オレンジパークから、形原漁港までは３０分くらいだろうか。蒲郡と言うと競艇場があり、潮干狩りをするスポットもある。昔からこのブログを読んでる人は、僕が愛知県の知多半島を通って日間賀島に何度も行って、美味しい海鮮を食べてるのは、よく知ってると思うけど、この形原漁港も、同じ三河湾の海の幸が集まってくるところ。
知多半島と違うのはね、規模。半島には大きな漁港や海鮮市場があるけど、ここは店が一件だけ。海もコンクリートブロックに阻まれて見れない。
でも、市場は良いよ。新鮮な魚介類がたくさん売ってるから。やっぱ、同じ愛知県の匂いがする・・・。
日間賀島に近い佐久島のアサリも売ってたなぁ。養殖じゃなくて、天然。だから実が凄く大きい。
バスの運転手さん一押しだったのが、“メヒカリの唐揚げ”（参考：メヒカリの生態）。冷凍されててね、油で揚げるだけ。「骨まで食べられる」というのが売りで、試食すると、凄く美味しい。
ウチに電話
して、冷凍庫のスペースを確認。さっそく買うことに。やっぱり、海のない長野県人には、こういう新鮮な海の幸は琴線に触れるよ。うんうん
。
４０分程で買い物を終え、元の道を戻って行き、余裕が出来た時間で、高速のインター近くの「えびせんべいとちくわの共和国」に３０分ほどお土産タイム
。売ってるものは、名前のまんま。一番の売れ筋は“車海老せんべい”（５００円）。うん、味？いいんじゃない。それで売ってたのが、＜車海老せんべいソフト＞っ（３００円）！
まぁ、写真を見た通りで、ソフトクリームに車海老せんべいを一枚差してあるだけの代物・・・何じゃそりゃ
。まぁ、ネタで食べましたが、普通のソフトクリームでしたな。ふっ。
帰り道、長野県に戻っていくに従って、雨が雪に代わってく。それぞれが楽しみ、寝る人、酒盛りを続ける人、歌う人、マイクを離さない人・・・。
旅の終わりをみんなが惜しみながら、バスは終着へと向かってく。来月には花見、北信濃の会は、東京へクルーズの企画。一つの旅の終わりはまた新しい旅の始まりにもなってくんだよ。
蒲郡は、僕の祖父が生まれたところ。言ってみれば、本家筋に当たるとこなんだ。祖父の２人の兄は海軍（中将）と陸軍（大佐）の将校（終戦時には予備役）だったし、戦前は名家だったって聞いている。
生協最後の旅が、自分のルーツに触れる場所と言うのも、何かの縁だったかもしれないね。また、旅に行こう。今度は“お客さん”でなく、スタッフとして支える側で関わって行けたら・・なぁんて今は漠然と考えてるよ。
