Memorandums

知覚・認知心理学の研究と教育をめぐる凡庸な日々の覚書

入学前課題の結果について:雑感 

2005-02-22 | Education for 学部1,2年
 午前中、会議資料作成。その後、入学予定の高校生向けの課題についての講評などを整理。その内容の詳細は別の機会に。
 さて、昨日の1年生向けの演習ついての会議でも話題になったが、学生に資料を読みレポートにまとめる際の基本を指導する必要がある。まず、事実と意見を区別すること。資料を読む際もこの2つを区別しながら、批判的に読む態度を訓練したい。
 レポートにまとめる際も同様。何を根拠にするのかと何を論じるのかをいかにして区別・整理させるか、がまず課題。さらにその根拠をどうように評価するのか、その視点を具体的に学生に指摘することが必要だろう。
 ここで、修士論文や卒業論文についてこれまでここで述べてきたことを、より一般的な材料で学生(生徒)に理解してもらうための方策が求められる。昨日の会議での提案にあったように、レポートをまとめる際に事実(根拠)と意見を区別した欄を用意したシートを使用させるのも一案。
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