当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。
早速ですが、今週より、順次高校生の就労訓練が開始されます。
去年は、成人の方の就労訓練を行い、その一方で、私自身がペアトレを通して接している保護者の方から少数選抜して、中高生の就労訓練(実習と呼んでいます)を試験的に行っていました。
今年は、そこでの結果、実績をもとに、本格的に強く希望している方の児童(高校生)を対象として、就労訓練を開始します。それが今週からスタートです。
今の日本の就労には、非常に問題があります。
例えば、高校生、支援学校では特に就労を見据えて、就労訓練を実施しています。しかし、そこで行ってきた訓練と、実際の業務が全くかみ合っていないことが多くあります。それは、いわゆる「重い」ほど、それは顕著になります。
「就労」やそれに準ずるものならば、まだ良いです。お子さんによっては、今までやってきたことが全く無駄になり、やることがなく、時間つぶしに施設に通う子もいるくらいです。
それすべてが悪いわけではもちろんありません。が、私が見てきた子たち、広汎性発達障害のお子さんのほとんど全てが訓練によって様々な業務に就くことができるレベルになっています。
しかし、なかなか他者と関係を気付くことが難しいケースがあり、それ故能力を発揮するまでに時間がかかってしまうお子さんもいらっしゃいます(それは早期療育をご家庭で献身的に行ってきたお子さんの多くが改善します)。
その場合は、児童自身の能力とかけ離れた場所で残り50年以上の時間を過ごすことになります。
それは社会的な問題として私はとらえています。実際に海外では、代表的な地域はアメリカ合衆国のノースカロライナ州など、知的な遅れがほとんどないお子さんから、重度の知的障害があるお子さんでも、就労の道があり、それぞれ最低賃金以上の報酬が得られるという実態があります(少なくても私が研究生だった頃の事実)。
それを日本でもできるようにと考え、今に至ります。
例えば、今日本では、早期療育早期療育とよく言われています(実際には療育と言っても、地域療育センターの多くは「保育」で、親の指導もないですが【馬鹿にしているわけではないです。事実です】)が、地域社会の理解の不十分さや、将来の選択肢が狭いことで、なかなか頑張り続けられる保護者の方や周囲が少ないのも事実です。
というより、診断を受けても、また、診断が重かろうが軽かろうが、将来の社会進出は可能であり、選択肢も少なくないとわかれば、それに向かって取り組もうと思えるはずです。
それを、長期にわたってソーシャルサポート(簡単に言うと、治療、ここでは療育を受け続ける周囲の励まし)や、ペアレントトレーニング(親のより望ましいかかわり方を助言し、親子ともに元気に生活できるよう訓練する)によって支えるシステムが地域単位で出来れば、それはもう希望のある社会ができると思いませんか?
そうすれば、他の福祉・教育・心理の分野も、社会的活動がより活性化するのではないでしょうか?きっとなります。
そこで、話は戻りますが、就労訓練をしっかりやり、将来の勤務先も用意でき、ペアトレとかやり、早期療育に啓発を行う…ほら、有言実行でしょ(笑)?理にかなっていると思いませんか?
指導すれば結果が出る!それは間違いない。がじゅまるの説明会でビデオ見せたでしょ?「軽い子」なんて選んでビデオ撮ってないよ?ちゃんとやればできるんだって!!!
まぁ、文章じゃ伝わらんよな。そのために結果出すんだしね。
来年は働く子が実際にいますからね。ふっふっふ(笑)。今は訓練期間中。しっかり決まった時間は訓練を受けてもらいますからね、うちは。
そうして、高校生も訓練。高校生活が終了したときに、しっかり働ける子が増え、苦労が報われる親子が増える、そのために今週から訓練す。
頑張るっす。うちのスタッフが(笑)。スミマセンワタシモガンバリマス(笑)。
ということで、今週はこの辺で。
それでは、また来週に。
早速ですが、今週より、順次高校生の就労訓練が開始されます。
去年は、成人の方の就労訓練を行い、その一方で、私自身がペアトレを通して接している保護者の方から少数選抜して、中高生の就労訓練(実習と呼んでいます)を試験的に行っていました。
今年は、そこでの結果、実績をもとに、本格的に強く希望している方の児童(高校生)を対象として、就労訓練を開始します。それが今週からスタートです。
今の日本の就労には、非常に問題があります。
例えば、高校生、支援学校では特に就労を見据えて、就労訓練を実施しています。しかし、そこで行ってきた訓練と、実際の業務が全くかみ合っていないことが多くあります。それは、いわゆる「重い」ほど、それは顕著になります。
「就労」やそれに準ずるものならば、まだ良いです。お子さんによっては、今までやってきたことが全く無駄になり、やることがなく、時間つぶしに施設に通う子もいるくらいです。
それすべてが悪いわけではもちろんありません。が、私が見てきた子たち、広汎性発達障害のお子さんのほとんど全てが訓練によって様々な業務に就くことができるレベルになっています。
しかし、なかなか他者と関係を気付くことが難しいケースがあり、それ故能力を発揮するまでに時間がかかってしまうお子さんもいらっしゃいます(それは早期療育をご家庭で献身的に行ってきたお子さんの多くが改善します)。
その場合は、児童自身の能力とかけ離れた場所で残り50年以上の時間を過ごすことになります。
それは社会的な問題として私はとらえています。実際に海外では、代表的な地域はアメリカ合衆国のノースカロライナ州など、知的な遅れがほとんどないお子さんから、重度の知的障害があるお子さんでも、就労の道があり、それぞれ最低賃金以上の報酬が得られるという実態があります(少なくても私が研究生だった頃の事実)。
それを日本でもできるようにと考え、今に至ります。
例えば、今日本では、早期療育早期療育とよく言われています(実際には療育と言っても、地域療育センターの多くは「保育」で、親の指導もないですが【馬鹿にしているわけではないです。事実です】)が、地域社会の理解の不十分さや、将来の選択肢が狭いことで、なかなか頑張り続けられる保護者の方や周囲が少ないのも事実です。
というより、診断を受けても、また、診断が重かろうが軽かろうが、将来の社会進出は可能であり、選択肢も少なくないとわかれば、それに向かって取り組もうと思えるはずです。
それを、長期にわたってソーシャルサポート(簡単に言うと、治療、ここでは療育を受け続ける周囲の励まし)や、ペアレントトレーニング(親のより望ましいかかわり方を助言し、親子ともに元気に生活できるよう訓練する)によって支えるシステムが地域単位で出来れば、それはもう希望のある社会ができると思いませんか?
そうすれば、他の福祉・教育・心理の分野も、社会的活動がより活性化するのではないでしょうか?きっとなります。
そこで、話は戻りますが、就労訓練をしっかりやり、将来の勤務先も用意でき、ペアトレとかやり、早期療育に啓発を行う…ほら、有言実行でしょ(笑)?理にかなっていると思いませんか?
指導すれば結果が出る!それは間違いない。がじゅまるの説明会でビデオ見せたでしょ?「軽い子」なんて選んでビデオ撮ってないよ?ちゃんとやればできるんだって!!!
まぁ、文章じゃ伝わらんよな。そのために結果出すんだしね。
来年は働く子が実際にいますからね。ふっふっふ(笑)。今は訓練期間中。しっかり決まった時間は訓練を受けてもらいますからね、うちは。
そうして、高校生も訓練。高校生活が終了したときに、しっかり働ける子が増え、苦労が報われる親子が増える、そのために今週から訓練す。
頑張るっす。うちのスタッフが(笑)。スミマセンワタシモガンバリマス(笑)。
ということで、今週はこの辺で。
それでは、また来週に。