「ま・く・ら」 柳家小三治著
埼玉のSさんからいただいた、噺家・小三治師匠の本。
落語はほぼ毎日書かさず聴いており(←就寝時のBGM)、小三治師匠もそのリストに入っている。
師匠に著書があるなんて知らなかったので読むのを楽しみにしていた。
いただいてから時間が経ってしまったのはドラクエにハマっていたから(笑)
結論から言うと、途中で挫折。
5分の1程度読んだところで投げ出した。
どうやら寄席や独演会で披露した、まさしく「まくら」を書籍化したようなのだが、、、、
テープから起こしたものをそのまま書籍にしたようだ。
噺家のおしゃべりが面白いのは、
そこにある「間」やおしゃべりの強弱等が大きく影響していると思う。
活字ではなかなか伝わらないよねー。
そこを活字でも読者に伝わるようにするのが編集者の腕の見せ所だと思うのだけれど、
残念ながらそうした作業の痕跡が感じられない。
本企画は書籍よりCDの方が良かったのではと思うなぁ〜
落語のCDがあるように、まくらを集めたCDがあってもいいような気がする。
特に本書に収められた内容は面白いし、楽しい
Sさんからは本書の他に「もうひとつ ま・く・ら」と「バ・イ・ク」という計3冊の小三治作品を頂戴した。
いずれも同じ企画のようなので、この2冊も積ん読の山に埋もれることになりそうやね(笑)
ちなみに、2019年時点で「ま・く・ら」は50刷、「もうひとつ ま・く・ら」は19刷とある。
売れているという事実にちょっと驚いた(O_O)
まぁ、読書というのはその時の気分によって読みたいジャンルが変わるもの。
いずれ欲する時がくるかもしれない。。。。。