ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

みずつちはじまる

2018-07-30 | ある日、
新潟市で3年に1度開かれる「水と土の芸術祭」が始まりました。


今回で4回目となる芸術祭。
芸術祭が終わる度に、アート作品のほとんどが撤去され何も残らないのですが、この芸術祭はどっちかというとアート作品よりも「市民プロジェクト」の方に重きがあるようで、そちらの方は新潟市に根付いてきたような気もします。
何も残らないのも水と土の氾濫によりできた新潟という土地柄、できては壊れの繰り返しだったことを考えれば、それもまた「みずつち」なのだと思っています。せっかくの作品だからもったいないけれど。


今回ももちろんスタンプラリーのコンプリートを目指しています。
なんと、前回の芸術祭では、雨ざらしでスタンプが全然押せないという事態になっていたスタンプが、今回はちゃんと台が設置され、しかも雨除けの屋根までついているという極限進化を遂げていました。地味に嬉しい。










さっそく幾つか巡っていますが、地図を見て作品を探しに行き、あ!これだぁ!と発見し、スタンプをゲット。
この流れは宝探しのようで、やはり楽しいです。
開催前は情報収集にと、公式SNSやサポーターのSNSを見ていたんですが、いざ始まってみると、まだ見ていなくて「どんなのがあるのかなぁ」とガイドブックのラフスケッチ等を見て想像しているのに、作品の写真がドンドンアップされていく……ああ、こりゃあいかんと全部リンクを外しました。情報は欲しい、しかし「宝物」の詳細は見たくないというジレンマ。情報発信の難しさというのを感じております。
俺も見に行った作品はすべて写真に収めているんですが、俺と同じようにやっぱり見たくない人もいるだろうと思い、大量に撮影しますが、ブログに載せるのはほんの数枚で、ほぼ自分の保存用になっています。あとは人の作品を写真で撮って使うのは、なんとなく他人のふんどしで相撲を取っているような気がして、いつも悩んでしまうんです。


ガイドブックを入れるのにジャストサイズなサコッシュは、雑誌「山と渓谷」の付録です。ここにパスポートとスタンプシートを入れ、芸術祭の間は持ち歩くことにしました。
今回の作品撮影はすっかりお気に入りの【Cyber-shot DSC-RX0】ですべて撮影することにしました。前回の芸術祭では【NEX-7】+【ZEISS Touit 2.8/12】ですべて撮影しましたが、そのレンズは手放してしまったし、今回は機動性重視で。単焦点1本で作品を撮るのは非常に難しいのですが、前回それをやってとてもいいトレーニングになったと思っているので、今回も単焦点1本と決めました。撮るのは難しいけど、どう収めるのかを考えながら作品の周りをグルグルまわるのもまた楽しいのですよね。


今年の芸術祭も、終了まで楽しみたいと思います。
さぁいったい、今回はどのくらい「知らない新潟」を知ることができるのでしょうか?ワクワクの宝探しです。

公式情報は下のリンクから↓
「水と土の芸術祭2018」公式サイト


【Cyber-shot DSC-RX0】

コメント
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