日日不穏日記gooブログ版

梅雨入りを実感した日

 おとといの配達で「国産のものだから生協さんの薄力粉買ってるのよね」という話から生協で扱っている国産豆腐の表示の話に移って、あれこれ話す。遺伝子組み換えの問題もあって「大豆トラスト」の象徴される自給率アップの運動とともに国内生産が伸びてきたとはいっても、大豆の自給率は5%程度。生協に「国産豆腐」の企画がたくさんあるけど原料調達できるの?という疑問が出ても無理はない。この5%という数字は大豆全体の消費量にかかわる数字で、大豆・納豆など食用大豆の自給率は26%とか。つまり、食用大豆に限っていえば国産はそれほど珍しいものではないということ。ついでに言えば、スーパーなどで売ってる豆腐を見れば「○○の水使用」とか「田舎なんとか」なんていう表示が目につく。でもそれは原料の産地とは全然無関係。むろん水は大豆のおいしさに重要なものではあっても大豆の産地を示すものではないし、「田舎云々」は商品名。国産大豆使用であればそれだけ高価であるわけで、販売者はその旨表示を入れるのは間違いない。そうやって商品の表示を見ていると消費者が「勝手に思い込み」するようにあれこれメーカーが表示に工夫を凝らしているものが山ほどあって見ていて飽きない。そういう点では生協の商品案内表示って(良い意味で)正直に過ぎるって気がする。

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