大工職人として「ものづくり」で繋がれた暮らす人との絆が喜びに

雑然とした一日を終え今、パソコンの前で呆然としている、このひと時。

明日から待ちわびたＧＷ休暇を目前に先程までの慌ただしさが嘘の様に静かな気持ちで「今」を居られる事を不思議に感じます。

そんな一日のスタートはデスクワークから、先日打ち合わせを行った倉敷市連島の住宅リフォームと真庭市での住宅リフォームの平面プラン図を設計事務所さんへお送りする作業からスタート。

どちらも大規模な改修だけに図面の作成は必須、何より現場が重なると職人さんたちに暮らす人の思いや希望など全てを伝える事は不可能。

その為に建物の図面と共に暮らす人の夢を書き加えてもらう為の大切な作業なだけに現地の調査やお客さんとの会話の中で聞き入れた希望は全て一枚の用紙に書き連ねます。

2物件分の作業を済ませた頃には正午を回った時間に慌てて昼食を取り、工事の約束していた岡山市中区のＬマンションへ向かいます。

一人では手の負えない作業に途中で倉敷市街で「まっちゃん」と一緒に木造施設の新築工事を行う大工の「小野くん」に応援を頼み
二人でＬマンションへ・・・

今回は洗面所の床のたわみの修理が主な作業、現在の床をカットして根太と呼ばれる補強材を入れて合板を張り直す所までが当社の作業。

しかし、今回の床はマンションや事務所などで多く使われる事の多いフリーフロアー・・・この床の下地が後から修理する際に一番手間がかかることは大工さんなら誰しも経験があるのでは？

それでも床下に布設されている配管類に傷を付けないように既存の床を撤去して根太を用いて補強、予定の時間をややオーバーしながらも無事に作業完了です。

その後は同じ系列の岡山市北区のマンションへ移動し見積もり用の現地調査。今回は結露で傷んだ窓枠の取替えとキッチンの収納部分の修理が計画され、こちらも早々に見積書を作成してお届けしますので今しばらくのご猶予をお願いします。

さて会社に戻れば18時、其処から数年前に新築させていただいた、ご近所のお客さんからの依頼で外壁の清掃作業に二人で向かいます。

今回は家の外壁の2階部分という事で普通の人なら手の届かない様な場所ではありますが、大工の小野くんが二連ハシゴを用いて高所の汚れをブラシで除去。

まだまだ築数年という事で綺麗な外壁であって欲しいのは暮らす人と共に、新築工事に携わった私たちも同じ気持ち。小さなアフターでしたが、とてもお客さんが喜んでくれた事に私たちもついつい笑顔に。

「家」という舞台を通して、こうした人との繋がりが私たちの喜びでもあり、誇りでもあるようです。

さて、明日から6日までは当社、「林建設」もＧＷ休暇となり、こちらのブログも併せてお休みさせていただく予定。

急を要する連絡などは担当者に直接連絡していただければ出来る範囲で対応させていただきますので困った時は先ずはお電話ください。

それでは皆様、良いＧＷ休暇を過ごして又、7日から始まる私たちの感動としあわせの家づくり物語をこのブログでお届けできる事を楽しみにしています。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語　林建設　林俊文

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