当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。
早速ですが、11月21日(水)に、保護者向け講座「家庭で行う療育プログラム」を開催し、無事終了しました。
その様子がこちらです。
一般社団法人てんとうむしおよび尾串光康は、本写真の著作権を放棄しておりません。そのため、いかなる場合においても、本写真を無断で使用された場合には、法的処置を取らせていただきます。
このような感じです。
有難いことに、あらかじめ想定していた人数よりも多くいらして、来客用のパイプ椅子(いわゆる一般的な会議とかで使う業務用の椅子)だけではなく、急遽事務が使う椅子もセッティングする形でした。
併せて10名以上ご参加いただき、子どもが活動している場所での講座なのでそこまで狭くはないはずですが、ギュウギュウで椅子を敷き詰める形で、私も楽しく講師をさせていただきました。
参加いただいた皆様ありがとうございました。
内容は、今回はほとんど「図」のみのレジュメです。図とは、「階段」の図です。階段とは、「目標までのステップ」の階段です。
Q1:ひらがなを理解するためにはどうすれば良いの?
Q2:数を理解するためにはどうすれば良いの?
Q3:名詞を理解するためにはどうすれば良いの?
Q4:服を着られるようになるにはどうすれば良いの?
Q5:会話のやり取りを行えるようになるにはどうすれば良いの?
Q6:感情のコントロールができるようになるためにはどうすれば良いの?
講座で使ったレジュメ上のQはこの2倍以上です。そして、A(答え)を全てステップで記入しています。
答えはあります。おそらく、ABAを本当に使える術者は回答できます。ただ、もちろん、ハウツーではないです。子どもの年齢や成育歴、発達状態を考慮し、本当の答えは一人一人にあります。
しかし、それは「アレンジ」ですよね?「アレンジ」があるなら、当然「基本」もあります。「基本」とは、ABAの術者ならだれでも知っている指導の構造です。
すなわち、「〇〇を教えるためにはどうすれば良いのか?」に対して答えを持っているということです。
もし、ブログをご覧いただいている皆様で、ABAを受けられているなら、そこのABAのバイザー(指導者とは別にバイザーがいることがほとんどです。てんとうむしの個別のバイザーは私です)や主任者級の人間に、上記のような質問をしてみると良いです。答えられなければ「ヤブ」です。ほぼ間違いなく。
話は戻りますが、その基本を開示したのです。講座で。
本当は、こういうことは、ペアトレで一人一人の保護者の方に話したいのです。なぜなら、話を聞いて曲解し、それを家庭で実践し、そして失敗した場合(子どもが獲得できなかった場合)、ご自身の教え方に問題があると思わず、お子さん自身に問題があると考えられると、恐ろしいからです。
ですから、知識をしっかり積み重ねてもらいたいというのが本音なのです。
しかし、「指導のステップが必ずある」ということを知ってもらうためには、具体例を出すのが一番。しかし、「指導によってできるようになった」お子さんだけをビデオ等で見せても、「その子はきっとよくできているからでしょう」と思われるのは「しゃく」なので、ステップもしっかり図解でお見せしたかったのです。
そこで、今回の講座でした。
手前味噌ですが、大盛況だったようで、「ネット配信しないんですか?お金とれる内容だと思うのですが」とのご意見もあったそうで(爆笑)。いや、本当に嬉しい限りです。
無料だと、様々な機関にパンフレットが置けたり、普及につながりますからね。
しかし、そういう言葉を頂けるのはありがたいですね。一生懸命レジュメを作った甲斐がありました。それだけ楽しい講座だったということですからね。ありがたや。
中々今回私が作成したレジュメみたいなものは、書店で販売されていませんからね。それはそうですよね。それだけを見て間違った形で指導が広がるのは怖いですもんね。
明快に指導のプロセスが書かれている書籍、私が見た中では「わが子よ声を聞かせて」「ロヴァース博士のミーブック(これは研究書のようなものですが)」くらいかな?体系的に指導のプロセスが書かれているものは。ABA自体の書籍は良いのがちやほやありますが。
しかし、それを保護者の方がみたところで、ご自分のお子さんへの実践はちと難しいかな?やれる人もゼロではないでしょうが。できれば専門の人間の指導を受けながらが望ましいですね。失敗しないために。
応用行動分析で、私が一番良いと思う書籍は「応用行動分析学 ジョン・O・クーパー他」ですかね。明石書籍の。値段は18000円+税。
これは、一般の人では意味が分からないかもです。大学院生の学習のため、あるいは、私のように臨床活動を行っている人間が原点に戻るための教科書的なもの、としての活用が望ましいかな?
本当にABAを勉強したい人は読んでみても良いと思いますよ。お金を無駄にしない自信があれば(笑)。高いですからね。
話は戻りますが、講座、ご好評だったようで、私も嬉しかったです。ありがとうございました。
今週はこの辺で。
それでは、また来週に。
早速ですが、11月21日(水)に、保護者向け講座「家庭で行う療育プログラム」を開催し、無事終了しました。
その様子がこちらです。
一般社団法人てんとうむしおよび尾串光康は、本写真の著作権を放棄しておりません。そのため、いかなる場合においても、本写真を無断で使用された場合には、法的処置を取らせていただきます。
このような感じです。
有難いことに、あらかじめ想定していた人数よりも多くいらして、来客用のパイプ椅子(いわゆる一般的な会議とかで使う業務用の椅子)だけではなく、急遽事務が使う椅子もセッティングする形でした。
併せて10名以上ご参加いただき、子どもが活動している場所での講座なのでそこまで狭くはないはずですが、ギュウギュウで椅子を敷き詰める形で、私も楽しく講師をさせていただきました。
参加いただいた皆様ありがとうございました。
内容は、今回はほとんど「図」のみのレジュメです。図とは、「階段」の図です。階段とは、「目標までのステップ」の階段です。
Q1:ひらがなを理解するためにはどうすれば良いの?
Q2:数を理解するためにはどうすれば良いの?
Q3:名詞を理解するためにはどうすれば良いの?
Q4:服を着られるようになるにはどうすれば良いの?
Q5:会話のやり取りを行えるようになるにはどうすれば良いの?
Q6:感情のコントロールができるようになるためにはどうすれば良いの?
講座で使ったレジュメ上のQはこの2倍以上です。そして、A(答え)を全てステップで記入しています。
答えはあります。おそらく、ABAを本当に使える術者は回答できます。ただ、もちろん、ハウツーではないです。子どもの年齢や成育歴、発達状態を考慮し、本当の答えは一人一人にあります。
しかし、それは「アレンジ」ですよね?「アレンジ」があるなら、当然「基本」もあります。「基本」とは、ABAの術者ならだれでも知っている指導の構造です。
すなわち、「〇〇を教えるためにはどうすれば良いのか?」に対して答えを持っているということです。
もし、ブログをご覧いただいている皆様で、ABAを受けられているなら、そこのABAのバイザー(指導者とは別にバイザーがいることがほとんどです。てんとうむしの個別のバイザーは私です)や主任者級の人間に、上記のような質問をしてみると良いです。答えられなければ「ヤブ」です。ほぼ間違いなく。
話は戻りますが、その基本を開示したのです。講座で。
本当は、こういうことは、ペアトレで一人一人の保護者の方に話したいのです。なぜなら、話を聞いて曲解し、それを家庭で実践し、そして失敗した場合(子どもが獲得できなかった場合)、ご自身の教え方に問題があると思わず、お子さん自身に問題があると考えられると、恐ろしいからです。
ですから、知識をしっかり積み重ねてもらいたいというのが本音なのです。
しかし、「指導のステップが必ずある」ということを知ってもらうためには、具体例を出すのが一番。しかし、「指導によってできるようになった」お子さんだけをビデオ等で見せても、「その子はきっとよくできているからでしょう」と思われるのは「しゃく」なので、ステップもしっかり図解でお見せしたかったのです。
そこで、今回の講座でした。
手前味噌ですが、大盛況だったようで、「ネット配信しないんですか?お金とれる内容だと思うのですが」とのご意見もあったそうで(爆笑)。いや、本当に嬉しい限りです。
無料だと、様々な機関にパンフレットが置けたり、普及につながりますからね。
しかし、そういう言葉を頂けるのはありがたいですね。一生懸命レジュメを作った甲斐がありました。それだけ楽しい講座だったということですからね。ありがたや。
中々今回私が作成したレジュメみたいなものは、書店で販売されていませんからね。それはそうですよね。それだけを見て間違った形で指導が広がるのは怖いですもんね。
明快に指導のプロセスが書かれている書籍、私が見た中では「わが子よ声を聞かせて」「ロヴァース博士のミーブック(これは研究書のようなものですが)」くらいかな?体系的に指導のプロセスが書かれているものは。ABA自体の書籍は良いのがちやほやありますが。
しかし、それを保護者の方がみたところで、ご自分のお子さんへの実践はちと難しいかな?やれる人もゼロではないでしょうが。できれば専門の人間の指導を受けながらが望ましいですね。失敗しないために。
応用行動分析で、私が一番良いと思う書籍は「応用行動分析学 ジョン・O・クーパー他」ですかね。明石書籍の。値段は18000円+税。
これは、一般の人では意味が分からないかもです。大学院生の学習のため、あるいは、私のように臨床活動を行っている人間が原点に戻るための教科書的なもの、としての活用が望ましいかな?
本当にABAを勉強したい人は読んでみても良いと思いますよ。お金を無駄にしない自信があれば(笑)。高いですからね。
話は戻りますが、講座、ご好評だったようで、私も嬉しかったです。ありがとうございました。
今週はこの辺で。
それでは、また来週に。