活動の日々

自閉症スペクトラム関連を中心とした、対外的な活動を綴っていきます。

オリエンテーション

2016-10-31 | 日記
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。

今回の記事は表題通り、「オリエンテーション」です。


去る10月23日(日)の17:30~20:00過ぎまで、指導員全体でオリエンテーションを行いました。

総勢14名。もちろん正規雇用から契約社員、アルバイトの子達まで全員が参加し、この人数でした。

下は18歳の大学生ほやほやまでいるのに、オリエンのために皆時間を作ってきてくれました。


今回は、当然、事例検等も行ったのですが、会の理念や職員育成に関するお話もして、後は「絵」を書きました。

「絵」???と驚く人もいるでしょう。私もやるには相当ドキドキしましたよ(笑)。面倒くさいとか思われたらいやだなって(笑)。
しかし、皆すごく真剣に、かつ楽しそうに書いていましたよ。私も見ていて嬉しかったなぁ~。

その絵はこちら。




笑えるでしょう?(爆)これはうちの総責任者の「絵」です(笑)。UFOかと思いました(爆)。


全員絵を書いたのですが、これは何の意味があると思いますか?


絵のお題は「今の福祉に必要なもの」です。……「絵との関連」の意味が分からないですよね?(爆)まぁ、とりあえず置いといて(笑)。


皆にお題を伝え、そのお題から連想する絵を自分なりに書いてもらいます。そして、その意味を皆に発表してもらったのでした。


紹介した絵は置いておいて(爆)。18歳のバイトの子たちもいたのですが、めちゃめちゃいろんなことを考えていたことが分かりました。

やっぱ自己表現の機会は大切ですよね。

今回皆に絵を書いてもらったのは、皆が皆のことを知ってもらううという理由です。うまくいったと思っています。楽しかったなぁ~。たまには良いものです。


私はおっさんだから、今の若いもんは…とか、気を付けないと言っちゃうかも知れない年齢とかですが(泣)、昔の自分よりはまともですよ、うん、本当に。

後は「たくさん遊んで」、「がっつり食べて」、「げっそり勉強して」、「ぐっすり眠る」ことで、さらに成長していくことでしょう。
もちろん、謙虚さが一番大切ですけどね。「謙虚さ」こそ全てですよ。


まぁ、難しいことは置いておいて(苦)、上の絵は……わかる人もいるかな?……これは今取り組んでいる「就労」の話なので、今は控えておきますね(笑)。


「就労」について、記事にあまりしない理由は、もう既に発表できる状況なんですが、本格始動するまでは発表しないつもりなんです。
本格始動する前に発表すると、「うちでもできるんじゃない?」とか言われて、始めるころには既に「真似されまくってました~」とかいう話になると怖いので。ま、真似できるわけがないんですがね。

実際に、ABAを行うデイとして、NPO法人すくすく(現一般社団法人てんとうむし)ができたのですが、利用者からの問い合わせが増えてきたな~と思った頃に、すかさずABAとは無関係だった場所がABAうたい始めましたしね(怒)。


話は戻りますが、だから、うかつに書けないのですが、既に準備はもう少し。「来月」から試験的に稼働し、来年4月から正式稼働ですね。その前に発表しますからね。




ということで、今週はこの辺で。


それでは、また来週に。

前回からの続き~親のこととか、療育のこととか、機関のこととか~

2016-10-24 | 日記
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。


早速ですが、今回は、表題通り、「前回」からの続きを記載します。


私のクライアントとかは、「ついに書いちゃいましたね~(笑)」とか「流石(爆)」などとの「お褒めの言葉」?(笑)をいただいちゃいました。


「ついに」でもわかるように、ブログに書くのは初めてでしたが、個々にお会いしている保護者には必ず話していることです。


記事にしようか迷ったんですがね、書くと毒舌のレッテルが貼られるかな~…とか、いやいやもう遅いですね(笑)。


あの記事は、私が声を大にして言いたいことなんですよ。


私と現在直接会っている保護者ではもちろんいらっしゃらないですが、子どもが一定の年齢になるまで地域の療育センターとかでしか訓練してこなかった保護者の方の多くは、子どもが成長すると思ってらっしゃらないように感じるのです。
例えば、講座とかで、私が「どの子でも必ず成長できます」と言っても、「うちの子は重いから」とか、「運動面の疾患があるから」とか、私に直接ではないですが、そう言っている方がいるとか聞きます。
また、事例を出すと、「その子は軽いからでしょ?」とか言われてしまうこともあります。

軽いから伸びるとか…そんなこと言ったら、上には上がいるんだから、誰にも教育はいらないわけだ。…極論ですが、間違っていない解釈ですよね?
…それやりたいがためのABAじゃないんだけどな~……。と、思ってしまいます。

一方で、子どもが伸びて嬉しい顔をしなかった親も、未だかつて見たことがないのも事実です。私は今までに400人程度の事例に立ち合いましたが、それは断言できることです。

しかし、それは実際に直接指導してこそ、でもあるとも思います。つまり、セラピストが指導して、より保護者の方は、子どもが成長できると実感できるということです。もちろん、はじめは「本当に伸びるんだろうか」と半信半疑です。当然だと思います。はじめから私を完璧に信用して療育に来るわけないですからね。
それでも、必ず結果が出ますから、一人のクライアントとの付き合いも長いです。


ネガティブなことを言わない親の共通点、それは、「療育を受けてきている」ということも強く関係しているように感じます。療育とは、別に私に関連する場所に限らずです。ABAに限らず、様々な訓練場所を自力で見つけてきた方は、療育に価値を見出しています。見出しているからこそ探すでしょ?受けるでしょ?療育に価値を見出すということは、「スモールステップでも成長していく子どもの成長の価値」を知っているということです。
私の印象では、そういう「子どもの成長にポジティブ」な方の共通点として、子どものいわゆる「レベル」は一切関係ないと感じます。

すなわち「子どもが重かろうが軽かろうが、子どもが小さいうちに療育をうければ、保護者自身にもプラスの影響がある」と言うことです。
この効果こそが重要です。
子どもがどんなに成長しようとしても、周囲の大人がその気持ちに気づかなければ子どもは成長しません。おかしいですか?会社だってそうです。上が理解がなければ下も成長しません。


そして、そう言った意味でも、療育機関は必要です。「もどき」ではなくて、その質の向上が求められますが。


質の向上で言えば、療育は「早期療育が大切」です。それは当然そう思いますし、その普及こそ、療育の普及において欠かせないものとも考えています。
実際に、2~3歳から療育を行った場合と、10歳から療育を行った場合では、その成長には当然違いが出て然りでしょ?

子どもによってはIQが劇的に向上するケースもあります。実際に、開始当初(5歳)でIQ60だった子が、IQ正常値(85~100)まで回復するケースもあります。
IQ30後半(3歳当時)の子が、著しく成長していき、いわゆる「普通学級」に行くケースもありますし。
上記のようなことは、私自身の臨床でも経験していますし、報告としても、決して多くはありませんが、何ケースも聞きますよ。

しかし、「それ」をうたい文句にしたくはないです。それは療育の目的ではなく、その先にあるもの、すなわち、結果的についてくるものだからです。

ちなみに、それをうたい文句にしている場所もあるんですけどね。私個人の価値観として「それ」は嫌、ただそれだけのことですけどね。夢売るために子どもの指導しているのではないから。しかし、「それ」が良ければそれでも良いと思いますよ。私がどうのこうのいうべきではないのです。

しかし、「それ」が目的だと、正常値にならなきゃどうなんですか?という話ですからね。

あくまでも子どもにとって大事なことは、細かい階段でも、上っていくということなんです。上っていくということが、親にも子にも、素晴らしい影響を与えるのです。「子ども」とは、全ての子どもに総じて言っているのです。


そして、そうやってコツコツ頑張ってきた親を、私は隣でずっと見てきています。見てきているからこそ、就労先を作るのです。その親と子どもの選択肢の1つとして、そういう場所を作りたかったのです。


就労先が増えるということは素晴らしいことです。私たちも選択肢がたくさんあることで学んでいく楽しさもあるように、私の教え子たちにも同じなのです。


でも、それって理想で、伝わりにくいですよね。それが悲しい。


それでも、私の教え子の親は理解してくれています。そう信じています。

それは、時として「ブレ」かけるでしょう。しかし、本当に「ブレ」る方はいないです。本当に「ブレ」たら、そこでの指導はやめさせていただきますしね。


実際に指導をし続けて、何年後かには伝わります。もちろん子どもも成長するし、親もね。



いつも、私が教え子を指導し、そりゃ「どぎつく」指導しますが、終わった後、親と

私「いや~今日も頑張りましたね!ここまでできるとはね。やっぱ子どもは伸びるわ~」
親「いや~今日も先生が怖かったですね~」
両「(爆笑)」

とか、こういうのがやりたくて、私はこの仕事やってるんですよ。



講座とかブログじゃ伝わらないだろうな~。そりゃそうか、私が見ている親は、何年も頑張って得た充実感ですもんね。講座じゃわからんよな。わかってたまるかって気持ちもあるしね。



でも、今までも、講座の中には共感してくれて直接会いに来てくれた方や、お手紙、メールもいただきましたし、そういう出会いが講座にはあったりもします。


だから、少しずつ広がって行けば良いんだけど、それでも、このブログみている方も、今は1週間で300人程度のアクセスがあるから、書いてみたいなと思って、前回の記事を書いちゃいましたよ(笑)。


以上、前回の記事の理由?補足?でした(笑)。


今週はこの辺で。


それでは、また来週に。

療育の意味

2016-10-17 | 療育
当ブログをご覧いただきありがとうございます。


この記事は、私がその昔、少人数制のグループペアトレで経験したことを、加筆修正して、記事用にしたものとなります。


まず、この記事を読むにあたっては、現在保護者の方とかで、心を病まれている方は、できれば控えていただきますよう、お願い申し上げます。

また、子育てや療育の意味について悩んでいたり、これから療育先を探そうと考えていらっしゃる方には是非読んでいただけたらと思います。
私の考えに対して否定的でも結構です。新しい活路が生まれれば幸いです。
もし、勇気になってくださる方がいれば、その方はクレイジー(笑)。嘘うそ、めちゃめちゃ嬉しいです。本当に有り難いです。

学生の方、同業者の方は、ああでもないこうでもないと言うかもしれません。それは是非(笑)。結果的に考える機会となれば幸いです。

上記をご覧いただき、「大丈夫」と思われる方は、以下の「やり取り」をご覧ください。


なお、あらかじめ申し上げておきますが、この記事を書くにあたっては、「大丈夫かな…」とか、いろいろ考えましたが、「はっきり断言することで救われる方がいる」と言われ、それがきっかけで、この記事を書くに至りました。

きつい事ばかり書いていますが、誹謗中傷はやめてくださいね(笑)それではどうぞ。




講座参加者(以下参加者)「療育の意味って(うちの子)あるんですかね?だって「普通」にはならないでしょ?」

私「意味が無いと思うなら無いでしょうね。親が決めることだから。じゃあ聞きますけど、子どもの成長を願わない親っているんですか?あなたは?」

参加者「…」

私「いわゆる「普通」は何か?とかの定義も様々ですが、「レッテル」(診断)貼られたらその子はもうおしまいですか?」

参加者「…そんなことはないですけど…」

私「IQ50の子の親からしたら、IQ70の子を見れば、それは20の差があるように、あるいはもっと差が多いように見えるでしょうね。同じように、IQ70の子の親から見たらアスペ(アスペルガー症候群)のお子さんとかすごく見えるでしょうね。それで、その考え方に意味がありますか?」

参加者「でも、うらやましいですよ」

私「そこは否定しません。否定しませんが、うらやましいけど、そこに到達できないなら辞めちゃうんですか?それを止めはしませんが私は。」

続けて私「逆に言えば、例えば就労。普及されて、様々な作業所やグループホームができれば良いですよね。なら、もうやめて良いですか?そういう地域になれば、もう療育なんて意味ないですか?」

参加者「意味なくはないですが…」

「大切なことは、私たちが楽しいと思うのは、結局は経験から生まれた知識なのです。楽しかった想い出、好きな食べ物、好きな人、それはすべて経験でしょ?その経験を作るためにそもそも子育てがあるのであって、QOLの向上のために教育があるのでしょ?療育も同じですよ。子育てであって、教育でもあるのです。」


続けて私「あなたは何で講座に来たのですか?結局は子どもを伸ばしたいからでしょ?」

参加者「…そうです」

私「お子さん何歳ですか?」

参加者「〇〇(小学校低学年)」

私「そんな年齢なのに何弱気言ってるんですか(笑)。20までにやれることやりましょうよ!20からの50年の方が、0歳から10歳とかより長いでしょ?」

参加者「確かに…」

「子どもが重いから気になるんですか?少しでもできること増やしたいって思うなら、コツコツやったほうが良いんじゃないですか?」

参加者「はい、ありがとうございます」


参加者B「私、家のことが色々あって、余裕がないんですよ。鬱っぽいし…。」

私「療育機関に通ってますか?そこにある程度納得してますか?」

参加者「はい」

私「なら、家庭で療育というのは、つまりペアトレは今は時期じゃないかも?」

参加者「進められる自信があまり…」

私「家庭でしっかり決まったことをやるのは、本来はストレス軽減のためなんですよ。しかし、エネルギーもいるかもしれませんね。今どうしても、じゃないなら、考えてみても良いかもですね。今必要としている方がいっぱいいますから、私個人への依頼でも、「どうしても今から」が優先になってしまいますね」

参加者B「やっぱそうですか…。」

私「術者がもっと増えて、普及されたら、かつ、子どもが診断うけてすぐペアトレうけられれば、家でも当たり前になるんですよ。だから、そうなって行けば良いですね」

参加者C「家庭の療育が大切なら、もっとはっきりやったほうが良いとは言わないんですか?」

私「どちらが良いのかは私はわからないですが、強引にやれ!と言うのは、私はおかしいと思います。選択の自由がありますから。医者の治療でもインフォームドコンセントと言って、義務付けられていますよ。でも、私は、覚悟を持ってきてくださった方には厳しいです(笑)」

徒然なるままにPT11(笑)~新潟良いとこ1度はおいで(8月の話ですが)~

2016-10-10 | 徒然なるままに・その他雑談
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。


今回の記事は、一切療育に関係ないので興味ない方はスルーでお願いします(笑)。


時系列的に大分さかのぼるのですが、いつか書こうと思っていた記事、それがこのタイトルです(笑)。

8月に新潟に遊びに行き、その後ブログをすぐに書こうと持っていたのですが、まじめな記事ばかり書いていて、ついついタイミングを逃してしまっていました(笑)。


まずは写真をどうぞ。



ホテルから見える景色です。絶景ですね(涙)。この風景を見るたびに長期休みは新潟に足を運びます。



ここはピア万代というところ。様々なお店が集合していて、私はコーヒーが大好きなのでそこの写真ですが、中にはお魚の串焼きとかも売っている場所もあり、バーベキューもできる、カニとか貝もその場で新鮮なのが食べられる。値段も都心と比べると断然安い!



ここは私の行きつけの飲み屋(笑)。のどぐろとかの高級魚が都心では考えられない値段で提供されます。ちなみに、奥の鍋は「お通し」!!!素晴らしい!!!!!




と、こんな感じです。「だから何?」とか言わないでね(笑)。




海も見えるし、実際に入れるし、水族館もあるし、食べ物は新鮮で、都心とかではなかなか食べられない物も、あっちではポピュラーな食べ物だったりします。
駅前のスーパーとかに、のどぐろあるし…それも大量に積んであり…(笑)。主婦の方とかサラリーマンの方が籠に「ポーン」と入れているのを見て目が飛び出てしまった…(笑)。


カニを慣れた手つきで食べているおばあさんとか、どうやって開けて良いのかわからないような貝の貝殻を慣れた手つきで空けて食べている子どもを見ながら酒を飲んでいました昼間から(笑)。


なぜ新潟かって?新潟は、私が小さいころから家族旅行で言っていたゆかりある場所。去年新潟に行き、そこから合間を見て足を運ぶようになりました。


あぁ、書いていると早くいきたくなって仕方がない…。


さて、現実に戻ろう(泣)。


今月はてんとうむしで研修が1つ、オリエンテーションが1つ、来月には稲小での講座が、それとは別件で、就労の事業も現在平行線で進めています。
来年には正式に稼働できるでしょう。


それもブログでお知らせしますが、就労の話はしばらく経過を公開できませんが、楽しみにしていてください。着々と仕上がっております。
悲願の1つでしたから、今までの中で一番ガチでやっているかも…いやいや、毎日の臨床こそがガチの繰り返しですわ。

まぁ、是非楽しみにしていてください。




ということで(笑)、今週はこの辺で。


それでは、また来週に。

IEP~挑戦的記事(毒舌ですのでご注意ください)~

2016-10-03 | 療育
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。


前回の記事で、稲田小学校での講座の資料作成と記載しましたが、それは無事終了しました。というか、短期集中的に一気に書き上げました。

その理由が今回のタイトル、IEPの作成を行う時期に差し掛かったからです。

IEPとは、個別教育(または指導)計画と呼ばれ、「子ども一人一人に合わせたプログラム」になります。

①目標を作り
②達成するためのステップ(短期目標)を作り
③ステップを上がるための教示手続きを作成し
④援助方法を決定し
⑤実践し
⑥評価を行い
⑦再作成

というのが、個別指導計画の作成までの大まかな流れです。


これを、現場職員が情報を持ち上げ、総責任者と私で作り、それを職員オリエンテーションで発表し、保護者の方々と責任者が面談するというシステム、それを年3回行うのがうちのシステムです。


しかし、その数なんと40人分…時間が1日100時間欲しい…(泣)。


ところで、このように書いてて思うのですが、日本でよく作られている「個別指導計画」、あれは個別指導計画ではないですよ。名前は同じでも、全く異なるものです。


それはなぜか?その理由は以下の通りです。

①すべての子どもに当てはまる標語の指導計画・・・・・明るく元気に生活を過ごす…あたりまえでしょ(笑)?
②教示手続きの不明確化・・・・・できた時の対応、できなかったときの対応も決めておきましょうね。皆同じではないですよ。
③目標が細かく設定されていない・・・・・トイレをできるようにする…それでできたらセラピストいらんわ(笑)
④いつまでも変わらないIEP・・・・・目標がクリアできないのは目標を見直すことでクリアできることが多々あります。
⑤援助としての計画・・・・・目的は子どもに教えること、その手段としての援助方法のはずが、援助することが目的になっている…空しい。


簡単に記してこんな感じですね。


デイサービスとかでも、その他福祉施設ではよくある指導計画ですけどね。


「この分野」だからまかり通るんでしょうけどね。子どものせいにできるから。でも、ABAやっている人間ならばこの記事は間違いなく共感できるはずです。
ABAを子どもの指導に取り入れるということは、「結果を出す」ということですからね。それが意義ですからABAの。アメリカやオーストラリアでは、地域にもよりますが、この辺の基本ラインはそこらにある施設でも十分浸透していると聞きます。まだまだ日本は、根本的な制度とかでも負けていますからね。

でも、だからこそ「変えて行こう」と思う人間が増えて、現場で指揮をとらなければだめです。そうしなければ変わらないですからね。


ちなみに、上記に「ABAは結果を出す」と記載しましたが、プログラムの更新ばかり進めていき、子どもが十分に理解していない状況でどんどん進めていき、結果ほとんど意味ありませんでした…とかの「偽ABA」も横行しているらしいですね。

反復が無ければ、そしてそれを十分に査定して初めて専門家。反復いらなきゃドリルとかいらんでしょ?塾もいかなくて大丈夫・・・こうやって考えていくと、やっぱこの分野だから許されるんでしょうね。空しいですね。


がんがんプログラムを進めても駄目。進めなくても駄目。大切なことは、教育を受ける対象やその保護者が十分に納得できるだけの説明責任を果たすことですね。
きれいごと言っているならばいっそ「うちは何にも(指導)しませんよ」と言っているほうがまし。


ドギツイ書き方でごめんなさい。でも、私のように思っている指導者はたくさんいるんじゃないかな本当は…て思っています。でも、中々言いにくいはず。だから私が言います(笑)。

冗談はともかく、そういう共鳴できる人がいるはずです。あまり会いませんが…。

だから、このブログみている人で、「確かにそうだよな~」とか思ってくれる人が、少しでも共感してくれる人がいれば幸いです。


ということで、今週はこの辺で。


それでは、また来週に。