織りの企画
腰機の腰あてベルト
織り幅 10cm、長さ 75cm
機台のない腰機 ( 無機台腰機 ) Back-strap Loom で
平織りを織る道具です。
整経台
下から
1. 腰あて
2. チマキ 布送具 ( おりひめ手織機、前巻棒代用 )
3. ヌキ 緯越具
4. トウジョ 刀杼
5. 下糸ソウコウ
6. 中筒
7. チキリ 経送具 ( おりひめ手織機、後巻棒代用 )
整経
148本 ( 1cm=約12本 )
120cm
1. 両端の整経台は万力を使って机に取り付けます。
長さは半分の60cmの間隔です。
間に3本の整経台を立てます。
( 両端の万力で固定する丸棒と台は息子の手作りです。
間の自立型は手織り工房SOXで購入 )
2. 上糸はグリーン、下糸はイエローの2本どりです。
左側2本目のコイルからスタートします。
下糸ソウコウのコイルに下糸イエローをかけ、
上糸コイルに上糸グリーンをかけ、右側のコイル、
左側のコイルにかけて、一周です。
148本の半分の74回を回します。
2作目の上糸コイルは中筒を通すだけなので、巻き付け
ないでかけるだけにしてみました。
移す時に抜けないように注意します。
下糸と上糸の交差が綾になります。
74周しました。
3. 切らずに輪のまま、機に移します。
4. 手前のコイルはそのまま、上糸のコイルは持ち上げて
中筒を入れます。抜けないように両端を結びます。
5. 足を伸ばして座り、身体に機をセットします。
上糸と下糸が間違っていないか綾を出して確認します。
(2作目の写真)
6. 下糸ソウコウを作ります。
ダルマレース糸40番を使用しました。
下糸コイルはそのままで、下糸を拾っていきます。
全て作り終わってから両端を結びます。
下糸コイルは抜きます。
7. 緯糸の準備をします。
丸棒に糸を巻き付けたのがヌキですが、
今回は Dukuh Village で作った板杼を使ってみました。
緯糸は上糸と同じグリーンです。
8. 平織りを織り始めます。
上糸から。
上糸は中筒 ( 長すぎてバランスが悪いので白い筒
に換えました ) の上を通ります。
中筒との空間に刀杼を差し込み、立てて、
右側から板杼を通します。
9. 下糸。
膝を少し曲げて、経糸の張りを緩め、下糸ソウコウを
持ち上げます。
空間に刀杼を差し込み、足と腰で経糸を張り
打ち込みます。
刀杼を立てて、板杼を左側から通して、一往復です。
10. 繰り返しの上糸です。
下糸ソウコウと中筒を添わせて、少し手前に
引き寄せてから上部に送り綾をとります。
中筒との空間に刀杼を差し込み、打ち込みます。
刀杼を立てて、右側から板杼を通します。
11. 下糸ソウコウを持ち上げて刀杼を差し込み、
打ち込み、立てて、板杼を通します。
これを繰り返します。
上糸のグリーン、下糸のイエローと
交互に出てきます。経糸の密度が詰まるので
緯糸はあまり目立たないようです。
途中、経糸を浮かして色糸を通しました。
織り始めがチキリから出てきました。
輪の半分が足の長さになりますので、織れる
長さが決まってきます。
織り始めと終わりはヘムステッチでかがります。
織り上がりました。
課題
〇 織り始めは経糸の張りが定まらず、経と緯が
曲がってしまいました。
〇 両端の糸幅が一定にならず、上手く出来ません。
筬がないので織り幅は糸の幅に詰まって
きます。伸子は使いませんでした。
定規に巻き、1cmに約12本でしたので120本の整経が
段々と織り幅が小さくなり10cmの予定が7cm前後
となりました。
〇 織り進めるうちに手前コイルが離れてしまい、
織れる長さが短くなりました。
右端のスタートの糸は手前コイルに掛からないので
中筒にかけています。
その後、右端の経糸を繋いで織り進めました。
〇 麻糸を使いましたが、下糸ソウコウと下糸の接点がこすれ
毛玉が出来、前後に動きづらくなりました。
参考
〇 腰機によるブータンの織りの講習と腰機、整経台は
工房で購入しました。通信での販売もしています。
手織工房SOX
工藤 いづみ先生
180-0003
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-27-6
メゾンコモラント103号
Tel / 080-2093-6496
HP http://www.teorikoubousox.biz
〇 縦横無尽
タテとヨコ 色のかたちのフィールドワーク
腰機 1 ,2
吉本 忍
〇 輪状式原始機の研究
東村 純子
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整経台
下から
1. 腰あて
2. チマキ 布送具 ( おりひめ手織機、前巻棒代用 )
3. ヌキ 緯越具
4. トウジョ 刀杼
5. 下糸ソウコウ
6. 中筒
7. チキリ 経送具 ( おりひめ手織機、後巻棒代用 )
整経
148本 ( 1cm=約12本 )
120cm
1. 両端の整経台は万力を使って机に取り付けます。
長さは半分の60cmの間隔です。
間に3本の整経台を立てます。
( 両端の万力で固定する丸棒と台は息子の手作りです。
間の自立型は手織り工房SOXで購入 )
2. 上糸はグリーン、下糸はイエローの2本どりです。
左側2本目のコイルからスタートします。
下糸ソウコウのコイルに下糸イエローをかけ、
上糸コイルに上糸グリーンをかけ、右側のコイル、
左側のコイルにかけて、一周です。
148本の半分の74回を回します。
2作目の上糸コイルは中筒を通すだけなので、巻き付け
ないでかけるだけにしてみました。
移す時に抜けないように注意します。
下糸と上糸の交差が綾になります。
74周しました。
3. 切らずに輪のまま、機に移します。
4. 手前のコイルはそのまま、上糸のコイルは持ち上げて
中筒を入れます。抜けないように両端を結びます。
5. 足を伸ばして座り、身体に機をセットします。
上糸と下糸が間違っていないか綾を出して確認します。
(2作目の写真)
6. 下糸ソウコウを作ります。
ダルマレース糸40番を使用しました。
下糸コイルはそのままで、下糸を拾っていきます。
全て作り終わってから両端を結びます。
下糸コイルは抜きます。
7. 緯糸の準備をします。
丸棒に糸を巻き付けたのがヌキですが、
今回は Dukuh Village で作った板杼を使ってみました。
緯糸は上糸と同じグリーンです。
8. 平織りを織り始めます。
上糸から。
上糸は中筒 ( 長すぎてバランスが悪いので白い筒
に換えました ) の上を通ります。
中筒との空間に刀杼を差し込み、立てて、
右側から板杼を通します。
9. 下糸。
膝を少し曲げて、経糸の張りを緩め、下糸ソウコウを
持ち上げます。
空間に刀杼を差し込み、足と腰で経糸を張り
打ち込みます。
刀杼を立てて、板杼を左側から通して、一往復です。
10. 繰り返しの上糸です。
下糸ソウコウと中筒を添わせて、少し手前に
引き寄せてから上部に送り綾をとります。
中筒との空間に刀杼を差し込み、打ち込みます。
刀杼を立てて、右側から板杼を通します。
11. 下糸ソウコウを持ち上げて刀杼を差し込み、
打ち込み、立てて、板杼を通します。
これを繰り返します。
上糸のグリーン、下糸のイエローと
交互に出てきます。経糸の密度が詰まるので
緯糸はあまり目立たないようです。
途中、経糸を浮かして色糸を通しました。
織り始めがチキリから出てきました。
輪の半分が足の長さになりますので、織れる
長さが決まってきます。
織り始めと終わりはヘムステッチでかがります。
織り上がりました。
課題
〇 織り始めは経糸の張りが定まらず、経と緯が
曲がってしまいました。
〇 両端の糸幅が一定にならず、上手く出来ません。
筬がないので織り幅は糸の幅に詰まって
きます。伸子は使いませんでした。
定規に巻き、1cmに約12本でしたので120本の整経が
段々と織り幅が小さくなり10cmの予定が7cm前後
となりました。
〇 織り進めるうちに手前コイルが離れてしまい、
織れる長さが短くなりました。
右端のスタートの糸は手前コイルに掛からないので
中筒にかけています。
その後、右端の経糸を繋いで織り進めました。
〇 麻糸を使いましたが、下糸ソウコウと下糸の接点がこすれ
毛玉が出来、前後に動きづらくなりました。
参考
〇 腰機によるブータンの織りの講習と腰機、整経台は
工房で購入しました。通信での販売もしています。
手織工房SOX
工藤 いづみ先生
180-0003
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-27-6
メゾンコモラント103号
Tel / 080-2093-6496
HP http://www.teorikoubousox.biz
〇 縦横無尽
タテとヨコ 色のかたちのフィールドワーク
腰機 1 ,2
吉本 忍
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東村 純子