活動の日々

自閉症スペクトラム関連を中心とした、対外的な活動を綴っていきます。

IEP(個別指導計画)面談

2020-05-25 | 療育
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。


今週からIEP面談日程アンケートを配布し、6月から個別面談が開始されます。

この時期での面談ではありますが、3密にならないよう、環境配慮したうえで行っていきます。

私は面談には参加しませんが、目標設定と指導手続きの設定を行います。
経過を報告受けたうえで、「次はこの課題」とか、「もう少しここを重点的に」とか、そういったことを行うのが私の役割の一つです。
そして、そのために、ビデオの撮影を行い、指導のデータをしっかりと残し、いつでも振り返れるようにしています。

指導計画は、基本的に同じ課題と同じ指導手続きを繰り返してはいけないものです。まだ日本ではずっと同じことをやり続けるような風潮もありますが、それは指導にはならないのです。ゆっくりでも、必ずステップアップしていかなければならないのです。

しかし、子どもはゆっくりと成長していきますから…とかいう人もいて、その言葉だけを切り取ると事実なのですが、それを理由に指導計画の更新が数年間なされず、同じことを書き続けるということは、ゆっくりの子の指導計画は更新がいらないということになります。すなわち、指導の意味がないので、「指導者の意味」がないということになります。

ゆっくりでも、どんなに細かい成長でも、その成長の変数をとらえて記載するものが経過報告で、それありきの次の目標だということを忘れてはいけませんね。


だからこそ、IEP面談前にIEP作成があるのですが、この半年間の結果報告でもあるので、報告者は緊張です。私に怒られないように(笑)。嘘です。皆確実に成長させますよ。


新規事業所移転の資料作成等と並行してなので泣きそうですが(笑)、頑張ります。




今週はこの辺で。


それでは、また来週に。




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