前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

ミヒャエル・ハイドン 『レクイエム』&トランペット協奏曲

2010-02-22 09:05:45 | クラシック音楽
弟ハイドンさんの『レクイエム』を聴きました。


弟ハイドンさんはハイドン先生より5歳年下の1737年生まれ。
でも先生より3年早く亡くなっています。

『レクイエム』は"大司教ジーギスムント追悼のため"となっていて、
自分のパトロンでもあった大司教がなくなった1771年の作です。
(大司教の宮廷楽団のコンサートマスターを務めていたそうです)



あまりよく知らないのでいろいろ調べてみましたが、
モーツァルトの『レクイエム』に大きな影響を与えた、
というかモデルになったと言われています。

確かに出だしとか、雰囲気が似てるな~という気がしますが、
全体的にはモーツァルトほど劇的ではありません。
まあ、レクイエムですから当然ですが。


まだ具体的な感想をいえるほど聴きこんでいませんので、
モーツァルトのと比較もしながら聴いてみようと思います。



もう1曲、トランペット協奏曲第2番ハ長調を聴きました。


2楽章構成、10分程度の作品です。
第1楽章はアダージョで、第2楽章がアレグロです。
どちらの楽章もかなりのハイトーンが続きます。

やはり、当時発明されたキートランペットのための曲でしょうか。
現在のトランペットで演奏するのは相当難しそうです。
バロック作品で使われるピッコロトランペットで吹くのかも。
色々調べましたが、ちょっと詳細がわかりません。


第2楽章は、ハイドン先生のトランペット協奏曲のような
親しみやすいちょっとユーモラスな旋律ではなく、
どちらかというとモーツァルトのホルン協奏曲みたいな
丹精で颯爽とした感じです。


この辺も、やはり兄弟の"性格"の違いでしょうか?

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