イカットの島 / バリ島に暮す / 風に吹かれながら

バリ島ウブドの小路は手工芸にあふれています。バリヒンドゥーの信仰に息づく暮らしに触れながら手織りの時を楽しみたい。

イカットのサロンで作る甚平 2 衿を付ける

2016年01月14日 | ハンドメイド
7. 衿と身ごろを縫い合わせます。

身ごろの衿ぐりのカーブに伸び止めの
ステッチを縫い、切り込みを入れます。
ほつれが多いので、ステッチだけ先に
済ませておいた方が良いかもしれません。


後ろ身ごろの背中心と衿中心を中表に合わせ
マチ針をさします。
カーブは細かくマチ針をさし、しつけをします。


縫い始めは背中心から衿先まで縫います。
カーブのところは布を真っすぐにして縫います。

ひもを腰の位置ではさみこみ、一緒に縫い込みます。


背中心からもう片方も縫います。
手前が衿側又は身ごろ側となります。


7.衿付けの前に
衿を付けてから身ごろの端の始末をしていない
事に気づきました。衿先の最後をほどいて、
端を三つ折りでまつり縫いした後に
衿の始末をしました。
縫い代を衿側に倒してアイロンをかけます。

衿が付いたところ


衿先の始末


衿を中表にして、半分に折ります
折り山から1cm離し、身ごろ側を1cm空けて
平行に縫います。余分な布は切りとります。




折り山で折りあげて、表に返します。




衿の半分を身ごろ側に返してまつり縫いで仕上げます。

前身ごろの腰の位置にひもを付けます。




裾を三つ折りにし、角は三角形に折りまつります。





縫い終わりました。


持っていた資料とネットで調べたのを
まぜこぜにした自己流の作り方です。
直線縫いだけで出来、コットンは
縫い易く、数枚作ってみるつもりです。


参考にした資料
オオツカ  手づくりしましょう。まつりだ!ハッピ!
SOU-SOU伊勢木綿  SOU-SOU × TAMURAKOMA 
          テキスタイルプロジェクト
           浴衣、こども甚平


goo ブログ ほばーりんぐ とと
      記事タイトル 昔の丈長の甚平の作り方 
       1964年発行 和装と和装百科から


イカット ( エンディック緯絣 ) のサロンで作る甚平

2016年01月11日 | ハンドメイド
イカット布のプルオーバーの着心地が良かった
ので、次は甚平を作ろうと思いたちました。
ネットで大人用甚平の寸法を探しましたが、
なかなかありません。
和装の寸法を参考に1メートル幅×2メートル長さの
イカットのサロンで作り始めました。
サロンはビスマ通りに最近オープンした
お店で買いました。ディスカウントして
もらってRP.110000 ( 約1100 円 ) でした。

サロンを洗い、アイロンをかけました。


簡単な裁ち方 ( 縫い代含む ) の図
 身長 155cm、洋服 M~Lサイズ
 長さ2メートルのイカット布におさまるように
 丈と袖の長さは短めです。


身ごろ2枚、衿1枚、袖2枚、ひも4枚を裁ちました。



縫い方の順序
1. 背中心を縫います。
  中表に合わせて、縫い代は2cmで縫います。
  縫い代は左側に倒して、折り伏せ縫い。
  散歩で拾ってきた丸い石が重しになって、
  役に立ちました。 




2. 脇を縫います。
  中表に合わせて、縫い代は1.5cmで袖のつけ止まり
  まで縫います。

 
3. 袖を作ります。




4. 袖と身ごろを中表に合わせて縫います。
  みみが端になるように裁ちました。布端の
  始末が楽です。






5. 袖の縫い代は身ごろ側に倒します。
  着てみると少しきついので、裾をほどいて
  スリットを入れました。




6. ひもを作ります。
  中表にして縫い、返します。



残るは衿つけです。


バリ島。家作りをレポート 14

2016年01月07日 | BALINESE LIFE
コンクリート打ちの最後は水槽です。
水槽の柱の型枠組み立て。


バリ島では上水道もありますが、地下水を汲み上げ、水槽に
溜めて使うのが一般的です。飲水は別にボトルを買います。
屋根の上にコンクリートで水槽を作るのが
多いようですがこの頃はタンクをコンクリート台に
乗せているものも見かけます。
コンクリートの水槽。


奥がタンクのタイプ。


テガラランに行っている間に屋根の骨組みが
出来上がっていました。
木組みではなく、近頃良く見るアルミ合金 ? で
組まれていました。


レンガが運びこまれ、お正月が明けてやっと
壁の下地をレンガで作り始めました。
ブロックを使う時もあります。