活動の日々

自閉症スペクトラム関連を中心とした、対外的な活動を綴っていきます。

令和4年度も滝乃川学園児童部入所施設にABAケース会座長をやらせていただきます

2022-04-06 | 滝乃川学園
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。


平成25年の冬に研修講師としてお呼びいただき、平成26年から児童部入所施設のABAケース会をさせていただき、以後ずっとケース会の座長を行っています。

今年で9年目ですね。当時からいる職員はほとんどいなくなってしまった…。しかし、吉報もあって、当時やそれに近い年代でお付き合いがあった職員が役職についたとか。
それはとても嬉しいですが、ABA担当だった職員も別の部署に行くことになったり、毎回会議にいてくれた職員とも別れがあったりとかで、本当に当時から知っている人がほとんどいなくなったり、最近親しくなった人との別れが、今年度はいつもに増して多く、やはり別れは寂しいです。

寂しいばかりではなく、ABAをほとんど最初から教えなおしということにもなります。
専門的な解説はできずとも、「~のときは~するはずだ」と仮説を立てて子どもの指導を行ったり、「うまく説明はできないけど、これはこうした方が良い」と言えることが大切なのです。先生方は「ABAの専門家」ではなく、「現場の先生でABAを学んだ」のですから。それで素晴らしいのです。
しかし、そうなるには何年もかかると思います。
特に、ABAを学ばれていた先輩職員が複数いなくなると、ABAにおける指示系統が手薄になります。だから、大規模な人事編成が起こると、私にとっては2重に大変になるのです。

次回は6月。その際に、ケース会の前にABA勉強会をと副課長から依頼を受け、その教材選び&必要に応じて簡単なレジュメの作成を行わねば。
6月だけでなく、これからがまた大変ですが、とは言え、以前から顔見知りの先生もいますので、時に力をお借りして、ABAを定着すべく、ケース会を行って参りたいと思います。



令和3年11月に、ケース会の際に撮った写真




今週はこの辺で。


それでは、また来週に。




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