本日新聞を呼んでおりますと、大阪の都心に里山を作っているという記事が目に付きました。
作っているのは、あの住宅メーカーも積水ハウスさん。会社のある新梅田シティの一角に「新・里山」を作られたそうです。もともと積水ハウスさんには「5本の樹計画」なるものがあるそうです。
本来の趣旨は、
「住宅の庭に、その土地にあったなじみ深い樹木を5本植えましょう!3本は鳥のために、2本は蝶のために。」
ということだそうですが、今回の里山もこの計画がベースになっているとか。
この里山計画は、各地で盛んに行われています。奈良でも近畿大学で里山計画があり、今年は予算もついたとか。また我が家の近くの佐保川沿いでも、里山計画に近い自然の生態系をとりもどそう計画が推進中なんです。
ただ、へいはち自身はもひとつピンときておりませんでした。で、新聞を読み進んでいくとなるほど~ということがここかしこに!!!
●たとえば日本の在来種でないヒマラヤスギを庭に植えても、20~30種類の虫や鳥しか集まらないが、コナラやクヌギなんかには500~600種類の生き物が関与してくるとか。
1匹のシジュウカラは年に10万匹以上の毛虫を食べてくれる、つまりそれだけ防虫剤をまく必要がない。
●カタバミという草には、ヤマトシジミチョウが集まりますが、この蝶は同時にトマトの受粉をになっているとか。
その他、多くの鳥や蝶がそれぞれに自然の流れの1コマになっているそうです。
自然の力というのは、本当にすごいな~と感じながら、さらに大阪の一等地にドカンっと作ってしまう大手企業さんの懐の深さも同時に考えさせられました。物を売るだけではダメなんですよね~そこが一流と二流の違いなのか、、、
そんなことを考えながらふと写真を見て
「なんか、近くによく似た風景が広がってるぞ~」
なんて思ってしまったへいはちでございます。はい、決して都会とはいえない奈良なのでした。里山もい~ぱい!ははは。
なお、この新里山は、自由に見学ができるそうです。
●昨日の歩数 14500歩 体重 -1.8kg
わたくしの食生活も、自然の摂理にまかせてみたい、、、