活動の日々

自閉症スペクトラム関連を中心とした、対外的な活動を綴っていきます。

講座を終えて

2018-06-18 | てんとうむしの取り組み
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。


早速ですが、6月13日(水)に開催した講座「家庭で子どもに学習をさせていくには」を無事終了してきました。その様子が以下の写真です。


*一般社団法人てんとうむしと、私尾串光康は、本写真の著作権を放棄しておりません。よって、いかなる理由でも、本写真を無断掲載、使用された場合は、法的処置を取らせていただきます。




【…右端のほうに移っているのはスクリーン。大画面でビデオを見られます。豪勢でしょ?(笑)】


このような感じで、本来5月に行うはずだった講座を、私の体調不良により6月に延期させていただき、満を持してお話してきました。


今回の講座は、話す項目の都度ビデオを見ていただいたので、相当数の事例をビデオで実際に見ていただきました。

また、いわゆる「ごく軽度の」お子さんの例から、いわゆる「最重度の」お子さんの例までお話しすることができ、また、実技応答の時間も用意できました。時間は若干延長しましたが(笑)。


今回の講座を聴いて、「最重度のお子さんは変わらんな~」なんて、誰も言えないですよ本当に。変わるからね実際。


どのお子さん、どの年齢でも、ステップの大きさや速さ、目標は違えども、文字通り必ずステップアップするってことが伝わったと思います。そういうご感想もいただきましたしねばっちり!


それを、実に様々なケースをご覧いただくことで身に染みてご理解いただくこと(笑)が目標でしたが、もう1つの目標がありまして。

それは、「支援者を頼りきるな」ということです。


おかしな支援者が「お任せください」とか言うでしょ?まるで全て任せてればよいようなことをいう人いますよね。でも、本当に頼れるのは、そういった「わけのわからん支援者」じゃなく、私でもなく、家族だけなんです。家族がいなければ自分自身と子どもだけなんです。


誤解を与えないように言っておきますが、任せても良いことはあります。ありますが、子どもの成長を促すことができるのは、結局は自分自身(家族も?)だけだということなのです。

支援者は、あくまでも「その」支援ですから。


親が弱らないで、しっかり子どもの養育に向き合うために、そのための「武器」をお渡ししたいのが私です。最強の武器をね。そして、実際に使うのは親自身なのです。使って子どもが成長したら、それが動機となってまたできるでしょ?


ペアレントトレーニングは、保護者の方と1対1です。保護者の方が、養育が上手くいって喜んでいる顔は、やはりペアレントトレーニングを提供している私の動機です。


それを夢みて、また今週も1日に6コマとかペアレントトレーニングこなしてきます。疲れますけれども(笑)。ぶっ続け6人の相談は大変よ?しっくりこないと思うけど、カウンセラーに聞くと、「良くできますね!!!」と言われますよ本当に。肯定的に私と向かい合ってくれる親あってこそだと思いますね。ありがたや。




と、いうことで、今週はこの辺で。


それでは、また来週に。

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