感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

「未来」を具体的に伝える事ができる人に成りたい

2013-10-23 21:05:54 | 林俊文の想い
雨の降り続く一日になった倉敷市、今日も「しんちゃん」、「まっちゃん」は倉敷市鶴形での住宅リフォーム現場へ出動。

大工工事もそこそこに今日はシステムキッチンの壁面に使うキッチンパネルと言われる部材の取付に励んでくれています。

ひと昔は油汚れを落とす為にタイルを貼るのが一般的だったキッチンの壁ですが、「目地の汚れの掃除が大変だ」と感じられている人も多いのでは。

最近ではその悩みを解決すべくこのキッチンパネルと言われる部材が使われる事が多くなっています。

表面自体はタイルと変わらぬ清掃具合ですが、何より掃除の一番の悩みでもある目地が少ないのは嬉しい事。

価格もタイルの場合と殆ど変わらないので当社でもお勧めしている素材です。

下地に依る施工範囲も広く、例えば既存のタイルの上からも施工できるので、「キッチンは今のを使いたいな」と言われる方も壁面だけのリフォームも可能です。

さて、こちらの現場ではキッチンパネルも貼れてしまい、いよいよシステムキッチンの取り付けに工事は進んでいく予定です。

そんな中、私は今日は朝から会社に缶詰め状態で急ぎの書類作成に取組みました。

パソコンと向かい合うこと12時間、「今」は先が見えて来たのはとにかく救い、どんなに高い理想を掲げても何事も先の見えないままに「今」に取組むのは不安です。

誰しも何らかの結果が見えねば途中で心が折れてしまうのも致し方ないのかも・・・これも仕事と割り切れるのですが実際に他の立場で考えると難しい。

他人に「これは良いですよ」、「これなら間違いないですよ」と進めた所で、其処に「未来」が見えないのでは他人は先には進んでくれません。

そうして考えると先に「未来」を見せれる工夫がどうしても必要に為ってくるように思います。

簡単に「未来」見せると言っても只、語ればよいだけの時代ではないのは誰しもが承知、その上で他人に「未来」を見せる方法を考えれば、やらねば成らない事は自然に山積みになってきます。

しかし、此れが出来るか?出来ないか?で自身の未来も大きく変わってくるのでしょう。

その為には、その山積みの課題をひとつひとつクリアしていける「志」と「行動力」が自分にあるか?ないか?を問わねば成りません。

此れは卵が先か?鶏が先か?の様な話ですが、誰かに「未来」を見せる為には、誰かが見えない「今」を歩む必要があるのだと・・・

「今」と言う瞬間に真摯に取組まねば・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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