活動の日々

自閉症スペクトラム関連を中心とした、対外的な活動を綴っていきます。

ケース会議を終了してきました

2016-09-27 | 日記
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。



本日体調を崩し、家で寝ています(泣)。それで、昨日、あらかじめ、ほぼ書いておいた記事を載せました…。更新遅くなり申し訳ない。



先々週から2週に渡って続いた滝乃川での会議も無事終了し、現在は11月開催の稲小での講座の資料を作成しています。

滝乃川の会議は、やはり職員と子どもの成長によって会議の終了時間が早くなっていきます。それは今までの経験上想定通りなのですが、土台がしっかりしているほどその速度は速いです。それが素晴らしいです。会議とかプログラムとか作る意義でしょう。

入所はやはり違いますね。根性がね。技術とかいうのはその上に乗るものだから、そこらのデイとかとは違いますねあまりにも。気持ちが不完全じゃ本物にはなれません。

だから、入所の会議は楽しいですね。入所イコールでもないですがね。

話は戻りまして、そんな感じでしたから会議も早く終わり、次はひまわりの会での訪問療育がありますから、「これは昼飯がゆっくり食えるな~(嬉)」とニヤニヤ(笑)していたら、


寮長 「もう一人見て欲しい子が…(笑)」
私  「………え?!(驚)」(一瞬何が何だか分からなく…)
一同 「笑」
私  「泣」


9人ですよ!?担当者が…嬉しいですけどね…てか、断れないでしょ職員全員に見られてたら…(号泣)。

いや、そりゃ評価いただいているのですからうれしいですがね…意味なきゃ辞めさせられますしね…だから、結構な事ではありますが…はぁ…(笑)。


今度は講座開催残り1か月半の稲小のために、今からコツコツと書類作りますね。コツコツしないと無理なんです。書類作りのために1日とか空かないですから…。
今から頑張ります!


今週はこの辺で。


それでは、また来週に。

滝乃川去ってまた滝乃川(笑)~継承~

2016-09-19 | 日記
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。

早速ですが、今年度3回目の滝乃川でのケース会議が終了し、今週は4回目のケース会議が控えています。

というのも、滝乃川では「幼児・小学生の寮」と「中高生の寮」の分かれていて、毎年年4回×2の計8回行っていて、今回はスケジュール上、どうしても連続で2つの寮へお伺いしなければならずに、2週連続という形となりました。

はじめは対象児2人と1人から始まった会議、今では4人と4人になります。時間は変わりません。

「え!?」と思う方もいらっしゃるでしょうが、そういうものなのです。

ケース会議は子どもの長期目標と短期目標を作成し、そのためのステップアップの方法を考え、その方法が子どもにとって望ましいかを結果を見て判断します。
その判断基準やら、そもそも目標の意味やら、指導方法の意味やらを伝えていると、1人1人すごい時間がかかります。それでもやるけれども。
そして、職員の成長とともに説明が省略されていき、スムーズに会議が進んでいきます。

しかし、毎年新しい職員とは出会います。その職員にはどうしますか?
それは、先輩たちが教えて行くのです。

会議で学んだことを、日々の臨床の姿勢に反映していき、その背中を新人たちが見ていき、真似て、そして獲得していくのです。

そうして、それが組織力なのです。
組織力があるということは、子どもの指導が一貫されるということです。一貫されるということは、子どもが成長する近道です。
皆が皆バラバラじゃあかんでしょ?

それって簡単なことだと思いますか?実に難しいんですよ。どこぞのデイとか入所とかの施設の職員がこのブログを読んで、「簡単だけどね」とか言ってたらモグリ(笑)

皆に思っていることをそのまま伝えるってことは非常に熱量がいることなのですよ。
滝乃川の児童入所の中心職員が何年もかかってコツコツ地道にやってきた結果なのです。
だから、この会議は楽しいよ。


私は部外者だから、手前みそにはならないと思うから言いますが、流石日本最古の伝統ある滝乃川!ですね。


こういう場所が増えて行けば良いですね。子どもたちも親にとってもね。


でも、会議は疲れるわい(爆笑)。




冗談はともかく(笑)…今週はこの辺で…寝るから(苦)。


それでは、また来週に。

フォローアップとか

2016-09-13 | 日記
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。


早速ですが、本日夜間フォローアップ研修を行ってきました。

その様子がこちらです。


本写真の著作権を、一般社団法人てんとうむしは放棄しておりません。そのため、いかなる理由であっても、上記写真の使用、転載は、法的処置をとらせていただきます。


こんな感じです。

これを毎月やっているのです。

今回もいろいろ話しましたが、メインは「カウンセリングの基礎」です。

abaの技術があるだけではいけないですね。話を聞く、セラピストとしての態度が大切です。それを書籍の抜粋を用いて、デモも簡単に行いやってきました。


そして、今帰ってきました…。


今月は、今週、来週ともに滝乃川にもお伺いします。


教え子の指導よりも、大人に技術を伝えるほうが大変です(笑)。いろいろ気苦労もしますからね(笑)。なんて、冗談冗談、有り難い話です。




帰宅してブログを書いて…やばい、そろそろ眠気が…おやすみなさい(笑)




と、いうことで(笑)今週はこの辺で。


それでは、また来週に。

11月17日(木)稲田小学校中央支援学校分教室にて講座開催

2016-09-05 | 日記
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。

早速ですが、今回は表題通り、2年連続で講座をやらせてもらっている稲田小学校中央支援学校分教室にて、今年も講座を開催させていただくことになりました。

講座開催のために動いてくださった方々や、講座を楽しみにしている方々のおかげで、今年で3年連続の当学校での講座となりました。
有り難い話です。ありがとうございます。


毎年、しかも毎回異なったビデオを用いて、事例を用いたうえで、ABAの法則についてご理解いただくことを目的としています。
…が、そんなことは無理な話です。いや、本当に。

講座の講師の私が言うのも何ですが、講座を日常に活かせるのか、答えは「ノー」です。

びっくりしましたか?いや、例外もありますよ。例えば私自身の話でも、

「ずっと分からなくて悩んでいたことが整理できた」
「聞いたことを試したら問題行動が無くなった」

とか、感想を聞きますし。

しかし、全てのリスナーがそのように感じるとは到底思いませんし、仮に万人の方にスムーズに伝わり、ABAを伝えることができるのであれば、セラピストはいらないですからね。


だからこそ、私が伝わって欲しいと思うことは


「改善していかない問題行動はないんだ」
「できることは増やすことができるんだ」


と、言うことなのです。


シンプルな目的ですが、でもこの目的って重要な事だと私は思うのです。

中々本とかでは伝えられませんしね。

ひまわりの会の教え子の保護者は全員そう思っているんじゃないかな?

でも、そのように思うことが何より難しいですよね。「難しい」と言うことを、子育てをされている方はわかると思うのですが。

だからこそ、この目的は大切だと、このように思うのです。


今回も、ビデオを用いますが、驚くような内容だと思いますよ。
しかし、当然改善していきます。


なお、当学校を利用している児童の保護者が対象なので、一般参加の募集は募りませんので、ご了承ください。


講座の様子は、当ブログでも記載しようと思います。


うむ、今から資料作り始めて行かないとな~…(笑)。


今週はこの辺で。


それでは、また来週に。