山の頂から

やさしい風

他人を呪わば穴二つ

2008-02-27 08:23:52 | Weblog
今朝、6時にモモの散歩に行った。
風が強いわりには雲が多く、日の出は拝めなかった。
神社の東側に日の出を望むポイントがある。
そこで写真を撮る男性がいた。「今日は残念だぁ」と悔しそうに言う。
その人によると柏倉の琴平神社にもに素晴らしいポイントがあるが
≪ワラ人形≫が打ってあるので気味悪いと話す。【丑の刻参り】だ。

 丑の刻参りは【宇治の橋姫】伝説が原型なのだそうだ。
ツワリに苦しむ宇治の橋姫は夫に七尋のワカメが欲しいと頼んだ。
海に出かけた夫は美しい龍神に囚われてしまう。
龍神を呪う橋姫は貴船神社に<鬼になりたい>と祈願し果たした。
女の執念は凄まじい(・・・そこで夫は頷いた)

 しかし、他人を呪わば穴二つとの諺があるが
他人を恨み呪っても同じようなことだと云う喩だろう。
そのエネルギーを他に向ければ大概の事は叶うと思うが・・・ねぇ、アナタ!?

口は災いのもと

2008-02-27 01:34:47 | Weblog
アメリカは民主党・オバマVSヒラリーの決着は未だ。
私にはどっちでも関係ない話だが、その非難合戦はおぞましく思う。
どっちもどっちだが「品格」のない人物を選挙する米国民は気の毒だ。
尤も、その遊説の様子を見ているとまるで≪お祭り≫の様。
足の引っ張り合いに眉をひそめている気でもなさそう。
自己主張を「よし」とする人種は言わなきゃ、打ち負かさなきゃ
損と云う気風なのかも知れない。
しかし、ニュースで聴く度にゲンナリする。

 中国人もそのクチだが、五輪選手の飛び込みの女子選手が
暴言を吐いたとか。その傍若無人に些か総スカンを喰っていると云う。
 フランスのサルコジ大統領の暴言といい【口は災いのもと】
剥き出しの人間性をカバーすることは品格、品性の問題。
他人の先に立つ人間は言葉を選ばねばいけない。
嘘や取り繕うことは言うの及ばぬが、剥き出しの感情を
抑える知恵は持ち合わせて欲しいものだ。

 しかし、最近の政界にもこの種の人間が目につくようだ。
国を思うことはさて置いて、言いたいこと言ってらぁ~~の「お偉いさん」ばかり。