当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。
早速ですが、ブログの更新が遅くなってすみませんでした。その間、ブログを多数の方からアクセスいただいていたようで、大変恐縮です。
活動の忙しさに、私事でも様々なことがあり、なかなかブログを更新できずにいました。
もちろん、これからもブログを週1単位で更新していくことを目標としていますので、今後ともお手すきの際にでも、当ブログをご覧いただけたら幸いです。
さて、2週間の中で(前回のブログ更新から)起こったことを手短に(私事のことは置いておいて)・・・活動は、通常の臨床(療育・相談活動)はもちろん
・NPO法人ひまわりの会でのペアレントトレーニング
・都内の小学校支援級の先生との電話でのやりとり
・NPO法人すくすくでの発達相談
・NPO法人すくすくでのオリエンテーションの資料作り
などがあり、帰宅してパソコンに向かって、休憩中に寝てしまい、気が付いたら朝・・・の繰り返しでした。
まず、ペアレントトレーニング。前回は、身辺自立についての講義でした。
子どもに何かを教えていくには、「シェイピング」。これは、指導の大原則です。
「シェイピング」とは、獲得させたいことを課題分析し、スモールステップでゴールへ到達させていくという知見です。
これを理解しなければ、「個の発達の物差し」で、つまり「子どもにあった指導」を行うことは困難です。
この辺りは、ABAだから・・・ではありませんよ。というか、ABAは、この分野ではTEACCHプログラムやポーテージプログラムなどに、その他でもスポーツをはじめ、「学習」に関するすべてに取り入れられています(しかし、ABAは、アメリカでは60年代から始まっているのに対して、いまだ日本ではようやく普及が始まった内容です)。
そういったことを、子どもの生活の基盤である家庭で実践することは、子どもの成長に非常に効果的です。
つまり、家庭が学ぶ意味は、ABAをベースとした指導を受けることが難しいから家庭で・・・だけでなく、仮にそういった機関が増えて行っても必要なのです。
療育を受けている方も、そうでない方も、ペアレントトレーニングは意義があるものとして、当会では年に1~2回程度ではありますが、j保護者向けの講座を行っています。
次に、電話での学校の先生とのやり取り。
前回のブログにも記載しましたが、こういった連携のケースは、少しずつではありますが増えている印象があります。
増えているというのは、私の連携のための活動の回数ではなく、連携先が増えているということです。
そして、その背景には全て保護者の方の他機関への献身的な働きかけあってこそです。
現状のシステムでは、中々他機関同士が連携することは難しく思います。
しかし、子どもを通して、その保護者の方が働きかけていくことで、こういったケースは増えていきます。
それに答えるためにも、子どもの指導だけでなく、先生方との連携も頑張ります。
次に、NPO法人すくすくでの発達相談。
発達相談では、長期目標と、短期目標を決定し、短期目標成就のためにシェイピングを行い、つまり、介入の具体的な目標と手続を初回で決定します。
そして、その後、保護者の方から報告を受け、必要に応じて手続を微調整しながら目標へとステップしていきます。
保護者の方とチームを組む、これほど力強いパートナーはいませんよ。必ず改善に向けて進んでいきます。(保護者の方が全力で・・・これが原則になりますが)。
現在、ひまわりの会ではもちろん、すくすくでも、そういった方々ばかりがお越しいただいています。だから、とても楽しいです。臨床冥利に尽きます。
最後に、すくすくでのオリエンテーションの準備。
すくすくでは、個別指導計画改正に伴って、指導員全員でオリエンテーションを行います。その時間に、少し講義や事例検をおこないますので、そのための資料を作成していました。
もちろん、指導計画の見直しは随時慣習的に見直す機会を作っています。
個別指導計画とは、作成した瞬間の子どもの評価に沿って、指導手続きを記載し、書類化したものです。
そのため、1か月後には、微調整する必要があるケースも多くあります。
だからこそ、質の良い指導のためには、指導計画を更新する際だけではなく、別途見直して修正していく必要があります。
と、ここで記載できる通常の臨床以外の活動はこのあたりでしょうか。
ブログは更新できませんでしたが、その間も頑張っています。
しかし、季節は夏に向けてどんどん暑くなっています。
より一層体力を消耗しますが、少しでも休息をとりながら、活動が止まってしまわぬようにしていきたいものです。
それでは、また来週(更新できるよう努力します・・・)。
早速ですが、ブログの更新が遅くなってすみませんでした。その間、ブログを多数の方からアクセスいただいていたようで、大変恐縮です。
活動の忙しさに、私事でも様々なことがあり、なかなかブログを更新できずにいました。
もちろん、これからもブログを週1単位で更新していくことを目標としていますので、今後ともお手すきの際にでも、当ブログをご覧いただけたら幸いです。
さて、2週間の中で(前回のブログ更新から)起こったことを手短に(私事のことは置いておいて)・・・活動は、通常の臨床(療育・相談活動)はもちろん
・NPO法人ひまわりの会でのペアレントトレーニング
・都内の小学校支援級の先生との電話でのやりとり
・NPO法人すくすくでの発達相談
・NPO法人すくすくでのオリエンテーションの資料作り
などがあり、帰宅してパソコンに向かって、休憩中に寝てしまい、気が付いたら朝・・・の繰り返しでした。
まず、ペアレントトレーニング。前回は、身辺自立についての講義でした。
子どもに何かを教えていくには、「シェイピング」。これは、指導の大原則です。
「シェイピング」とは、獲得させたいことを課題分析し、スモールステップでゴールへ到達させていくという知見です。
これを理解しなければ、「個の発達の物差し」で、つまり「子どもにあった指導」を行うことは困難です。
この辺りは、ABAだから・・・ではありませんよ。というか、ABAは、この分野ではTEACCHプログラムやポーテージプログラムなどに、その他でもスポーツをはじめ、「学習」に関するすべてに取り入れられています(しかし、ABAは、アメリカでは60年代から始まっているのに対して、いまだ日本ではようやく普及が始まった内容です)。
そういったことを、子どもの生活の基盤である家庭で実践することは、子どもの成長に非常に効果的です。
つまり、家庭が学ぶ意味は、ABAをベースとした指導を受けることが難しいから家庭で・・・だけでなく、仮にそういった機関が増えて行っても必要なのです。
療育を受けている方も、そうでない方も、ペアレントトレーニングは意義があるものとして、当会では年に1~2回程度ではありますが、j保護者向けの講座を行っています。
次に、電話での学校の先生とのやり取り。
前回のブログにも記載しましたが、こういった連携のケースは、少しずつではありますが増えている印象があります。
増えているというのは、私の連携のための活動の回数ではなく、連携先が増えているということです。
そして、その背景には全て保護者の方の他機関への献身的な働きかけあってこそです。
現状のシステムでは、中々他機関同士が連携することは難しく思います。
しかし、子どもを通して、その保護者の方が働きかけていくことで、こういったケースは増えていきます。
それに答えるためにも、子どもの指導だけでなく、先生方との連携も頑張ります。
次に、NPO法人すくすくでの発達相談。
発達相談では、長期目標と、短期目標を決定し、短期目標成就のためにシェイピングを行い、つまり、介入の具体的な目標と手続を初回で決定します。
そして、その後、保護者の方から報告を受け、必要に応じて手続を微調整しながら目標へとステップしていきます。
保護者の方とチームを組む、これほど力強いパートナーはいませんよ。必ず改善に向けて進んでいきます。(保護者の方が全力で・・・これが原則になりますが)。
現在、ひまわりの会ではもちろん、すくすくでも、そういった方々ばかりがお越しいただいています。だから、とても楽しいです。臨床冥利に尽きます。
最後に、すくすくでのオリエンテーションの準備。
すくすくでは、個別指導計画改正に伴って、指導員全員でオリエンテーションを行います。その時間に、少し講義や事例検をおこないますので、そのための資料を作成していました。
もちろん、指導計画の見直しは随時慣習的に見直す機会を作っています。
個別指導計画とは、作成した瞬間の子どもの評価に沿って、指導手続きを記載し、書類化したものです。
そのため、1か月後には、微調整する必要があるケースも多くあります。
だからこそ、質の良い指導のためには、指導計画を更新する際だけではなく、別途見直して修正していく必要があります。
と、ここで記載できる通常の臨床以外の活動はこのあたりでしょうか。
ブログは更新できませんでしたが、その間も頑張っています。
しかし、季節は夏に向けてどんどん暑くなっています。
より一層体力を消耗しますが、少しでも休息をとりながら、活動が止まってしまわぬようにしていきたいものです。
それでは、また来週(更新できるよう努力します・・・)。