年明けて
2017-01-23 | 日記
年が明けてあっという間に3週間、いや4週めに入ってしまった。
1月は行く2月は逃げる3月は去る、とはよく言ったものだが、その1月も半分以上も行ってしまった。
毎日毎日が充実しているのだが、ブログを書く暇がない。
いや、時間がないわけではないが気分が乗らないという時もある。
気分が乗らない時に無理に書いてもろくなものは書けないで、時間を無駄に消費して結局ボツというのが関の山。
なのでしばらくほったらかしにしておいた。
ここ最近は仕事も落ち着き時間に余裕ができたので、またおいおい書いていこうと思う。
さて前回の話から一か月以上も経ってしまった。
その間何をしていたかと言うとクリスマスから年末は仕事に追われ、正月は家族が犬を連れて遊びに来た。
名物のハンバーガーを行列に並び買ったり、犬を湖で泳がせたりとリゾート気分を味わった。
マウントクックからガイド友達が遊びに来たり、なんやかんやとイベントが続いた。
最近は落ち着いてじっくり料理を作った。
クライストチャーチでモツを買ってきて、庭で取れた大根人参ゴボウ葱などと一緒に煮物をした。
野菜を作ったことのある人なら分かるだろうが、全てが全て店で売っているようなものはできない。
立派なものができることもあるが、小さいものもあるし筋っぽいものある。
そうやって考えると店に並んでいる野菜はまるで工業製品のようだ。
ニンジン大根、ゴボウなど根別れしたものは丁寧に使える所を選んで使う。
これがけっこう手間がかかるのである。
だが時間に余裕があればそういった作業も楽しみとなる。
お気に入りの音楽をかけ酒でも飲みながらやる作業はきらいではない。
なんといっても自分が育てた野菜である。
顔も知らない人が作ったものとは思い入れが違う。
美味しいところは人間がいただき、それ以外の野菜屑は堆肥で土に還る。
アロータウンのこの家でも立派なコンポストの場所があり、土を作っている。
そうやってできたモツ煮がまずいわけがない。
大地の味を美味しくいただいた。
クライストチャーチからの途中に鮭の養殖場がある。
そこでは鮭の中落ち、頭、カマなどが買える。
5~6匹分で5ドル、格安である。
中落にも身はたっぷりとついていてなかなか食いごたえがある。
これを前回のツアーの帰りに買って来て、処理をした。
これまたひたすらに作業である。
面倒くさい、嫌だ、あーあやらなきゃ、という気持ちが少しでもあるならやらないほうがいい。
お金をかければ手間のいらない切り身だって売っているのだ。
僕の場合はこういった作業が苦にならない。
ただそれも時間に余裕がある時に限る。
ツアーが続いている状態でとてもそんなことはできない。
とにもかくにも、これまた好きな音楽を聴きながら酒でも飲みながらゆっくりとやるのがよい。
中落のいくつかはスプーンで身をはがし、大根の葉っぱと一緒に炒めてふりかけを作った。
味付けは塩のみ。その塩だって岩塩を使っているのでシンプルに旨い。
これだけで飯が食える。そこにうちの生卵なんてあればいうことなし。
鮭のカマや残りの中落は塩と砂糖に数日漬け込んでスモークサーモン。
この家にはドラム缶の燻製器があるのだ。
これを使わない手はない。
これまた仕事が暇な時を見計らって、数時間かけて作る。
僕が普段使っている燻製器は小さいので火の通りが早いのだが、ドラム缶燻製器はじっくりと燻製が作れる。
温度計も付いていて空気調整の弁もあり、火加減も調整できる代物だ。
3時間ほどゆっくりと燻す。
燻製を作っている間に庭仕事。
アロータウンのこの家も立派な庭があり、やることはいくらでもある。
堆肥を掘り起こしたら好い土ができていたので畑に使い野菜を植える。
余った土は袋に詰めて保存。
堆肥場をきれいにして雑草や芝生を刈ったものを入れておくスペースを作る。
農業の基本は土づくりから。
これを怠って旨い野菜は作れない。
クライストチャーチのうちでもアロータウンのうちでもやっていることは一緒だ。
アロータウンの家は他人の家なのだが、僕には自分の家だからとか他人の家だからという区別はない。
どちらも地球のものであり、我々はそこに住まわせてもらっている。
自分がその時に住んでいる所で自分にできることをやるのである。
そんなことをやっているとスモークサーモンができた。
作った人の特権、その場でいただく。
砂糖を使ったので照りが出て旨そうだ。
ほどよく水分が抜け、油も落ち、かといってパサパサでもない。
熱々のやつをハフハフ。
おおお、これは旨いぞ。
やはり今まで自分が使っていた燻製器とは出来栄えが違う。
ちょっとタレが甘かったかな、次回は砂糖を減らし塩をもっと多めにしてもいいな。
なんといってもこうやって燻製にすれば日持ちがする。
時間がないときでもこれならそのまま酒の肴になる。
燻製器万歳だな。
そんな充実したアロータウンライフはまだまだ続くのである。
1月は行く2月は逃げる3月は去る、とはよく言ったものだが、その1月も半分以上も行ってしまった。
毎日毎日が充実しているのだが、ブログを書く暇がない。
いや、時間がないわけではないが気分が乗らないという時もある。
気分が乗らない時に無理に書いてもろくなものは書けないで、時間を無駄に消費して結局ボツというのが関の山。
なのでしばらくほったらかしにしておいた。
ここ最近は仕事も落ち着き時間に余裕ができたので、またおいおい書いていこうと思う。
さて前回の話から一か月以上も経ってしまった。
その間何をしていたかと言うとクリスマスから年末は仕事に追われ、正月は家族が犬を連れて遊びに来た。
名物のハンバーガーを行列に並び買ったり、犬を湖で泳がせたりとリゾート気分を味わった。
マウントクックからガイド友達が遊びに来たり、なんやかんやとイベントが続いた。
最近は落ち着いてじっくり料理を作った。
クライストチャーチでモツを買ってきて、庭で取れた大根人参ゴボウ葱などと一緒に煮物をした。
野菜を作ったことのある人なら分かるだろうが、全てが全て店で売っているようなものはできない。
立派なものができることもあるが、小さいものもあるし筋っぽいものある。
そうやって考えると店に並んでいる野菜はまるで工業製品のようだ。
ニンジン大根、ゴボウなど根別れしたものは丁寧に使える所を選んで使う。
これがけっこう手間がかかるのである。
だが時間に余裕があればそういった作業も楽しみとなる。
お気に入りの音楽をかけ酒でも飲みながらやる作業はきらいではない。
なんといっても自分が育てた野菜である。
顔も知らない人が作ったものとは思い入れが違う。
美味しいところは人間がいただき、それ以外の野菜屑は堆肥で土に還る。
アロータウンのこの家でも立派なコンポストの場所があり、土を作っている。
そうやってできたモツ煮がまずいわけがない。
大地の味を美味しくいただいた。
クライストチャーチからの途中に鮭の養殖場がある。
そこでは鮭の中落ち、頭、カマなどが買える。
5~6匹分で5ドル、格安である。
中落にも身はたっぷりとついていてなかなか食いごたえがある。
これを前回のツアーの帰りに買って来て、処理をした。
これまたひたすらに作業である。
面倒くさい、嫌だ、あーあやらなきゃ、という気持ちが少しでもあるならやらないほうがいい。
お金をかければ手間のいらない切り身だって売っているのだ。
僕の場合はこういった作業が苦にならない。
ただそれも時間に余裕がある時に限る。
ツアーが続いている状態でとてもそんなことはできない。
とにもかくにも、これまた好きな音楽を聴きながら酒でも飲みながらゆっくりとやるのがよい。
中落のいくつかはスプーンで身をはがし、大根の葉っぱと一緒に炒めてふりかけを作った。
味付けは塩のみ。その塩だって岩塩を使っているのでシンプルに旨い。
これだけで飯が食える。そこにうちの生卵なんてあればいうことなし。
鮭のカマや残りの中落は塩と砂糖に数日漬け込んでスモークサーモン。
この家にはドラム缶の燻製器があるのだ。
これを使わない手はない。
これまた仕事が暇な時を見計らって、数時間かけて作る。
僕が普段使っている燻製器は小さいので火の通りが早いのだが、ドラム缶燻製器はじっくりと燻製が作れる。
温度計も付いていて空気調整の弁もあり、火加減も調整できる代物だ。
3時間ほどゆっくりと燻す。
燻製を作っている間に庭仕事。
アロータウンのこの家も立派な庭があり、やることはいくらでもある。
堆肥を掘り起こしたら好い土ができていたので畑に使い野菜を植える。
余った土は袋に詰めて保存。
堆肥場をきれいにして雑草や芝生を刈ったものを入れておくスペースを作る。
農業の基本は土づくりから。
これを怠って旨い野菜は作れない。
クライストチャーチのうちでもアロータウンのうちでもやっていることは一緒だ。
アロータウンの家は他人の家なのだが、僕には自分の家だからとか他人の家だからという区別はない。
どちらも地球のものであり、我々はそこに住まわせてもらっている。
自分がその時に住んでいる所で自分にできることをやるのである。
そんなことをやっているとスモークサーモンができた。
作った人の特権、その場でいただく。
砂糖を使ったので照りが出て旨そうだ。
ほどよく水分が抜け、油も落ち、かといってパサパサでもない。
熱々のやつをハフハフ。
おおお、これは旨いぞ。
やはり今まで自分が使っていた燻製器とは出来栄えが違う。
ちょっとタレが甘かったかな、次回は砂糖を減らし塩をもっと多めにしてもいいな。
なんといってもこうやって燻製にすれば日持ちがする。
時間がないときでもこれならそのまま酒の肴になる。
燻製器万歳だな。
そんな充実したアロータウンライフはまだまだ続くのである。