Memorandums

知覚・認知心理学の研究と教育をめぐる凡庸な日々の覚書

山内昌之 「文明の衝突」と日米関係 1995

2005-02-20 | Books
9.11以降の世界では改訂が必要な論考には違いないが、ハンチントンの凡庸で稚拙な「衝突」論がそのわかりやすさ故に米国の政治に影響を与えかねないという指摘は、むしろブッシュ政権のイラク政策を考えるうえで示唆的である。また彼のいう<ハンチントンの罠>は、その後の日米関係における日本の位置づけをも予見しているといえる。

Reference
山内昌之 1995 「文明の衝突」と日米関係 (山内昌之 蓮實重彦 編 文明の衝突か、共存か  UP選書 東京大学出版会)
Samuel P. Huntington 1993 "The Clash of Civilization? " Foreign Affairs.
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統計解析用フリーソフト「R」

2005-02-20 | Computer & Network


Mac OS X版
http://gifi.stat.ucla.edu/pub/

Windows版
http://r.nakama.ne.jp/

Reference
R による統計処理 Feb 15, 2005 http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/R/

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Poulenc, Suite francaise d'apres Claude Gervaise

2005-02-20 | Music
 フランス組曲(Suite francaise d'apres Claude Gervaise)(1935)は世界が光と愛らしさに満ちているか、と感じさせる。ただし彼の音楽世界はそれだけではない。教会音楽、歌曲、そして歌劇「カルメル派修道女たちの対話(Dialogue des carmelites)」(1953~56/1957.1.26初演)などではその多面的精神世界をのぞかせる。

第1曲「ブルゴーニュのブランル(Bransle de Bourgogne)」
第2曲「パヴァーヌ(Pavane)」
第3曲「小さな軍隊行進曲(Petite marche militaire)」
第4曲「嘆き(Complainte)」
第5曲「シャンパーニュのブランル(Bransle de Champagne)」
第6曲「シシリエンヌ(Sicilienne)」
第7曲「カリヨン(Carillon)」

Reference
K.Umezawa (2003/03/24) フランシス・プーランク[プランク](1899.01.07-1963.01.30)簡易作品表
 http://www.interq.or.jp/classic/classic/data/perusal/saku/Poulenc.html
Georges Pretre & Orchestre de Paris et al. 1960'-80' Poulenc Orchestral works CD: EMI CZS 7 62690 2
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