交互作用の分析 (分散分析で反復測定の方法を用いた場合)
下記のサイトでは、該当するデータのみを取り出して,新たな分散分析を行う方法を用いて,各水準における単純主効果の検定を行っている。例えば,要因b の単純主効果に関する検定では,要因a の各水準のデータについて,要因b に関する分散分析を行う。
ほかには、
要因b の主効果に関する検定で用いた誤差項と,要因a と要因b の交互作用に関する検定で用いた誤差項を合計して,単純主効果の検定のための誤差項にする方法がある
とされている。
なお、各水準を直接比較することもしばしば行われる。
(処理、表記例)
... Post hoc comparison indicated that all three ... differed significantly (p<0.05/3 for all t-tests). ...
References
星野祐司 SPSS 入門: 値の比較 : 交互作用の分析(単純主効果)
http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~hoshino/spss/simple02.html
宮本知弘・山際勇一郎・田中敏,1991,要因計画の分散分析において単純主効果検定に使用する誤差項の選択について,心理学研究,62,207-211
森敏昭・吉田寿夫(編),1990,心理学のためのデータ解析テクニカルブック,北大路書房
Winer, B. J., Brown, D. R., & Michels, K. M. 1991, Statistical Principles in Experimental Design, New York: McGrar-Hill