早朝
朝4時15分
まだ世の中は深い眠りに入っている中、へいはち家は動きだします。へいはちさんも思考回路が狂ったまま、あっちへうろうろ、こっちへうろうろ。気が付くと5時まじかとなっております。子供たちを起こし（こんな時は、一発で起きるんですよね～。普段は全く動きもしないのに。）車へと向かうのでした。
写真でもおわかりのとおり、あたりはまだ真っ暗け。改めて早朝だと思いしりました。
さて、いつもどおり予定より15分遅れで無事出発とあいなりました。いつもなら近くのローソンで食料を調達し車のなかで朝食をとりながら向かうのですが、思考回路がくるっているへいはちは
「急いでないし、どっかのＳＡで食べたら良いか」
なんてことで、コンビ二の前を素通りすることに。その後、家族から非難の声がゴーゴーとわくのでございます。
さてへいはち家が北陸・東北方面へ向かう場合は
京奈バイパス→第2京阪→京滋バイパス→名神と通ってまいります。
以前にもお話したとおり、ＥＴＣへの依存度が高いへいはちさんです。高速料金は自動的に口座から引き落とされることに。ですので、現金を用意する必要もあまりございません。（一部有料道路はまだ未対応なので全くではないのですが。）
またお買い物も、いざとなればクレジットを使えるところが多くなってきましたので、つまりはお財布の中にはあんまり現金をいれなくなってきております。
この時も、そういうことであまり持ち合わせておりませんでした。
さて、京奈バイパスから第2京阪道路へと向かいます。
「ここから高速三昧じゃ～」なんて意気揚々とインターチェンジへ向かうへいはち一家。
「高速料金もカード落としだし」
なんてふとインターチェンジを見ると、ＥＴＣレーンのところが赤ランプ。
「あれ、あれれれ」
赤ランプってことは、通れないってこと。
「ってことは、一般レーンを通れってこと？ってことは現金？」
困ったとこになりました。
ただ、ここは第2京阪道路。これから京滋バイパスから名神と通っていくのでどこかで清算するだろうなどとのんきに構えておりました。
でもですね～いけどもいけども料金所が見当たらず、、、気が付けばすでに名神高速へと入っているのでした。
「お金どうしよう？」ふと不安がよぎるのでした。
そうこうするうちに家族から「腹へった～」の大合唱が始まります。
「どこにあんねん、ＳＡ」
「やっぱりローソンによるべきやった」
などと、口々に抗議の声が上がるのでした。
「もう名神に入ったから、すぐにあるで～」といいかげんな返事のへいはちでございます。
けれども、行けども行けどもＳＡなるものが見つかりません。ＰＡならあるのですが時間が時間なだけに、食べ物を売っている可能性も低く、、、、、
結局家族をおだてながら米原近くの「多賀ＳＡ」へとすべりこむのでした。
自宅を出発してから約1時間。
「偉いぞ～よくぞ我慢してくれた～」
と心にもない賞賛の声を上げた自分がそこにおりました。
さて昨日のネットによる検索のけっか、金沢では水族館が見つかりませんでした。能登島まで行けばあるようなのですが、他に目的もあったし時間の都合もあるので、しのび難きを忍び、水族館行きをあきらめました。そのかわりにと言うことで
富山県の氷見市にある
「フィッシャーマンズワーフ 海鮮館」へ行こうと半場強引に決めたのでした。
その海鮮館には、名物の氷見うどんやら海鮮焼きなど、獲れたての海産物をいただけるレストラン等があります。せっかくなので、ついたらなにか食べようと思い家族には
「到着したら、美味しいものを食べるから、今は軽くしておこうな」
ってことで、各自自由に朝食をとることに。
へいはちと奥様は、サンドイッチとコーヒーと言うすこぶる通常の朝食メニューとなりました。
これでもけっこうボリュームあるよな～などと二人でしゃべりながら食べておりますところに、息子が戻ってまいりました。
おもむろに袋から取り出したその手には、な、なんと鱒すしが！まさか今からこれを食べるじゃないだろうな～
へいはちさんの不安が的中してしまいます。
「やっぱ、北陸行くならこれでしょう～」と息子。
唖然とするへいはち！
すると今度は娘が戻ってまいりました。やっぱり袋から取り出したのは
まぜご飯に、れんこんのきんぴら！
「朝は日本食やね～」娘が一言。
「お前ら、人の話聞いてんのか～！」心の叫びでございます。
結局朝のお勤めがあるからとかなんとかで、40分の時間を費やしたのでした。
さて、まだ時間は7時くらい。朝の北陸道はすこぶる快適に走れます。車も少ないし道もきれいだし。トンネルが多いのもそれだけ自然の厳しいところを作ったんだろうな～などと、結局完全に目を覚ましておりました。
そのうち左手に海が！
「海は広い～な～大きい～な～」
毎度のことながら、車中で大合唱がはじまります。
「君らは元気で良いな～、こっちは寝不足だよ。」ため息が出てきたへいはちなのでした。
金沢が近づいてきた頃「美川県一のうまれた町」なんて文字が目の前に
「美川さんてあの美川さん？」
「あねごキャラの美川」などあーだこーだとしゃべりながら車はいよいよ金沢を過ぎるのでした。でもあいかわらず料金所がありません。
「いったいいくらかかるんだろう」
だんだん不安にかられてきたへいはちなのでした。
さて本来の目的地金沢をお父さんの独断により通り過ぎ、へいはち一向は氷見へとむかうべく能越自動車道へと向かうのでした。
やっと見えてきました料金所
「あの～ＥＴＣカードで払えませんか。」
「現金のみです。」
福沢さんが旅立っていきました。とほほほ。
さてまだ新しい道路だったんでしょうか、Ｌちゃんのナビ上では田んぼの真ん中を走っております。
「ここで降りんでええのか？」
「行くところまで行くしかないやら」
などと喧々諤々。結局終点まで行くと氷見への掲示が出ており一安心したのでございます。
一般道路に出たへいはち一行、高岡の郊外にあたるのでしょうか、非常に道路がきれいです。本当に走りやすい。道路標示にしたがって信号を左に。そのまままっすぐ行けば氷見へと出られるはずです。
途中かわったパチンコ屋さんを発見。
娘がひとこと
「ここが、フィッシャーマンズワーフ？ここに行くの？」
う～ん、違うんだな～。まずあたりに海がない！どこにも魚屋さんがない！
なんだかんだとはなしておりますうちに、無事氷見の商店街へと抜けてきたのでした。
ナビで地図を見ながら氷見港へと向かうへいはち一行。
目の前に立派な橋と「海鮮館」という看板のあがったしゃれた建物が見えてまいりました。
「やっと着いた～！」一同から歓声があがります。
車からおりると、サブちゃんの演歌がお出迎え！
さすが漁師町！いやがおうにも気分は盛り上がったのでした。
時間は9時15分。ほぼ4時間ほどの移動時間でございました。
ということで、続きはまた明日。
おいおい、まだ到着したところやん。とほほほ。
●昨日の歩数 14856歩 体重 －０．４ｋｇ
おいおい、どうなってんだよ～～～
