あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

8月21日 BrokenRiver

2022-08-24 | 最新雪情報
今シーズン初のブロークンリバー。
先週まではここも最高の状態だったが、大雨で雪は溶けて流れてしまった。
名物のトラムは倒木でダメージを受け、復旧にしばらくかかりそうである。
トラムに乗れないとなると、駐車場から全て担いで登り、下りは雪がないので歩いて下る。
昔は毎回毎回歩いて登っていたが、最近はトラムで登るのが当たり前になってしまった。
人間とは怠惰な生き物だ。
この日は滞在していたお客さんを迎えに行っただけなので、1本だけ滑って帰ってきた。
春になったらゆっくりパーマーロッジでビールでも飲むか。


トラムは倒木で被害を受け、シーズン最初から動かない。復旧工事が始まったがシーズン終わりまでに直るかどうかは分からない。


久しぶりに森の中の道を歩きで登る。


ウォーキングトラックにも倒木の被害がある。


通称、天国への階段を登るのも1年ぶり。


ロープトー最下部は誰もいない。


パーマーロッジまで来れば知った顔も多く、皆笑顔で迎えてくれた。


大雨で雪は溶けて流れ、上部でも草が見え始めた。


山頂付近には雪はあるが、すでに春の雪だ。


パーマーロッジ前のテラスが広がった。

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8月15日 Mt.Lyford

2022-08-18 | 最新雪情報
ニュージーランドのクラブスキー場に惹かれた理由の一つには、ローカル感というものがある。
観光客に媚を売らず、自分達のやり方で運営する方針はある意味、心地よいものである。
マウントライフォルドは形態はコマーシャルフィールドなのだが、雰囲気はクラブフィールドそのもの。
クラブフィールドは合議制で運営の方針を決めるが、ここは家族経営のオーナー企業なのでオーナーの考えがスキー場の方針となる。
地理的にも周りに観光地が無いゆえに地元民しか来ないということになり、田舎臭さがそのまま残るスキー場だ。
ただ僕自身はそんな田舎のスキー場が大好きであり、古き良きニュージーランドが感じられる場所でもある。


北カンタベリーの内陸部は観光地ともかけ離れ、地元民しか来ない。


スキー場までの山道はそこそこ長く、チェーンは必着。


常に犬がいるのもこのスキー場の特徴。農夫と牧羊犬は切っても切れない関係だから。


ところが変われば山の雰囲気も変わる。ここでしか味わえない雰囲気を知るには、ここに来るしかない。


今時珍しいトラス式の支柱。


八方尾根開発(株)で使われていた圧雪車を見て大興奮のおとし。詳しくはVlogで。


フロントガラスは割れてるが一応機能しており、使えるものは使い続けるのがキーウィ流。


リフト係の犬はゴンゾーという名前で人懐っこい。もののけ姫に出てくるような犬だな。


ロープが雪で埋まらないよう、古いスノーボードを利用して風除け柵を作ってあった。


リフト運行状況。ロープトーはリクエストがあればオープン。なければ動かさない。


リクエストしてロープトーを動かしてもらった。


黒長靴に短パンそして黒いタンクトップ。典型的な田舎のファーマーの看板があった。


帰り道でちょっと寄り道。


おとしNZ滞在最終日。フロッグロックの上に立ち、腰がひける。


北カンタベリーは多少なりとも暖かい。あちこちでラムが生まれ、春が遠くないことを感じさせる。






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8月14日 Mt Cheeseman

2022-08-15 | 最新雪情報
久しぶりのチーズマン。最後に来たのは何年前だろうか。
今回はチーズマンで子供のレースがあり、そのレースに出る子供と家族の送迎のお仕事。
チーズマンがシーズンで最も賑わう日である。
天気は無風快晴、最高のレース日和で180人の子供がエントリーした。
今年の冬は良いぞ、の声はまだ続く。



山が変わり角度が変われば、見える景色も変わる。その変化が楽しい。


チーズマンで一番忙しい日。駐車場は満杯。とめきれなくなった車はその下の道路に駐める。


チーズマンはバックカントリーが素敵だ。裏山でも表でも楽しめる斜面は豊富だ。


スキー好きの友達が来ていたのでお昼を一緒にした。駐車場でのバーベキューは、典型的かつ伝統的なキーウィスタイルだ。
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8月10日 Porters

2022-08-11 | 最新雪情報
山に雪を降らせた嵐が去り、晴天の新雪という絶好の条件となった。
雪質は上々、風で飛ばされた所もあるが今シーズン一番の状況である。
降ったばかりの新雪と青空のコントラストはただひたすらに美しく、生きる喜びを与えてくれる。
しばらくは天気も安定しそうな感じだ。


前日は吹雪だった国道の峠もご覧の通り。


どこもかしこも踏み荒らされて、雪が落ち着く。


喜んで滑っている人の影で働く人もいる。自分も昔はこちらの立場だった。


おとし今日も登場。今回は大当たりだな。


数日前に行ったオリンパスも良さそうだ。遠目に人々が滑った跡が見える。


空に向かって登っていくこの感じが好き。
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8月9日 Craigieburn

2022-08-10 | 最新雪情報
大雪の後のクレーギーバーン。
ニュージーランドには珍しく、風で叩かれていない極上パウダーが30cm以上。
ただし雲の中には入り視界が悪くなることも度々。
そんな時はロッジでまったりと休み、視界が晴れたらすかさず滑る。
快晴は望まないが、こんな日は視界があるだけで極上ノートラックパウダーが楽しめる。
今年は大当たりの年だなぁ。


山に向かう国道ではチェーン規制。峠を下りチェーンを外して、しばらく走り再びスキー場の山道でチェーンをつける。


たどりついたロープトー乗り場。上の方はガスっていて視界が悪そう。


おとしがVlog用に撮影をする。ニュージーランドスノーボードトリップ、絶賛配信中。


視界が悪い時はロッジでまったり。視界が晴れたら2分で用意してGO。10分後には再びガスってしまうこともあるのだ。


おそらくNZで唯一の森林コース。ジェットコースターみたいな感覚で森の中を滑り抜ける。


旧友レネとも嬉しい再会。久しぶりに一緒に滑ったな。

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8月7日 Mt.Olympus

2022-08-08 | 最新雪情報
久しぶりのマウントオリンパス。最後に来たのは何年前になるのだろうか。
『神々の遊び場』という別名があるぐらい、俗世からかけ離れた感覚を持たされるスキー場は他に無い。
スキー場そのもののスロープもさることながら、そこにたどり着くまでの山道での景観、ロッジでの食事、そして集う人々。
全ての物事が深く心に突き刺さる。
若いスキーヤーがこの山で人生観を変え、その後スキーガイドとして成長していった様を見たが、何ら不思議ではないなと改めて思った。
今年は他のスキー場と同様に雪に恵まれたシーズンで神サマも喜んでいることだろう。


行きの道からの風景。ブロークンリバー、クレーギーバーン、チーズマンの山々が湖に映る。


オリンパスに到着。同行者は白馬在住のおとし君。彼とは20年近くの付き合いだ。


ロッジに差し込む陽の光が優しい。


先週の雨で雪は固い。陽が当たり緩んだ所を狙って滑る。だが次の嵐がすぐ近くまで迫っている。


オリンパスの食事は美味いことで定評がある。皆が好きな物を食べ、食べ終わったら自分で皿を洗う。


天気が崩れ、昼飯を食っている間にこれだけ積もった。


日帰り客は早く山を下るよう勧められた。この後、雪崩危険のため山道は閉鎖される。ロッジに残った人は、ひたすら飲む。


山を下ると麓は大雨。おとし君が雨の中、牧場のゲートを開ける。


帰りの峠道では吹雪の中のドライブとなった。この降りだと国道も閉鎖されるだろう。
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