ネット空間は＜右＞の圧倒的優勢

　帰りに３日連続でアートコーヒー。あまりに暑い日が続いてるんで一日の終わりに旨いコーヒー飲まんと満足出来んのだ。ついでに平安堂川中島店で立ち読み。週刊朝日で「漫画「嫌韓流」10万部大ヒットの「気分」－韓流ブームに真っ向挑戦」って記事があって読んだけどたったの１ページ。周辺取材だけでなく、本人にメールでインタヴュー。全体的には公平というか無難にまとめてるって感じ。著者は３０代前半。きっかけは小林よしのりの従軍慰安婦についての記述って言うから、新ゴー宣の第３巻（９７年）だな。あの頃の読者が“目覚めて”書いてるわけだ。その「よしりん師」の新刊『靖国論』が平積み中。８月１５日前の緊急出版で間に合わせたってことだろうけど、すごいエネルギーだわ。【★ 「嫌韓流」には負けんニダ！日韓の反日人間が作る誇らしいマンファの数々！　】←元気なのはやっぱ右のブログたち。日本のナショナリズムが偏狭であることを認めつつも、お隣の民族主義教育もちょっとどうかと思うな。これ見ると。で、ここに出て来る日本人の松田妙子さんという人のマンガ、凄いわこりゃ。こうした情報がネット空間で次々と流されれば、そうした状況への苛立ちが『嫌韓流』をベストセラーに押し上げるのも無理からぬことって気がする。ネット空間は圧倒的に右が優勢。それへの対抗軸があるブログって、再三言及してる【世に倦む日日】位じゃないかな。あといささか教条的な雰囲気があるけど【Internet Zone::Movable TypeでBlog生活】。いささか、この日記でのブログの紹介に偏りがあるとすれば、今のそういう力関係が反映してるってこと。【魚沼の危機　コシヒカリが消える！？ 】←先月１７日に触れた「新潟県と農協は、今年から従来種のコシヒカリでなく、他品種と交配して「いもち病」の抵抗性をつけた新種「コシヒカリＢＬ」を県内のほぼ全域で導入を進めている」という問題について夕刊フジのネット版ZAKZAKが「追跡」で３回に渡って特集。あまり他のメディアで報じていない内容なので一読の価値アリ。