当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。
先に、音楽コンサートの記事を書きました。ご覧くださった方はお分かりいただけたと思いますが、最後がいつもと違った終わり方をしていましたでしょ?
そうなんです。本日が今年最後のブログの更新で、「仕事の振り返り」か「徒然なるままに(昔から続いているどうでも良いことを書いていく記事です)」を書こうと思ったのですが、コンサートが21日にありましたので、それも書きたくなって、それで、本日2回にわたってブログを更新することにしたのです。
12月30日もあるじゃん?と思う方もいらっしゃるかともいますが、その日は寝ていたい…(笑)ということで、やはり今日2回記事を書こうということになったのです。
ということで、まだ23日なので、ちょっと早いですが仕事の振り返りです。
今年を一文字で表すと「就職と経営」…いや、一言じゃないか(笑)。でも、この一文が私を表す全てです。
まず就職。
一社てんとうむしの関連企業の「(株)がじゅまる工房」へ、訓練生第1号が就職したこと
学生アルバイトの子2名が来年度から正社員として内定証明書を渡したこと
ペアレントサポーター部会の設立を行った事
の3点ですね。
「一社てんとうむしの関連企業の「(株)がじゅまる工房」へ、訓練生第1号が就職したこと。」これは泣いた。2年間の訓練をしっかり親子ともに受けた結果で、実際に低糖質お菓子を作らせています。そして給与が時給980円程度です。これほど嬉しいことはなかった。
「学生アルバイトの子2名が来年度から正社員として内定証明書を渡したこと」これも泣いた。泣いてばかりだが(笑)。新卒を迎え入れるなんて、通常のデイサービスではめったにないことです。流石私と言うところです…すみません(笑)。
「ペアレントサポーター部会の設立を行った事」。これも泣い…いや、やめておこう(笑)。利用者の保護者の方に、てんとうむしで有償無償でお手伝いいただく活動です。
有償は、現在は主に事務と雑務になります。しょっちゅう保護者の方が出入りしているなんて、すごくないですか?それだけの自信もありますし、何よりも職員の育ち方が変わります。親と近いところで働くことで、より使命感が育ちますからね。
次に経営。
税理士先生、社労士先生、区議会議員、銀行員との接触や、税務署や法務局へ何度も出入りしたこと等
私は心理臨床の人間です。それだけを学び、それだけに生きてきました。それは、会社の代表と言う立場であってもそのスタンスは崩したことはありませんでした。
経営の方は、雑であったり、仲間に助けられて今までやってきました。
しかし、てんとうむしがいつのまにか急激に成長し、このままではいけないと考え、専門家を顧問として招き、経営をしっかりやるようにしていきました。それを臨床と並行して行ってきたから本当にキツイ1年でもありました。
しかし、それでも経営をより学んでいったのには理由があります。それは
経営者として有能でなければ、一社てんとうむしという土俵においては、大切な親子を結果的に裏切ることになり、故に優秀な人材の発掘もできなくなるだろう
という考えに基づいた結果です。
一社てんとうむしは、療育に熱心な保護者の方がいます。しかし、それだけを理由にテントウムシを利用している方ばかりではないと思っています。
「てんとうむしについていけば面白そうだな」「将来の投資のために通っておきたい」とか、色々な期待をもってきてくださっていることと思います。
それは素晴らしいことです。色々なニーズがあるのだから。
しかし、「便利だから」という人はほとんどいないはずです。なぜなら、他のデイサービスよりも保護者の言っていることが叶いにくい部分もあるからです。なぜなら便利屋ではないからです。
そのようにして、一社てんとうむしに通うということは、少し特別な気持ちがあって来てくださっている方が多いのです。
その親の期待や希望は過去ではなく将来に向かっているものです。すなわち成人期以降の支援です。
成人期以降の支援を行うには、より組織の規模を大きくしていかなければなりません。そこで、私が経営をおろそかにして、臨床だけを行ってしまっては、そのニーズには対応できなくなってしまいます。
私の悲願は早期療育から成人以降までを包括的に支援できる地域としての枠組みを作る事
なのです。
それを叶えるのは、一人の臨床家ではなく、強固な組織を維持することができる経営者なのです。
強固な組織づくりは、優秀な職員によってより形を成します。
優秀な職員が入るためには、私は経営者として無能であってはいけません。
だから私は今年は経営を学ぶ機会をたくさん作り、そのために専門家の方々の話をできるだけ沢山聞けるようにし、広い視野を持てるよう頑張ってきました。
1年の振り返りですが、今年が終わるなんて実感は全然なく、本当の意味で振り返れるのは来年4月でしょう。4月まででかなり物事が大きく、そしてより良い方向へ変わっていきます。
今年の1年間は、すべて来年4月に想像している状況を作るためです。
振り返りや締めくくりとはほど遠い記事になってしまいましたが、明日(来年)へ続く決意表明でもありますかね?(笑)来年に続く振り返りは実りあって理想的でしょ?…という形で、今年最後のブログ更新とさせていただきます。
今年1年間、当ブログをご覧いただき心より御礼申し上げます。
皆様にとっても、来年1年間が、また実りあるものとなりますことをお祈り申し上げます。
今週はこの辺で。
それでは、また来年に。
こちらもぜひご覧くださいね。
一般社団法人てんとうむし FACEBOOK
先に、音楽コンサートの記事を書きました。ご覧くださった方はお分かりいただけたと思いますが、最後がいつもと違った終わり方をしていましたでしょ?
そうなんです。本日が今年最後のブログの更新で、「仕事の振り返り」か「徒然なるままに(昔から続いているどうでも良いことを書いていく記事です)」を書こうと思ったのですが、コンサートが21日にありましたので、それも書きたくなって、それで、本日2回にわたってブログを更新することにしたのです。
12月30日もあるじゃん?と思う方もいらっしゃるかともいますが、その日は寝ていたい…(笑)ということで、やはり今日2回記事を書こうということになったのです。
ということで、まだ23日なので、ちょっと早いですが仕事の振り返りです。
今年を一文字で表すと「就職と経営」…いや、一言じゃないか(笑)。でも、この一文が私を表す全てです。
まず就職。
一社てんとうむしの関連企業の「(株)がじゅまる工房」へ、訓練生第1号が就職したこと
学生アルバイトの子2名が来年度から正社員として内定証明書を渡したこと
ペアレントサポーター部会の設立を行った事
の3点ですね。
「一社てんとうむしの関連企業の「(株)がじゅまる工房」へ、訓練生第1号が就職したこと。」これは泣いた。2年間の訓練をしっかり親子ともに受けた結果で、実際に低糖質お菓子を作らせています。そして給与が時給980円程度です。これほど嬉しいことはなかった。
「学生アルバイトの子2名が来年度から正社員として内定証明書を渡したこと」これも泣いた。泣いてばかりだが(笑)。新卒を迎え入れるなんて、通常のデイサービスではめったにないことです。流石私と言うところです…すみません(笑)。
「ペアレントサポーター部会の設立を行った事」。これも泣い…いや、やめておこう(笑)。利用者の保護者の方に、てんとうむしで有償無償でお手伝いいただく活動です。
有償は、現在は主に事務と雑務になります。しょっちゅう保護者の方が出入りしているなんて、すごくないですか?それだけの自信もありますし、何よりも職員の育ち方が変わります。親と近いところで働くことで、より使命感が育ちますからね。
次に経営。
税理士先生、社労士先生、区議会議員、銀行員との接触や、税務署や法務局へ何度も出入りしたこと等
私は心理臨床の人間です。それだけを学び、それだけに生きてきました。それは、会社の代表と言う立場であってもそのスタンスは崩したことはありませんでした。
経営の方は、雑であったり、仲間に助けられて今までやってきました。
しかし、てんとうむしがいつのまにか急激に成長し、このままではいけないと考え、専門家を顧問として招き、経営をしっかりやるようにしていきました。それを臨床と並行して行ってきたから本当にキツイ1年でもありました。
しかし、それでも経営をより学んでいったのには理由があります。それは
経営者として有能でなければ、一社てんとうむしという土俵においては、大切な親子を結果的に裏切ることになり、故に優秀な人材の発掘もできなくなるだろう
という考えに基づいた結果です。
一社てんとうむしは、療育に熱心な保護者の方がいます。しかし、それだけを理由にテントウムシを利用している方ばかりではないと思っています。
「てんとうむしについていけば面白そうだな」「将来の投資のために通っておきたい」とか、色々な期待をもってきてくださっていることと思います。
それは素晴らしいことです。色々なニーズがあるのだから。
しかし、「便利だから」という人はほとんどいないはずです。なぜなら、他のデイサービスよりも保護者の言っていることが叶いにくい部分もあるからです。なぜなら便利屋ではないからです。
そのようにして、一社てんとうむしに通うということは、少し特別な気持ちがあって来てくださっている方が多いのです。
その親の期待や希望は過去ではなく将来に向かっているものです。すなわち成人期以降の支援です。
成人期以降の支援を行うには、より組織の規模を大きくしていかなければなりません。そこで、私が経営をおろそかにして、臨床だけを行ってしまっては、そのニーズには対応できなくなってしまいます。
私の悲願は早期療育から成人以降までを包括的に支援できる地域としての枠組みを作る事
なのです。
それを叶えるのは、一人の臨床家ではなく、強固な組織を維持することができる経営者なのです。
強固な組織づくりは、優秀な職員によってより形を成します。
優秀な職員が入るためには、私は経営者として無能であってはいけません。
だから私は今年は経営を学ぶ機会をたくさん作り、そのために専門家の方々の話をできるだけ沢山聞けるようにし、広い視野を持てるよう頑張ってきました。
1年の振り返りですが、今年が終わるなんて実感は全然なく、本当の意味で振り返れるのは来年4月でしょう。4月まででかなり物事が大きく、そしてより良い方向へ変わっていきます。
今年の1年間は、すべて来年4月に想像している状況を作るためです。
振り返りや締めくくりとはほど遠い記事になってしまいましたが、明日(来年)へ続く決意表明でもありますかね?(笑)来年に続く振り返りは実りあって理想的でしょ?…という形で、今年最後のブログ更新とさせていただきます。
今年1年間、当ブログをご覧いただき心より御礼申し上げます。
皆様にとっても、来年1年間が、また実りあるものとなりますことをお祈り申し上げます。
今週はこの辺で。
それでは、また来年に。
こちらもぜひご覧くださいね。
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