今日は、区の“どんど焼き”の日。「小正月に行われる火祭りの行事」のことだけど、長野では、こう呼ぶ。地域によっては、左義長（さぎちょう）とも呼ぶらしい。まぁ、とにかく、お正月の門松や飾り物を焼く民俗行事
。高齢化の進む地域だし、子どもの数は年々減ってる。今までは、玄関前に置いといて、区に回収して貰ってたんだけど、僕んちの旧宅の解体から、続けざまに解体工事が進んで、空き地が出来たんで、ウチの真裏
。さすがに目の前でやるのに出てかないのも何なので、今年初めて顔を出す
。
中心になってるのは、地域の消防の人たちで、参加人数はざっと二十数人。ずいぶんと小じんまりしたもんだけど、それでも区の人間が顔を揃えるのは珍しい
。隣の旦那とも、「今日の雪かきやって貰ってどうもどうも」なんて言われて、「いえいえお互い様で」なーんて、取りとめのない話をしてたら、消防団の人がやって来て、紙コップとお神酒を。一杯、二杯、三杯・・・
さすがに三杯飲むと、ほろ酔い加減になってくるし、出掛けるどころじゃなくなってくる
。お酒を頂く予定じゃなかったしね
。
ホントは、顔だけ出して、あとはちょいとスーパーに買い物行くか、先週行った温泉に使ってこようと思ってたのよ。殆ど腰痛は治ってきたんだけど、半日でもゆっくりしてくれば・・・温まるし・・・って腹積もりが、結局、引き籠りに
。酔っぱらって運転は出来んし、歩いて行くにしても、湯冷めしちゃ、しょーがないしさ。
以前も書いたように、この周辺一帯は高齢化が進んでて、善光寺一帯までの広域で考えても、６０歳以上の人口が４割を超してる。
それでいて、車なしじゃ、スーパーやコンビニに行くのは、高齢者にはかなりきつい。
市街地には違いないし、観光地ではあるんだけど、買い物にはかなり不便なところなんでね、この周辺は。
市街地だから、映画館や飲食店はある。だから、僕が歩いてそういう娯楽を堪能するには良い場所だけど、僕が年金生活になる頃には、間違いなく車なしの生活になるからね。生活するにはかなり不便な場所だってことを実感するようになると思うよ。
どんど焼きが終わって、帰ってしばらくしたら、区からアンケートが来てて、今は住みやすいですか？、どんな不便を感じてますか？・・・なんて質問項目が並んでたから、ついそんなこと思ったんだけどさ。
具体的な要望を書く欄があったから、“コンビニ”って書いといた。
今は困ってないけど、自分が高齢者になったら、求めるのはそれ。一通りの生活物資が揃うもん。コンビニと高齢者の相性が良いってつくづく感じるようになったなー。年取ってきたせいかもしれん
。
