最近、台風や事故などで被害が出るたびに気になるのが、けが人の“その後”。例えば、突風で飛ばされて、７０代のお婆ちゃんが、重傷を負ったとするよね。死ななかった、助かった。ニュースは当然それでお終い
。けが人の一人としてカウントされるだけ。だけどね、最近は、そういうニュースが気になってしょうがないんだよ。「その後、どうなった？」ってね
。そりゃ、社会的にインパクトがあるのは、日本刀振り回して・・・って話だけど
。７０代の老人が重傷を負えば、その後の生活は大きく変わる。運良く、元の状態まで回復するかもしれんけど、元気だったその人が、寝たきりになるかもしれないじゃない。
今のお袋の状態が、それに近いわけ。いや、車椅子ではないし、杖をつけば歩くことは出来る。部屋の中は歩ける。ただ、ベッドからの寝起きにかなり時間がかかるようになってきてるし、玄関の段差は支えがないと越えられない。
今までは、食事のあとの片付けはやって貰ってたわけ。だけど、今はダメ。
両手を離して洗いものをするのが、怖くて出来ないんだ。あと自分で出来てた細かい日常のことが僕の介助なくては出来なくなった
。きっかけは、ホンの些細な部屋の中の転倒。それで腰を強く打って、今まで行かなかったペインクリニックに通ってる
。
何だかんだ言っても、手すりがあれば、階段を昇れたのが今はもう無理。歯科にも通ってんだけど、歯科って２階に登ってかないといけないのよ、階段を。１０日前は支えがあれば出来たのが、今は、とてもとても
。月曜日に予定してた通院はキャンセル
。問題は、このことがずっと体力の低下として尾を引いていくのか。これね、すごく怖い。当然それは、（本人が）精神的に辛くなったりとか。それを支えようといろいろ話す
。そうしたことが僕自身の精神的な負担にもなってきているんだね。そんなこともあって、昨日気分転換に映画観に行ったりしたんだけども
。今は現状維持を何とか、って気分を切り替えてる。あとは周囲の支えだね。僕自身がＳＯＳ信号を出すようじゃ困るから。
・休肝日（０）
★１０月１２日現在の処分数（３０１／３５０）
