最新記事