イカットの島 / バリ島に暮す / 風に吹かれながら

バリ島ウブドの小路は手工芸にあふれています。バリヒンドゥーの信仰に息づく暮らしに触れながら手織りの時を楽しみたい。

おりひめ手織機で織る。平織りのポンチョ

2015年07月26日 | おりひめ手織機 で織りを楽しむ
南半球、バリ島の7月の平均気温は一年で一番低く、26度前後の毎日です。ウブドは標高が100~200メートルあり、湿度も70%台で、涼しく感じます。日本の夏より寒く、冷え症の私はくるぶしを温めるレッグウォーマーは離せません。肌寒い時に羽織るものが欲しく、ベストの次はポンチョを平織りで織ってみました。

バリ島地図




経糸は4色。各色糸ごとに整経して、前巻棒にセロテープでとめます。右側から順番にオサに通していきます。
全て、通し終えました。色糸ごとに重なり合っています。
手前から色を見ながら通していけるので、途中で変えることも出来ます。おりひめ手織機の特徴でしょうか。


平織りの4321の順番でソウコウに通します。


今回は6本づつまとめて、後巻棒に結びました。






結び終えて直ぐの状態。綺麗ではありません。


後巻棒に巻いていきます。
最初の巻き始めが大切だと思うようになりました。
ここで、結び目を整え、余分な端糸を切り揃えます。
機草(模造紙を使用)を平鉄にはさみ、結び目の下に固定します。私は平鉄がズレないようマジックテープで押さえています。




巻く前に前側の糸を整えます。
色糸の束ごとに整えます。
セロテープを外して、束を引っ張りながら、指で何回か弾くと交差している糸同士の絡みがはずれてくれます。
まずは茶色。




緑色。


グレー。




逆から重ねていきます。
グレーの上に緑色。


緑色の上に茶色。


少しづつ整え、巻いていきます。前巻棒に結べる長さを残し巻きとります。


前巻棒に結びます。
中央、左右と順番に結びます。




配色のイメージがつかめないので、シュミレーションの糸を作ってみました。
いつも使っているオサ通しとソウコウ通し。





最新の画像もっと見る