日本のごはんチャレンジ

2023-06-11 08:31:34 | 日記

おはよーございナツ。

ネパール人のアプサラちゃんへ
日本食の作り方を教えてあげたい、と
企んでいた話の続きです。

突然ですが、昨日!
さっそくチャンスがやってきましたの。

近所のスーパーで
晩ごはんの買い出しをしていたところ
ばったりアプサラちゃんに会ったのです。




聞くと、彼女も今から
晩ごはんを作るところとのこと。

であれば!

このワタクシが!

日本のごはんを作ってあげましょう!

と、鼻息も荒く提案すると
彼女も喜んでくれて
一緒に彼女の家に行くことになりました。




では、そこで何を作るか?

まさかこんなに早く
この日が来るとは思っていなかったので
正直、メニューはノープランでした。

こちらも一応、主婦なので
一通りの家庭料理は作れます。

しかし、彼女の台所に
鍋やフライパンはいくつあるのか?
ボウルやザルや網はあるのか?
せめて砂糖・塩レベルの調味料はあるのか?
さっぱり分かりません。

しかも、食べさせて終わり、ではなく
彼女が自分一人でも再現できるように
するのが狙いのため
作り方が、シンプルで覚えやすく
安い材料でできることが必須です。

また、彼女はヒンズー教徒なので
牛肉や豚肉はアウトとも聞いています。
あと、魚は苦手とのこと。
その他、何があるか分からないので
無難な材料だけにしておいた方が
良さそうです。




簡単で、安くて、無難・・・

脳内レシピを超高速で回転させ
ピコーン!とひらめいたのが

「うどん」!

素うどんでは寂しいので
上にトッピングを乗せれば
いろんなバリエーションができるしね。

ナイスアイデアじゃない?!
(((o(*゚▽゚*)o)))♡




作り方は簡単、3ステップです。


(下茹では省略www)

上に、出来合いのかき揚げ天などを載せて
どや!と、自信満々でお出ししました。

ドキドキ見守るワタシの熱い視線を感じながら
恐る恐る、フォークで麺を口に入れる彼女。



口では「おいしいです・・・。」
と言ってくれるものの
表情が、チョー微妙・・・なのです。(汗)

そのリアクションを見て
ワタシはようやく悟りました。

スパイシーな香辛料を多用した料理が
ソウルフードである人々にとって
「うどん」は、あまりに薄味であるという
しごく当たり前の事実に!
((((;゚Д゚)))))))

資さんやウエストを
ソウルフードとして育った私達とは
味覚が違いすぎるのだわ!
((((;゚Д゚)))))))




しかも、ワタシのうどんの作り方を見て
「とても かんたん ですね」
と、驚いていた彼女。

そのときワタシは
「でしょ!」とドヤ顔していたのですが

何種類ものスパイスを複雑に組み合わせ
深い味わいを出すネパール料理に比べ
「日本の料理は 薄っぺらいわね。
 味付けも、作り方も・・・」
と思われていた可能性も大です。

違うのよーっ!
ワタシの狙いが裏目に出ただけなのよ!
((((;゚Д゚)))))))




これはいかん、
何とか、日本食の名誉挽回をせねばと
慌ててワタシが取り出したのは
スーパーのお惣菜。

万が一、うどんが口に合わなかったらいけないと
念のために、お惣菜を買っていたのです。

献立は、「おからの煮物」。

ここのスーパーのおから煮は
しっとりして、味付けも美味しくて、
ワタシの大好物なのです。

材料は大豆、食物繊維もたっぷり。

お味は、うどんと同様に
薄味に感じるかもしれないけど
イチかバチか、これに賭ける!



すると・・・



モソモソした、初めての食感が
よほど違和感MAXだったのでしょうか。

うどんは頑張って完食してくれた
優しいアプサラちゃんも
一口食べただけで、まさかのギブアップ。

申し訳なさそうな顔で
「もう、いりません・・・」
と言われてしまいました。




やばい!!!

結果として
日本食に対するネガティブなイメージを
植え付けただけになってしまいました。

おせっかいBBAの下手な策略が
ここまで見事に失敗してしまうとは・・・
((((;゚Д゚)))))))







.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする