感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

畳表も並べて比較することで自分に一番あった商品選びを・・・

2013-05-21 21:14:46 | 住宅リフォーム工事物語
今日も気温の高い動けば汗が出る一日になった岡山・倉敷。

倉敷でも数件行う家づくりの現場では大工さんたちが一区切り付けた現場も協力業者さんたちの手によって着実に工事が進んでいる様です。

岡山市中区の住宅新築現場も「しんちゃん」、「信くん」のふたりの大工さんの手により着実に工事が進行。

そんな中、私は大工の「まっちゃん」と岡山市中区の住宅リフォーム現場へ向かいます。

追加工事の連続で何だかんだと、かれこれ一ヶ月以上の工事期間にもようやく終わりが見えてきたのには安堵感もありますが、少し寂しい気持ちがあるのも確かな所。

毎日、お茶にお菓子、お昼ごはんとご馳走してくれたお客さんに何としても感動の竣工を向かえたいと今日も精一杯の努力を重ねます。

そんな一日、私たちは昨日取付したアルミ引き戸の外壁周りのモルタル下地つくりに室内の残工事。屋外ではエクステリアの職人さんたちが門扉とフェンスの取替え工事に勤しんでくれています。

途中からはアルミ屋さんも現場に訪れアルミの面格子の取付など一気に工事が竣工に向けて進む中、誰しもが「良いものを・・・」、「良い仕事を・・・」と施工に励んでくれている姿に感謝。

写真は本日、納品された「畳」。

本来は畳の裏返しが3帖でしたが、あれよあれよというまに3帖の間と4.5帖の間の二部屋の畳を新畳に変えさせていただきました。

畳表も良し悪しの段階がありピンキリ、良い畳表に成る程、い草の目が詰まっています。更に使う内に畳表の「い草」も段々と枯れた様に赤茶けたりするモノが省かれ何時までも均一な色合いままお使いいただけます。

今回のお客さんは良い商品の方が長持ちするという事で「綿麻」と呼ばれる等級で畳表を作成。この程度の畳表になれば一般の新築住宅に収める畳の倍近い価格にはなりますが、長い年月を考えれば結局の所は得する事でしょう。

この畳も見る人が見ないと解らないだけに単純に価格での判断が難しい商品です。

畳の表替えなどの時にも業者さんに畳表のサンプルを数点用意してもらい、キチンと並べて比較する方が後で後悔がないのですね。

さて夕方からは私の自宅のご近所さんから網戸の張替えの依頼をいただき網戸の引取りにお伺いします。

今回はアルミ製の網戸が2枚と木製の網戸が3枚、気温も高くなり、これからの季節は何かと窓を開けるケースが多い筈。取り急ぎ最短で納品できるよう一旦預からさせていただき加工場にてネットの張替えが終わり次第、お届けさせていただきますね。

その後はデスクワークに取り組んでいるのですが、思った程に捗らないのは疲労のせいですかね?

ブログを書いて気分一新、今夜は出来る所までデスクワークを進めておかなければ、明日の夕方から来週の火曜日まで毎日続くお客さんたちとの打ち合わせに書類が間に合わないようでは話になりませんからね。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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