活動の日々

自閉症スペクトラム関連を中心とした、対外的な活動を綴っていきます。

まもなく~短期入所経過ご報告を兼ねて~

2020-03-23 | てんとうむしの取り組み
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。


いきなりですが、今私はかなり忙しいです。現在の業務と並行して、4月から運営予定地の短期入所施設に行って、タオルや食器や洗濯もの干し等の日常生活品を購入し、運び、設置しているからです。

しかし、全くしんどくはないですね。なぜなら「待っている人たちがいるから」です。文章にするときれいごとになってしまいますね(笑)。しかし、この事業は、職員も、バックにいる専門家も、親も子もみんな楽しみにしているのです。

・てんとうむしが所有する施設ができることを誇りに思う職員たち
・施設ができるなら(土地建物があるなら)うちの子は将来安泰だな(笑)と思う親たち
・てんとうむし設立からきている親で、いつの間にこんなに大きくなったのかと、子どもと成長している感じがすると思ってくれている親たち
・関わっていることに誇りを持ってくれている専門家たち
・「お泊り」としきりに言ってくる子どもや「野菜炒めを一緒に作りたい」と言ってくれる子ども(しゃべれなくても表情と行動でわかるから関係ないが)

今私が毎日会っている人々は、全員私たちの成功を願ってくれています。


準備も側近と飯を食いながら(唐揚げとか焼き鳥とか)やっているので、全く苦ではありません。


「一人じゃないから頑張れる」と、ホントのホントに思えたのは初めてかも。

「誰か(仲間)が欠けていればダメだった」「皆のおかげ」そう思ったことはありました。同じような言葉ではありますが、後ろにたくさんの人が支えてくれているような感覚は、本当に初めてです。


後一週間ほどで、4月。その前に説明会ですね。準備のラストスパートですね。


もう、気が早い方(笑)が受給者証申請してくださいました。
開始していなくても、開始見込みならば、短期入所の場合受給者証が取れるんですね。これで、本当に4月から開所です。ガンバリマス。


以上、ご報告でした。




今週はこの辺で。


それでは、また来週に。




こちらもぜひご覧くださいね。
一般社団法人てんとうむし FACEBOOK

短期入所施設内覧会~利用者との絆~

2020-03-16 | てんとうむしの取り組み
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。


早速ですが、今回は表題通り、短期入所施設の内覧会を、一般社団法人てんとうむしを利用されている方限定で、行います。

4月以降、例えば、今までてんとうむしをご利用いただいていなかった方からの申し込みがあった場合は、その都度「見学」等がありますが、今回は、ある種のイベントとして、短期入所のご利用をご希望いただいている方もそうでない方も、てんとうむしの利用者で、ご興味があれば、内覧会を行うので、よろしければお越しくださいというものです。

既に4月から定期的に利用することをご希望いただいている方も何人もおられますが、そうでない方も、例えば、てんとうむしが活動を行う度に応援や励ましの為のために来てくださる方、今は小さいお子さんで利用は考えていないが、緊急的な利用や、将来利用することを希望している方、お祭りとして来てくださる方(笑)等、様々で、そのすべての方が、強いリスペクトを持ってくださっていることが、接しているとわかります。

また、4月からの利用にあたっては、まだてんとうむしの従業員が大変だからと、こちら(指導員側)の都合の良い日程に利用したい等、おっしゃってくださる方も多くいて、と言うか全員ですが。


こんなに支援者側にとってサービスを提供しやすい施設ってあるかしら?私は、これまでたくさんの事業所にコンサル等でお伺いしていますが、見たことが無いですね。自画自賛ですが(笑)。
しかし、これを行うために私はてんとうむしの代表に就任したのです(設立当時は私は顧問でした)。


「これを行うってどれを?」答えは、利用される保護者の方のお子さんが将来授業員として働かせたいと思える場所です。

例えば、教え子のお兄ちゃんやお姉ちゃんがいて、その子たちに「うちに就職しないか?」と聞いたときに、保護者の方も「是非!」とおっしゃってくださる場所と言うことです。

…意味が分かりますか?これって結構難しいのですよ。ブログを見ている保護者の方で、特に教え子の兄弟がいる方はわかるかと思います。
福祉は必要だと実感している一方で、福祉でいざ働くとなると滅茶苦茶大変だな、と言うことが実感としてわかっているのです。

そこで、給与や、働く環境が良い(楽しく働ける場所)ことが条件になるでしょ?それを作る必要があるのです。

そのためには、高度なサービス、社会の望まれるサービスを提供し、しっかりとできること、できないことに説明責任を持ち、誤魔化さない、嘘をつかない、納得のいく指導を提供していきます。
そうすることで、安定した利用が構築されます。
そして、そのためには、指導員の質を高めます。本気でやる指導員を。じゃないと利用しないでしょ?長期的には。
すると、コストがかかります。だから、賛同してくださる保護者の方の中から強い希望者には一緒に働いていきます。アルバイト等で。そうすると、必要以上のコストを減らすことができます。すなわち人海戦術で雑多な施設ではなくなるということ。
こうすることで、高度な指導員と賛同してくださる保護者の方で社内が構築されます。

このモデルで、一致団結して、そして、それが何十年も、私たちがいなくなった後でも、先まで続いていくために、私は土地と建物を購入したのです。
土地や建物があり、そこでずっと施設をやっていくと、地域の一部になりますからね。すると、施設として取り組んでいたことが更に先の時代に進んでいきやすくなるのです。


後で記載しますが、4月から、またうちで働きたいと希望してくださっている保護者の方がいます。社員にとっても嬉しい話でしょう。私も喜んでいます。

このように、既に始まっているのです計画は。しかし、始まったばかりで、ようやくスタートに立つための準備運動が万全になったということでしょうか。

これからも頑張っていきます。どうぞ応援よろしくお願い申し上げます。


さて、熱く語りましたが、明日はペアレントトレーニングです。また、明日を楽しむとしましょう。




今週はこの辺で。


それでは、また来週に。




こちらもぜひご覧くださいね。
一般社団法人てんとうむし FACEBOOK

令和2年4月より、短期入所施設運営開始(予定)のお知らせ

2020-03-12 | てんとうむしの取り組み
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。


早速ですが、本日短期入所施設設立のための書類が受理されました。
内容に著しい瑕疵等が無い限り、3月末に指定書が届き、4月から運営開始です。なので、「タイトル」は一応「予定」としています。
しかし、この日のために何度も川崎市障害計画課に「管理者」「事務」が相談にいき、書類の確認をしていただき、その都度修正点をご指摘いただき、また相談にお伺いする…これを何度も行っていたので(というか、そうしないと受理されません)、まず大丈夫です。


短期入所施設は、国単位でも数が多くなく、運営自体が大変な事業で、複数の事業を運営していこうとする法人ならば、どちらかと言えば避けて通るような、そういった事業でもあります。すなわち、半端な気持ちではできない事業というわけです。

探していた方はご存知だと思いますが、短期入所施設自体まず数が無い。あっても全部満員です。故に、この事業は市外の方の受け入れが、一定の基準で可能となるようです。詳しくは、今後顧問の行政書士とのやり取りによって、てんとうむしでそれを行うのかどうかを検討していくことになりますが、それほど今必要とされている事業なのです。


今回の短期入所施設の土地建物を取得する際も、売主の方は、福祉のために使うことを大変喜んでくださっていました。私たちに関わる法律家も全員満面の笑みで喜んでくださいました(余談ですが、当会は税理士・特定社会保険労務士・行政書士に、様々な形で力になっていただいております)。


皆様の期待に応えるべく、私共は、今後も激烈に悲願成就のために進んでいきたいと考えております。

悲願:早期からの療育と一環した支援体制の地域での構築、および、重度自閉症者の就労による「就労の制度」の底上げと地域での終身支援の実現、そのうえでモデルとなり、取り組みが他の地域でも実現されていくこと




今週はこの辺で。


それでは、また来週に。




こちらもぜひご覧くださいね。
一般社団法人てんとうむし FACEBOOK

就労訓練説明会

2020-03-02 | 就労訓練・がじゅまる工房
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。


最近ブログの更新が一定ではなく大変申し訳ございません。
短期入所設立が一番大変で、それが理由でもあるのですが、オリエンや就労訓練等活動の準備や、対コロナの影響による、一時預かりにおける運営体制の変更等による急作業で、更に多忙な状態になってしまっております。
それ故、ブログの更新が一時的に不安定になっていますが、何とか頑張れているのでご安心ください。

それでは、本編を記載していきます。


早速ですが、2月26日に、無事就労訓練説明会を終了いたしました。

本来は、1月29日に開催する予定だったはずなのですが、短期入所設立やその他さまざまなことが重なり、同月27日に説明会開催が困難であると判断し、2月26日とさせていただくことになりました。

ですので、2月26日に日にちは変わりましたが、新たな参加募集は募らずに、1月にお越しいただく予定だった方のみお招きさせていただき、説明会を開催いたしました。
しかし、当日は予定の8割程度の方が参加いただき、勝手な日程変更にも関わらず、よく来てくださったと、たいへんうれしく思いました。


そして、訓練会の話をさせていただき、現在の就労訓練生がその後どうなったか、訓練を続けた訓練生が、今しっかり働けているか等を、実際にビデオをご覧いただき、お菓子も試食いただき、楽しい時間となりました。

同時に、就労訓練は保護者の方もただ任せておけば良いのではなく、お子さんへの指導や会の理念を十分にご理解いただき、「一緒にお子さんの指導を行っていく」というお気持ちで臨んでいただかないといけないこと等、厳しいお話もさせていただきました。


結果、対象年齢のお子さんをお持ちの保護者の方のうち、7割の方が訓練参加を表明してくださいました。笑顔で。非常にありがたかったです。

なぜなら、会の指導をよくご理解くださっているようで、楽しみだというお言葉をいただいたからです。本当に嬉しかったです。私にとっては臨床は全てで、今は七面倒臭い経営も行っていますが(笑)、子どもへの指導が一番楽しくて、それだけをずっとやって来ていて、最早自分の人生の半分以上を臨床に捧げていますからね。

これからがまた楽しみです。プログラムを作成し、指導計画作成を仲間とやって、保護者の方に自慢(笑)できるのだから。


後、訓練対象者の年齢は高校1年生以上なのですが、それより小さいお子さんの保護者の方も来てくださっていて、意識が高いと感じました。

流石てんとうむしの保護者の方…うそうそ…いや、嘘ではないな(笑)。


就労訓練に関してはこんなところですか。


今、コロナで皆さん大変でしょう?私も大変です。一番厄介なのは人間ですね。台風の時もパンが無い、カップ麺が無いと。今回もティッシュやトイレットペーパーですか。パンやカップ麺はおいしかったんですかね(笑)?
買いだめして楽しいのでしょうかね?本当に必要としている人は、いつの時代でも被害者で、転売目的や、自分が良ければ、と考えている人が加害者だということをよく理解しておいた方がよろしいかと思いますね。恥を知れと。あぁ、馬鹿馬鹿しい。

訓練の話で楽しい話題なのに、くそみたいなことをどうしても書きたくなってしまい、申し訳ございません。
しかし、いつの時代もヤバいのは天災ではなく人ですよ。
しかし、同時に、助けてくれるのも人しかいないのです。

私は決して偉そうなことを言える人間ではないですが、ヤバい人間性は誰でも持っているから、それを自制して、同時に助け合う精神だけをできるだけ前に出せればよいのに。

とりあえず私ができることは、買いだめをしないことかな。普段から少しだけストックを心掛けて(水等も含む生活必需品全般)、節約して日々を過ごしていくことを心掛けていきたいものですね。




今週はこの辺で。


それでは、また来週に。




こちらもぜひご覧くださいね。
一般社団法人てんとうむし FACEBOOK