ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

わいきょくしゅうさ

2020-11-05 | デジタル写真生活
【Model F050】ことTAMRONの【20mm F/2.8 Di III OSD M1:2】ですが、
超広角ハーフマクロという面白いレンズなのですが、広角レンズの宿命とはいえ、大変歪むことだけが気になっていました。
「もしかしてボディが旧式だから補正されていないとかあるかな?」
と、書いたことがあったのですが、
ホントに補正されていませんでした。
しかし、ボディが古いから、という理由ではありませんでした。
「レンズ補正」の設定が、最初から「歪曲収差補正」だけが「切」になっていたのです。
おおい!!


歪曲収差補正「切」
画面の下3分の1に地平線を入れて撮影。
地平線がにゅ~んと曲がってしまっています。


歪曲収差補正「オート」
まっすぐになった!
ちょうど真ん中に西蒲三山を入れてしまったので、わかりにくくなってしまいましたが……


歪曲収差補正「切」
こちらは上3分の1に地平線を入れて撮影。


歪曲収差補正「オート」
上に入れた方が補正されたのがわかりやすいかも?

設定の「レンズ補正」の項目には「周辺光量補正」「倍率色収差補正」そして「歪曲収差補正」の3つがあるのですが、
先の2つが初期設定から「オート」になっているのに、「歪曲収差補正」だけが「切」の設定になっています。
なんでコレだけが切られているのでしょう。
見たら【α7 II】だけでなく【α6500】【NEX-5T】も同様でした。
軽く調べてみたのですが、どうも歪曲収差補正をしていると連写速度が落ちる、らしいです。
それだけが理由なのか、他にも理由があるのかたどり着けませんでしたが、
自分が使う分には、「オート」にしてしまって問題はなさそうだったので、今後はそのように運用したいと思います。
俺はカメラ内補正肯定派ですし。

うーん、まさか初期設定がオフとは思わなかった……
まぁ、味といえば味なのかとも思いましたけど。


ついでに、出かけたついでに【Model F050】で撮影した写真を。
今回の「オート」「切」撮り比べの舞台となった「メディアシップ」を「ラブラ万代」から。
この位置からだと、主役より右のビルの主張が強くなってしまいました。
画角は足で調整するしかないのが、単焦点の面白さであり、難しさですね。
この時は移動途中だったので、こんな感じで。

20mmで撮れる空と地上のバランスいいですね。
【E 10-18mm F4 OSS】や【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】も持っているので、
始めて使う画角ではありませんが(以前はSIGMAの【10-20mm F3.5】もありました)、
近年、魅力的な20mm単焦点レンズが続々と出ていて、どれも気になっていました。


市街地の紅葉は、そろそろ終わりが近づいてきているようです。
意外と市街地の中って早いですよね。
木の周辺が固められて、養分が少ないのでしょうか。
雨と風で、周辺の山の紅葉が見ごろになるまえに、終わってしまいそうです。


曇り予報なのに、次から次へと雨雲が来る日でした。
日が沈むのを見に海岸線に出てきましたが、雨に降られて車の外に出ていられない。


広角でマクロだとこんな感じもいけるのかな?
雨の中、外で頑張って撮影しているおじーさんが太陽にかぶってしまいました。


昼間、久しぶりに「メディアシップ」に上って楽しかったので、
日が暮れてから今度は「朱鷺メッセ」の展望室へ。




撮っていて感じたのですが、窓ガラスがあるため、正対して撮っていますが、
煽るようにして撮ろうとすると、歪曲収差補正をいれていても、だいぶ歪む気がしました。
他の広角レンズでもそうだったかなぁ。

まぁ、まっすぐが出やすくなったので、
限定的な使い方になってしまうかと思っていたこのレンズ、出番が増えそうです。

【α7 II】+【TAMRON 20mm F/2.8 Di III OSD M1:2】



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