感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

「ものづくり」を通して百年先の感動をつくる事ができるのが「今」

2015-03-11 21:12:23 | 家づくり職人物語
週半ばの水曜日、今日は天候に恵まれたかと思われた岡山・倉敷。

市内の方は肌寒さは感じたものの天候の崩れは無かったお思いますが・・・

「しんちゃん」、「小野くん」が作業にあたる赤磐市では雪が降る時間帯もあったようで今日も冷え込んだ一日になりました。

そんな私の一日ですが、今日は現場めぐりの予定を極力外し、デスクワークに取り組んだ一日。

朝から溜まっている見積依頼の案件にパソコンと睨めっこしながら格闘。

目をつむればまぶたの裏には数字が浮き上がる午前中でしたが、大半の依頼の対応が進んだことには一安心。

午後からは倉敷市茶屋町でキッチンの取替えを計画しているお客さん宅へ代理店さんとメーカーさんとで現地を確認に行ってきました。

最近の住設メーカーさんは現地を確認してからではないと商品の発注ができないメーカーもあるようで、工事価格の取り決めからは時間が経ってしまいましたが、ようやく本日発注。

およそ三週間の納期に工事は来月初旬となりますが、工事では必ず「良かった」と思える施工物語をお届けしますので少々のお時間を賜りますようお願いします。

さて、その後も会社に戻りデスクワーク。

小規模の見積書は午前中で殆ど上げた、ここからは一番厄介な岡山市内の某医療施設での改修工事計画のお見積。

厄介というのも現地の確認が出来ていないのが一番頭を悩ませる所でもあり、施設の方針などでは音が出る作業の時間帯が限られるケースもあるのが、こうした医療施設の工事。

そういった点もこれまでの経験を元に平均的な所を目安にお見積をしましたが、やはり概算価格っぽくなってしまい、やや割高な感もあります。

それでも提出期日が迫っているだけに早々に先方へメールで見積書を送ればひと段落。

とは言っても順番に作業を進めてきた見積作成ですが、後はいつもお世話になっている玉島の工務店さんからの介護保険制度を利用しての住宅改修用の見積作成の番ではありますが・・・

今夜は早く帰ると家族に断言しただけに、こちらは明日の提出にさせていただきブログの更新を・・・

写真は先日、現地調査に行った現場の横にあった石の階段、一昔前に積み上げられた階段ですが、ここでも多くの職人さんたちが汗を流した当時の施工風景が目に浮かぶような・・・

「ものづくり」を通して時代を超えて受け継がれるもの、愛されるものをつくる事ができる。

そんな物語を紡いで行けるように明日も全力で「今」という時間を生きねばと・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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