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無農薬バナナはどれだけ“安全”か?

 夕方、センターでコープネットの農産担当職員を迎えてのバナナ学習会。現在扱っている園地指定フィリピンバナナ、高原バナナ、エクアドルバナナ、台湾バナナについての説明と試食。そのうちのエクアドルバナナは7月1回から「有機JAS」マークがつけられるように調整中だとか。慣行栽培では農薬を120回~170回も使用するといい、エクアドルバナナを除く3種類のバナナは3~4割農薬を削減しているという。

 現在の農薬は残留性はかつてと比べれば格段に少ないとはいえ、こういう数字を出されるとビックリする。一方、エクアドルバナナは有機JASで使える農薬を2回のみ、安全性の問題を説明の後に突っ込んで聞く。ま、きちんと管理されてるから、両方に差はないってことだそうだ。こんなことを聞くのは嫌味かなぁ。



 渡辺宏さんの言う「洗浄時のものは要するに皮の表面を洗って、カビてくるのを防ぐためです。バナナは皮をむいて食べるものですから、中身については心配ないと思います。それではよく「無農薬バナナ」というのが売られているのはどうしてか?という疑問が出てくると思います。あれは趣味というか、気分の問題だと私は解釈しています。気になるようなら「無農薬バナナ」も結構ですが、安全面から言えば別に変りはないです」(安心!?食べ物情報--Food-Review--395号)ってことなんだよね。ま、美味しければいいし、バナナが怖いって人には、“安心”して食べてもらうために、利用してもらえばいいってこと。品揃えの一つと考えればいいんじゃないかな。

 ちなみに僕が利用してるのは、高原バナナ。標高450~1000mにある圃場で栽培されて、他に比べて糖度の高いものでこれがお気に入り。今回届いたのは真っ青だったけどねbe

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コメント一覧

haikyotansaku
「実際出てくるのは収穫に近い時期に散布されたもので・・・」やっぱりそうですか、100回以上の農薬が検出されたら、タイヘンですものね。農薬については、まだまだ知らないことばかりですヽ( ´ー)ノ
ヌーボー
>>慣行栽培では農薬を120回~170回も使用するといい・・・
と言っても、検査すればそれだけたくさんの農薬が出てくるわけではないのです。実際出てくるのは収穫に近い時期に散布されたもので、さらにバナナの皮は厚く中まではほとんど残っていないのが実情です。
しかし、実しか食べない日本では皮も基準の対象だから・・・データー的には農薬が残っている?でも実はほとんど残っていない?というわかりにくい状況です。
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