活動の日々

自閉症スペクトラム関連を中心とした、対外的な活動を綴っていきます。

2週間の活動の日々~そして1年の終わり~1年間本当にありがとうございました~

2016-12-27 | 日記
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。


中々ブログを更新できずに申し訳ありませんでした。いや、年末の多忙さと、インフルとかにかかってしまい(泣)、それが重なり更新がストップしてしまいました。
年末にもかかわらず、週に500程度アクセスがあり、本当に感謝です。そして、すみませんでした。

なので、更新の日から2週間程度の「活動の日々」を(笑)書かせていただきます。




〇滝乃川での今年最後のケース会議

中高生の寮でのケース会議を終了し、今年最後の滝乃川での会議が終了しました。
回数を重ねるごとに浸透率が上がり、それが座長としての楽しみです。
今回は、新しいスコア表等を職員が作成してくださり、子どもに現在行っている課題を、表1枚で分かるようにしてくれており、より職員の方々が分かりやすいようになっていました。素晴らしい。

施設での介入の意義は施設全体の連携にあります。例えば教育行政等では、毎年指導体系が変わってしまい、慣れたころに1年終了…とかになってしまいます。ブログみている保護者の方も先生方も図星でしょ?(笑)

だからこそ、施設での連携はとっても大切。ちなみに、我がてんとうむしでは、職員室に全員のIEPの早見表を貼っておき、いつでも迅速に確認できるようになっています。

複数人での指導はこれが一番大切ですね。なので、今回も楽しい会議でした。




〇職場で健康

我がてんとうむしでは、職員の健康を何よりも願い、一般的な健康診断だけでなく、希望によってがん検診なども受けられるようにしました。
私がてんとうむしの理事長になってまだ8か月(それまでは顧問)。しかし、それはマニュフェストだったので、早く実現できてよかったです。
もちろん、私もすべて検査してきました。もちろん、とりあえず安心です(笑)。

とりあえずと言うのは、こういうのは日々気を付けながら、そして定期的に受診することが大切。今は若くても難しい病にかかることは全く不思議じゃないです。だから、一緒に働いてくれる奴には健康でいてほしいです。通常の検査では不安だから、お金はかかるけど、様々な検診を受けられるようにしました。




〇ハード面での養成システム

我がてんとうむしは、学生から養成し、素晴らしい技術者を育てていくことを1つのスローガンとしています。
だから、金銭的な補助を開始することにしました4月から。
結構な額の補助金です。
今は毎日送迎車が満員状態です。それは、いまのてんとうむしの理念を賛同してくださっている保護者の方あってこそ。その還元の仕方は指導の質の向上と維持です。
それを確実なものとするためにも、上記が決まりました。
詳細は来年4月くらいに。




〇タクシー契約

タクシー会社と契約して、送迎車を増やしました。利用者が増えると指導の質が劣る?フフッ…ならそんなに大きくしてないですよ。指導の質が私の看板なのに、それが低下したら自分で自分の顔に泥塗るようでしょ?
それもあって、養成に力を入れているのですよ。




〇クリスマス会

クリスマス会をてんとうむしで開いたのですが、たくさんの人が来てくれました。施設がぎゅうぎゅうだったみたいです。
まだブログには公表していませんが、就労場所、たくさんの親子から期待を受けています。
その期待が成就し、続いていくためには養成です。クリスマス会は、音大生複数人に企画させました。だから、利用者にはぜひ来てほしかったのですが、賛同してくださった温かい皆様の力を借りて、盛大な会になりました。





と、こんな感じの2週間でした。




仕事納めになったら、来年からの輝かしい未来のため、少し体を休めます。


十分に精気を養い、来年悲願の成就のためガンガン行きます!!!




ブログをご覧いただいてくださる皆様、1年間本当にありがとうございました。
ブログをご覧いただいて、きっと様々な感想を持たれるかと思いますが、少しでも何かを考える機会になってくだされば、「かきがい」があるというものです。
お嫌でなければ、来年もブログをご覧くださいますよう、お願い申し上げます。

次のブログは再来週に更新予定です。良ければまたご覧ください。




今週はこの辺で。


それでは、また来年に。

2月23日(木)川崎市中央支援学校で講座を行ってきます

2016-12-13 | 日記
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。

早速ですが、2月23日に、川崎市中央支援学校で講座を行ってきます。

以前の記事でも記載しましたが、正式に決定されたようなので、お知らせします。


今回の講座も、稲小での講座同様、アドリブでの質疑応答にしていき、そのフォローとして資料とビデオを用いようと思います。


中高生のお子さんを持つ保護者の方が

「ズバリ聴きたい!」

「聴きたいけど恥ずかしい…。」

「聴いてもはぐらかされてきた…。」

「怖いけど聞きたい…。」


というような質問を部下に考えてもらい、思う存分質問してもらおうと思います。もちろん、事前にアンケートがあるようで、そこでの質問も混ぜ込んでもらいます。


講座だけでは意味がありません。が、講座を聴いた人が「思うこと」があって、考えてくれれば良い。子どもに可能性を感じてくれればなお良い。勇気を持ってもらえれば素晴らしい。バッシングは…できればやめてね(笑)。




話は変わりますが、先週金曜日は滝乃川に行きました。2時間枠のはずなのに5時間半…!!!腰が痛かった…(笑)。嘘うそ、皆質問のレベルが半端なく上がり、答えるのが大変でしたよ。素晴らしい成長!流石私尾串の会議……調子に乗りましたすみません(笑)。


そして、今週も滝乃川で会議です。今回は中高生。先週は幼小学生。


さて、準備に取り掛かりますか。




今週はこの辺で。


それでは、また来週に。

滝乃川に行ってきます

2016-12-06 | 日記
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。

気が付いたら早1年も終わりに近づいていますね。来年の、教え子たちの就労場所の設立でてんやわんやで全く1年の終わりの実感がないです。むしろ「始まり?」(笑)とか思ってしまうほど(笑)。


そんな中、来週、再来週と滝乃川にケース会議のためにお伺いします。


ケース会議とは別名「事例検」。個人の長期目標と短期目標を作成し、一人一人の様子を動画&問診によって経過観察し、次のプログラムや指導手続きを作っていく作業です。

だから、「講座」とかとは異なるわけです。
講座はあくまで「概論」ですから。様々な事例を挙げても結局は「概論」を語り、理解してもらうためのものですからね。


個別指導やペアトレはもちろん、一人一人に十分な時間を取り、プログラムを進めていくことが、子どもの成長にとっては一番ですね。
というか、それが最も周囲の成長にもつながりますしね。


例えば、「講座を何百回も聴いてきました~」とか言っている職員がいるとして、そりゃ「聴かない」よりはマシですけれども、それって本を「何百冊も読みました~」と言っている人と同じ。それってどうなん?って感じでしょ?


「子どものプログラムの進行に携わってきました」と言える職員は多少信頼性があるでしょ?やはり現場に参加し、それに基づいて学問を発揮することで初めて意味を成すわけです。後は「経験人数」ですね。それと「深さ」ですね。


私個人も、直接子どもを指導するのが生業の一つですが、こういった形で周囲への普及も同じくらい大切だと考えています。


子どもがより「元気」に生活できる場所が増えることを願って。


今週はこの辺で。


それでは、また来週に。