前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

京大入試問題を考える

2011-03-07 12:33:40 | そのほか
毎年この時期になりますと、自分の大学受験のことを思い出しますが、
それとは別に一つ楽しみにしていることがあります。


それは、京都大学キャンパスに受験生を迎えるために"出現"する
「折田彦市」先生のハリボテ銅像のことです。

 折田彦市(おりた ひこいち)先生とは何ぞや?
 ハリボテ銅像とは何ぞや?という方は、
 "える会長"のHP『折田先生を讃える会』をご覧下さい。
 https://sites.google.com/site/freedomorita/


すでに10年以上の歴史を持つ「ハリボテ銅像」。
黎明期には大学当局との激しい"抗争"もあったようですが、
今では京大受験シーズンの名物、あるいは季節の風物詩として
広く認知された観があります。

なにより、このようなことがなければ、門外漢にとって
「折田彦市」先生という人物のことを知る機会はなかったでしょう。
それだけでも"彼ら"の為しえたことの意義は大きいと思います。


ある時、ある人達が何気なく始めた"ある行為"が
時を経ても代々受け継がれて行き、やがて伝統と成る・・・
という事象が私はとても好きです。

銅像のクオリティーの高さと心憎いまでの遊びの"つぼ"・・・
もし関西圏に住んでいたら是非現物を観に行きたい、と思ってしまいます。



(見よ!この出来栄え!!
"える会長"に写真転載の許可を頂きました。ありがとうございます)



("オリジナル"を忠実にアレンジしているこの看板も毎年秀逸です)


近年は大学当局と銅像製作者の間に、
ある種の"紳士協定"のようなものが成立しているようですが、
個人的には、当局側に今一度"弾圧"する姿勢を見せて頂きたい。

"レジスタンス活動"は、弾圧が激しければ激しいほど勢いを増す。
それによって、更に「折田彦市」先生の認知度も増していく・・・

・・・なんて、部外者が火をつけてはいけませんね。
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