活動の日々

自閉症スペクトラム関連を中心とした、対外的な活動を綴っていきます。

皆様に感謝(講座を終了して)

2015-07-26 | 日記
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。

早速ですが、今回は、表題通り、皆様に感謝です。何を感謝しているかと言うが、今回の記事の内容です。

と言うのは、講座を終了して、その後、事後アンケートと言うものがあり、その結果は私も閲覧する機会があり、ホンのちょびっとだけ緊張しながらアンケートを閲覧・・・その結果は。

30通程度のアンケートを閲覧し、ほとんど全員がポジティブな回答!
講座に関係するネガティブな回答は「自分の子どもに当てはまらなかった」と1名のみが回答、それ以外すべてポジティブな回答をいただきました。

いやぁ~やったかいがありました!実際は、もっとネガティブな意見が多いと予想していました。

特にABAは、その普及は少なく、また、時として厳しい対応を子どもに行うことがあります。
しかも、ABAの機関の多くが、対象が小学生までとか言ってしまっていますし。ま、私としてはありえませんがね。そういうところはABAの専門機関ではなく、幼児の専門家なのでしょう(笑)。
そして、上記文のように、私は毒舌で、聴きにくいことを言ってしまうようなこともあるだろうと自覚しています。

以上を踏まえて、今回の対象者のメインは中高生ですから、あるいは中々伝わりにくいのではないか?と思っていました。

しかし、実に9割以上の参加者が「感動しました」「勇気づけられました」「子どもへの関わりを見直してみます」(大まかに分けてこのような回答でした)等の回答を頂きました。


「私はホストではないので、言葉で保護者の慰めをすることはできません。親の苦労は子どもの成長の結果を慰めに」

「私のことをどうこう言うのは良いですが、私のペアトレを受けている保護者のことをとやかく言うのはやめてくださいね」

「子どもの要求を精いっぱい聞く。でもそれって将来的にどうなんですか?」

上記は序の口でしょうか(笑)。かなりきついことを言っていると思います。


しかし、当たり前ですが、同時に子どもは必ず成長しますから、どのようにやれば子どもが成長するかをしっかりとお伝えしているつもりです。
実際に、一通りの問題行動への介入や、学習を進めていくうえでの法則を記したレジュメを作っていますからね。
しかし、子どもは、年齢が大きくなるほど学習の経験が多く、それ故個体差が大きく出ます。ですから、一人一人の子どもにあったことをお伝えするには限界があります。だからこそペアレントトレーニングがあるわけで。

しかし、講座を行うその都度、できるだけ皆様がご理解いただけるように、毎回レジュメも作り直しています。その数既に総計ページ数500枚はいっていますが(笑)。
それを、毎回20ページ程度に抑えて、ビデオもご覧いただいて、と、できる限りの努力をしています。


そうやって、毎回1か月以上、臨床と並行して、時間を見つけてはレジュメを作っていますから、やはり参加者からポジティブな言葉を聞くと、やはり嬉しいものです。

ブログにて恐縮ではございますが、参加してくださった方々、本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。


次の私の講座は、NPO法人すくすくにて、9月を予定されています、その時も、しっかり頑張っていきます。


今週はこの辺で。


それでは、また来週に。




川崎市立中央支援学校での講座を無事終了してきました

2015-07-19 | 日記
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。

早速ですが、7月14日(火)10:00~12:00に、川崎市立中央支援学校にて、第1回家庭教育学級(思春期の対応方法とその法則)の講座を行い、無事終了してきました。

その様子がこちらです。


上記写真の著作権を、学校関係者並びに私尾串光康は放棄しておりません。そのため、いかなる理由を持っても本写真を掲載、転写をした場合は法的処置を取らせていただきます。


一番前にいる白い服を着ているのが私です。

講座の企画段階では30名、中高生の保護者が対象だったのですが、小学生の保護者の方も参加できる運びとなり、役50名以上の方々にお集まりいただきました。
その中の「5分の1」弱は、私のペアレントトレーニングをうけられている方と、NPO法人すくすく、一般社団法人てんとうむしをご利用してくださっている方でした。

直接お会いしている方のほうがかえって参加しないかな?なんて思っていたのですが、わざわざお越しいただいて本当に感謝です。

なればこそ、いつも通りの尾串節で!と言うことで・・・いつも通り毒舌にお話しさせていただきました(笑)。


それが理由となってか、講座終了後、「まだ全然聞き足りないんですけど。」「自分の子どもにどう活かせば良いのか?」「あの課題は一体何の意義があるのか?」などの質問を、企画者にされていたとか・・・(苦)私は講座延長して、12:20位まで話をさせていただき、終了次第そそくさと次の臨床のために帰ってしまっていましたし(苦)。

上記の質問は、講師としては講師冥利に尽きます。どんなに丁寧に話しても、限られた時間の中ではすべての疑問に答えることは難しいですし、また、1つの議題を長時間話してしまうと、やはり他の話ができませんからね。

今回は、それでもなお、「ビデオを見ていただく」ことに中心を持って行って、


「どのお子さんの行動でも、必ず改善していく」


ことを知っていただきたかったので、あえてそのようにさせていただきました。

その「かい」もあってか、上記質問は、保護者の方が「取り組もう」という気持ちを持ってくださったようで非常に嬉しく思います。


しかし、同時に、あのビデオを見て、そう「思わないわけは無い」と思っていましたがね。、

1つ1つは、親、施設職員との努力の結晶ですし、感動しないわけはない。
いまだに、私自身、何度見ても、その頃が蘇ってきますからね。


それを見せることができて良かったです。


実に様々な感想があったことかと思います。

講座終了後のアンケートを確認したわけではありませんが、「感動してくださった方」「自分でもやってみようと思ってくださった方」から、実際に「ペアレントトレーニングを申し込んでくださった方」もいらっしゃいました(長らくお待たせして申し訳ありませんが)。

また、「学校の先生にも見せたい」「家族にも見せたい」などから「それでもうちの子は変わらないんじゃないか」「ABAへの批判」など、様々であったのではないでしょうか。


しかし、賛同してくださる方へはもちろん「感謝」ですし、また、批判してくださった方がいらっしゃるということも、それは「ABAが普及されてきているという事実にほかなりません」し、全ての感想は私にとっては大切です。


講座を聴きに来てくださった皆様、本当にありがとうございました。


これをきっかけに、保護者の方が考え、そして、日々お子さんと接する中での参考になってくだされば幸いです。


そして、もっと私に聞きたいことがある保護者の方へは、またいつか、ご縁があれば良いなと思っています。


今週はこの辺で。


それでは、また来週に。

川崎市立中央支援学校で講演会を行ってきます

2015-07-12 | 日記
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。

早速ですが、表題通り、今週川崎市立中央支援学校にて、第1回家庭教育学級の講座の講師として、主に保護者の方を対象にお話してきます。

参加人数は現在把握している段階で50名。企画してくださった委員会は30人程度を予定していたらしいのですが、そこは私の人気で・・・嘘です(笑)。
予想以上の参加人数となりました。
なお、今回の講座は、分校となっている小学部の保護者の方々(中央支援校は中高生の学校となっています)も参加資格があるらしく、それも関係しているのかも知れません。


今回の講座を企画してくださった皆様、後押ししてくださった方々、呼びかけてくださった私の教え子の保護者の方々、一般社団法人てんとうむしの利用者の皆様、本当にありがとうございます。深く御礼申し上げます。


今回は私の教え子(間接的も含めて)4名の指導場面をビデオで見ていただきます。そして、その指導の法則をレジュメで確認していただきながら講座が進んでいくことになります。

そのビデオの時間などを含めると、2時間がぎりぎりになります。
そこで、質疑応答の時間は省略し、事前のアンケートに質問を記載いただいているので、それをレジュメに沿って話していくことで、質疑応答の代わりとさせていただくことになっています。


講座の中では、実に様々な話をします。しかし、1回の講座で、伝えたいことすべてを理解するなんて不可能です。それが出来ればペアトレや継続的な指導の必要なんてないですからね。
だからこそ、私がいつでも単発の講座の中でお伝えしたいことは

「行動は必ず改善する」
「重いとか、軽いとかは関係なく、必ず子どもは成長していく」

と言うことなのです。


どういった講座でも、常に皆が内容を理解してくれるなんて思いません。
すぐに理解できる人、時間がかかる人、中にはHATER(何にでも文句を言う人)もいるでしょう。しかし、常に皆から賛同されると信じるなんておこがましいでしょう。

それでも、どこの相談機関でも明確な回答がもらえない人、医者から見捨てられた人、そういった方が、「うちの子どもも何とかなる(成長できる
」と考える、その可能性にかけて、渾身の一撃をもって、私は講師を行っているのです。
そして、その内容は、私が今まで見てきた子どもと親の気持ちをのせて話しているつもりです。


格好良すぎたかな?(笑)冗談はともかく、講座まであとわずかなので、レジュメ、進行の最終確認を行います。


報告は、次回のブログでも記載します。


今週はこの辺で。


それでは、また来週に。

保護者による講座~今の私が在る理由の一部~

2015-07-06 | 日記
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。

早速ですが、本日(すでに日付が変わっているから昨日か)日曜日に、NPO法人すくすくの新人職員に対して講座を行ってきました。

その内容は

「保護者による研修」
「ABAの基礎」

についてでした。

本来は別々の時間を設けてしっかりとやりたかったのですが、この2つの講座は私と協力してくれている保護者とそれぞれ行うもので、中々私自身時間が取れずに、それならばと言うことで、時間が遅くなるよりも、まずは基礎を構築しよう、と言うことで、二つの講座をいっぺんに行ってきたのでした。

ひまわりの会は言うまでもなく、「一般社団法人てんとうむし」と「NPO法人すくすく」では、かなりの研修があります。
「新人研修」としての講座は5回程度あり、それとは別にレポート作成などもあり、その後も定期的に養成講座とオリエンテーションを行い、職員養成は、最も私が大切にしていることの一つでもあります。

その中で、今回の「ABAの基礎」も、当然欠かせないものですが、「保護者による研修」も非常に大切にしています。
「保護者による研修」とは、私が療育を行ってきた教え子の保護者による、職員への講座なのです。


私は、18歳のころからABAに取り組む機会があり、その頃から訪問療育を行ってきました。
そこでは、常に保護者にみられながら子どもの指導を行ってきましたが、その緊張感たるや。当時の私にとっては非常に大変な事だったのです。
しかし、同時に強い「責任感」も感じました。そしてそれは、施設などでの「同業者のみ」での勤務とは全く異なるものでした。

しかし、それを若いころから経験していたために、親の指導、つまり「ペアレントトレーニング」の「効果」と「大切さ」を知ることができました。
訪問療育をはじめ、ペアレントトレーニングは、「保護者の子育ての一部を負担する」ものだと心得ています。そういった意味では、

「子育てのサポート(保護者の指導と子どもの指導)を行いながら、他の環境との連携を図っていく」

ことが私の仕事であり、その素晴らしさ、苦労を、次の世代に伝えていきたいと考え、この研修のプランを作成したのでした。


私は限られた時間の中で最大限努力する、それは当然ですよね。しかし、保護者の視点で、家庭内で「療育」に取り組んできた保護者の話は、また職員の「底上げ」を行うには非常に重要です。

膨大な「記録」「日記」実に壮大です、ノート10冊は軽くいきますからね10年くらいやってれば。
そこでの「苦労」「願い」「喜び」を職員に伝え、責任感を育てるために、この講座は、最早2つの組織では定番です。


ただおむつを替えて、抱っこして、あぁ1日無事に終了した・・・そこに楽しさがあっても、私には理解することはできません。
個別指導計画が「楽しく過ごす」・・・それって指針でしょ?指導計画と指針をごっちゃにする場所が専門機関と呼べますか?私には恥ずかしくて無理。


もう10年前から、ひまわりの会で見てきた教え子の保護者の一部は、限られた時間の中での療育を超えて私に協力してくれています。
その保護者の方々の悲願を背負い、私は川崎で活動している自負があるのです。

職員にもビシッとしてもらわねばね。そのためにこの講座です。


今週はこの辺で。


それでは、また来週に。

ひまわりの会の「新しい連絡先」および新しいホームページアドレスのお知らせ

2015-07-01 | 日記
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。

早速ですが、私が代表を担当している「ひまわりの会」の連絡先、およびホームページアドレスが変更されたので、そのお知らせです。


まず、電話番号は、新規契約に伴って、番号が変更されました。
変更後の電話番号は以下の通りです。

NPO法人ひまわりの会 新しい電話番号03-3209-6399


次に、ホームページアドレスは、プロバイダー変更に伴い、アドレスも変更されました。
変更後のホームページアドレスは以下の通りです。

http://www.himawari-ryouiku.sakura.ne.jp/

旧ホームページは、現在も閲覧することはできますが、間もなく閲覧できなくなります。
今後は、新しいアドレスで閲覧してください。


表題は以上です。


ところで、先週の滝乃川学園でのケース会議は、もちろん上手くいったと思っています。
去年度から会議を続けているお子さんよりも、新しく加わったお子さんのほうが多く、問診に時間がかかり、4時間半近くかかりましたが、方針もしっかりと打ち出すことができて、職員の方々も当然やる気があり、良い出だしであったと感じています。

しかし、体調不良により、ご迷惑をおかけしてしまった方々もいらっしゃって、大変申し訳なく思います。
先週は、自宅へ帰宅できた日数は二日で、先週の移動は全て南関東だったのですが、書類作成時間をとるために、移動時間を短縮した結果がこれでした。

やっぱり家が良いです。家が一番落ち着きますね。


また、ブログの更新が遅くなり、申し訳ありませんでした。
作業に追われまくり、火曜の深夜にブログを更新しています。

今一番追われている作業は、7月2週に行う「川崎市立中央支援校での家庭教育学級」という講座の講師を行うためです。
現時点ですでに50名の保護者にご参加頂けるということで、緊張しますが(笑)、いつも通り毒舌で行って行きます(笑)。
その内容などは、後にブログでも記載いたします。


現在夜中の2:00です。これから、また作業を行わなければなりません。つ、辛いですが・・・何とか乗り越えます。


今週はこの辺で。


それでは、また来週に。