■本日も舞鶴基地一般公開
大晦日に展開した舞鶴基地、正月三ヶ日と土日が重なったことで、本日まで連日一般公開。自衛隊桟橋は舞鶴市の観光名所の一つである。
地方隊の護衛艦より撮影した自衛艦旗とミサイル艇。旭日旗が眩しい。
舞鶴基地には、第3護衛隊群旗艦「はるな」を中心にミサイル護衛艦「あたご」を除く舞鶴在泊艦艇、地方隊の護衛艦三隻、掃海艇三隻と、ミサイル艇二隻、補給艦「ましゅう」などが在泊。ミサイル艇一隻が出港していた模様。
お正月ということで門松が飾られている。イージス艦「みょうこう」の門松が、艦橋と相まって見事だったので元日に掲載したが、ミサイル艇にも門松が置かれている。乾舷が低いことで3インチ砲と門松が一枚に収まっている。それにしても見事な冬晴れ、翌日は雪だったとのこと。
桟橋に、護衛艦ごとに門松が並ぶ。一般公開の護衛艦を見学した際に鏡餅も置かれていたので、まさに日本の正月である。艦内の食事も、お雑煮とか、おせち料理的なものが出たりするのだろうか。これだけ見事に晴れているにもかかわらず、ご覧の通り見学者が少ないのは荒天の天気予報のためだろうか。
聞くところでは、協力会の人たちや地元の人たちの参加のもと、餅つき大会を行う部隊もあるということで、こういったときの交流が災害派遣の際には以心伝心の大きな意義を持つ、という話を聞いた事がある。
舞鶴市役所裏の駐車場から掃海艇桟橋を望む。掃海艇桟橋は一般公開されていなかった(通常の土日一般公開でも護衛艦が停泊している北吸桟橋が一般公開され、掃海艇桟橋は一般公開されない)。写真を良く見ると、夜間電飾の準備はされていないことがわかる。
掃海艇のマストを良く見てみると、正月飾りが先端につけられていることがわかる。
ちなみに、一見正月ののどかな光景に見えるこの舞鶴基地であるが、掃海艇や護衛艦の応急艦に指定されている艦艇は、常に何かの自体があった際には出動できるよう待機しているとのことである。
HARUNA
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